令和6年度 兵庫県高等学校総合体育大会(女子サッカーの部)に出場しました!

今年度の女子サッカー部は3年生3人、1年生1人の計4人で活動をスタートさせています。本校のメンバーだけでは試合をすることも難しい中、有馬高等学校の皆様の温かいご厚意により合同チームという形で兵庫県総体に出場することができました。
大会は2回戦敗退という結果に終わりましたが、限られた時間の中で合同練習会や練習試合などを通して着実にひとつのチームになっていく生徒達の姿は頼もしく、彼女達自身も校外での繋がりを通じて様々な刺激や成長のきっかけを得ることができたのではないかと感じています。

以下、各試合の結果と概要です。

【 5/11  vs 三田祥雲館高等学校    ◯ 1-0 】

開催地が淡路島だったということもあり、かなり強めの海風が吹き荒れる中での試合となりました。
前後半ともに互いに譲らない展開が続き、0-0のまま70分が終了。延長戦(計20分)に突入しました。
延長前半が始まって数分後、相手ゴール前での攻防の中、我がチームが誇るエースが華麗なターンから冷静かつ正確なシュート。待望の得点を挙げました。
幾度となく大ピンチを迎えながらも、なんとか全員で大切な1点を守りきり、無事初戦を突破しました。

【 5/18  vs 六甲アイランド高等学校    ● 0-5 】

晴天に恵まれ、むしろ恵まれすぎてかなり気温が上がる中での2回戦。昨年ベスト4の強豪、六甲アイランド高校との戦いです。
試合開始から相手チームの猛攻を受けながらも随所に素晴らしいプレーが光り、攻められては押し戻し、時に相手のゴールに迫る場面も見られました。
試合が終わってみれば0-5とレベルの差を見せつけられる結果となりましたが、チームメイトを鼓舞する声を掛け合いながら格上の相手に向かっていく姿、最後まで得点を目指して走り切る姿は見る人に勇気を与えるものだったのではないかと感じます。

県内の女子サッカー部はほとんどの学校が部員不足に頭を抱えながら、合同チームという形をとりながらなんとか活動の機会と環境を維持しています。
自校のメンバーだけで大会等に出場できない高校が多く存在する今の状況が厳しいことに違いはありません。しかし、日々の活動を通して他校の生徒や指導者との繋がりを持てるという点は、部員数が少ないからこそ生まれる魅力でもあると思っています。

サッカーを通じて自分の世界を広げてみませんか。いつでも部員募集中です。

そして最後になりましたが、有馬高等学校の皆様のお力添えのもと本校生徒は大きな経験を積むことができました。改めて、厚く御礼申し上げます。

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