3学期が始まりました。今日の始業式は、各クラスに分散して、モニターを通しての放送に逆戻り。2学期の終業式は、久々に全学年揃って体育館で行なっていたので、残念でした。でもこれだけ急速にオミクロン株の感染が広がっている状況ですから、校内での感染拡大のリスクを下げるためは、仕方ありませんでした。

3学期は年度の締めくくりの学期です。3年生は今月20日から最終考査、2年生は19日から修学旅行、1年生にとっての後輩たちは2月と3月に入試、と重要な行事が予定されています。でも、新型コロナ感染症の拡大は待ったなしです。
今日の生徒たちの状況は、家族が陽性の生徒と、発熱の生徒が、わずかにいただけでしたが、今後どうなるのかは心配でなりません。実は冬休み中、教職員にも感染者が出て、保健所から、自宅待機や検査の指示が出ました。先生方は指示通りに動き、その結果、全員の陰性が確認されています。しかし今後は、オミクロン株に対する保健所の対応が、今までとはかなり違っていたことを頭に置かねばなりません。マスクありの2,3分の会話でも濃厚接触者に、数十秒の挨拶程度でも自宅待機になりました。最終的には陰性とわかったとしても、それまでの数日から2週間は自宅待機だったので、感染したのが教員でも生徒でも、人数が多くなれば、3学期の重要な行事を予定通り行なうことが難しくなります。
だからこそ、基本的な対策と、規則的な生活リズムつくりを今まで以上に積極的に行ない、今日から始まった3学期を、前向きに乗り切りましょう。宝塚東高校の生徒と教職員、更にその保護者や家族、また更にはその関係者、全員の協力が必要です。こんな状況だけれど、多くを学び成長した、そんな経験ができれば、必ず今後に生かせる経験になるはずです。 (校長)
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