本日12月19日(金)は2学期終業式。無事に今日を迎えることができ、大変嬉しく思います。生徒だけではなく、本校を支えていただいている保護者の皆さま、地域の皆さま、本校の職員に感謝です。
終業式では、2つのことを話しました。まず、今年の本校を漢字1文字で表現すると、「初」。駅伝競走大会但馬地区予選において女子が開校以来初優勝するなど、いくつかの「初」がありました。初めてのことを成し遂げ、取り組んだことで、最後までやり切る「努力」「覚悟」、一から作り始める「発想力」「柔軟さ」「情報収集能力」、そして「行動力」など様々な力が身についたと確信しています。今後も「初めて」にチャレンジし、成長していってほしいと思います。
次に、「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」という明治の文豪、井上靖さんの名言を紹介しました。努力する人は「〇〇を実現したい」と未来を語りますが、努力をしない人は愚痴や文句しか言わず、現状をより良く変えるための努力をしません。やりたくないから不満を言う、というのが本当かもしれませんね。しかし、努力している人は輝いて格好よく見えませんか。それは、「希望」に意識を向けて頑張っているからです。今年を振り返ると、「希望」と「不満」のどちらを口にすることが多かったでしょうか?新年からは、私も含めて村高生全員が「希望」を語ることの多い人になることを願っています。
最後になりましたが、皆さまのご協力のお陰で生徒が生き生きと学校生活を送ることができました。心よりお礼申し上げます。引き続き、来年もご支援くださいますようお願いいたします。
*写真は、式辞の途中のものです。体育館は暖房もなく大変寒かったのですが、全員がしっかりと私の方に顔を向けて話を聞いています。講演に来られる外部講師の方々からも、「村高生は頷きながら話を聞いてくれる」と褒めていただくことの1つです。
