村高DAYS 138 1年高齢者疑似体験&認知症学習

12月16日(火)、1年生を対象に高齢者疑似体験&認知症学習を実施しました。

3時間目に1組が高齢者疑似体験、2組が認知症学習、4時間目に1組が認知症学習、2組が高齢者疑似体験を行いました。

高齢者疑似体験では視野が狭くなるゴーグル、肘や膝が曲がりにくくなる装具、指の感覚を鈍くするために軍手などを身に付け、折り紙を折ったり、杖を使いながら廊下や階段を上り下りしました。

認知症学習では講義だけではなく、お芝居など工夫していただき、高校生に分かりやすく教えてくださいました。

「相手の心に寄り添う」とはよく言われますが、他の方の気持ちは完全に理解してあげられるようで、理解できない部分もあります。それは、その経験がないからです。というわけで、今回、高校1年生にその機会の1つを準備しました。短い時間でしたが、高齢者の方への理解を深めるとともに、他者の気持ちを理解して行動に移し、また共生社会をつくる一員としての意識を持ってくれたと信じています。明日から、いえ、今からこの学びを実行に移していってください。

最後になりましたが、香美町社会福祉協議会の村岡支所ならびに特別養護老人ホームむらおかこぶし園の皆さま、心よりお礼申し上げます。