先週から、村高はカメムシ祭り、カメムシ・パラダイスです。
このカメムシ、玄関の階段やトイレ前のちょっとしたスペースに大量発生しています。他地区に比べると多いようで、講師の先生からも「〇〇(地区)には、こんなにはいないよ。」と言われました。村岡はカメムシにとって生存しやすい場所なのでしょうか!?
さて、村岡では「カメムシ」のことを「じょろ虫」と呼びます。高校入学後、同級生に「じょろ虫」という言葉が通じず、これが方言であることを知りショックを受けました。調べてみると全国各地でそれぞれの呼び方がああるようです。
では、なぜ「じょろ虫」と呼ぶようになったのでしょうか?以前、村岡高校に勤務したことのある先生から次のような話を聞きました。「昔、村岡の人たちは「カメムシ」のことを「お嬢さん」と呼んで捕まえていた。そうすると、臭いにおいを出さなかったから。そして、その「お嬢さん」が変化して「じょろ虫」になったんだ」と。ネットには、「じょろ虫」の起源は「「女郎虫」とされ、女性を表している。カメムシは種類によっては見た目が鮮やかなものがあり、女性の美しさを表す意味でこのような名前になった」という説明がありました。真実は謎ですが、面白いですね。ちょっとしたことですが、「カメムシ」に鮮やかな色を持つ種類があること、全国的に呼び名が様々あること、そしてそれらの語源などを知ることができました。また、ここには載せませんでしたが、臭いにおいについても様々なことが分かりました。
生徒には日頃から「どうしてだろう?」と疑問を持つ力、またその疑問を追求する力、更には批判的思考力(クリティカルシンキングとも言う。情報や主張を客観的に分析し、論理的に評価する能力であり、物事を多角的に捉え、根拠に基づいて判断を下す力)をぜひ身につけて欲しいと思っています。それは必ず新しい発見や、新たな世界を見せてくれるはず。高校生には人生の選択肢を増やすことにも繋がるでしょう。自己の可能性を広げてくれることを願っています。