今年も、この時期がやってきました!小代区にある「うへ山の棚田」の稲刈りです。今までに田植え、草取り等を体験し、9月12日(金)は稲刈り。稲を刈り、運んで、それを束ね、天日に干す、この一連の作業を行いました。今回も腰をかがめての作業が多く大変でしたが、生徒には自分たちで育て収穫したお米に対して格別の思いが生まれたようです。
米は漢字のとおり「八十八」の工程があり、それを経てやっと口に入ります。本当に大変な作業です。また、昔からお米一粒一粒には7人の神様がいると言われています。神様には具体的な名前はありませんが、「水、土、風、虫、太陽、雲、作り手」という7つの要素が稲作を行う上で欠かせない存在であり、自然の大切さと人の手による努力を象徴しています。1年間の机上での学びとこれらの体験を通して、農作業の大変さや収穫することの喜び、またお米の有難み(食べ物を粗末にしない日本の風習)を理解してくれたことと思います。
今年度も武勇田の小林様にご協力いただきました。ありがとうございました。






