村高DAYS 70 2学期に向けて 

 2学期が始まるにあたり、Dorothy Law Nolte(ドロシー・ロー・ノルト)さんの「子は親の鏡」とう詩をご紹介します。これは天皇陛下が皇太子時代に記者会見で紹介されたので、ご存じの方も多いと思います。

 「教育」は、家庭だけではなく学校や地域の3つが連携して担っていくもの。この詩の中にある「家庭」という言葉を「学校」や「地域」に、また「親」を「先生」「周囲の人たち」にも変えることができるのではと考えます。「生徒は学校の鏡」。引き続き、村高らしい、村高だからこそできる教育活動に取り組んでまいります。保護者の皆さま、地域の皆さま、今後ともご協力をお願い申し上げます。

「子は親の鏡」

けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる
乱暴な家庭で育つと、子どもは乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもは人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレやすい子にはならない
誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもはやさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる