7月17日(木)、本校の職員が村岡中央公民館館長の岡様にもご協力いただいて、水上地区の昆陽川の草刈りに行きました。(あまりにも多くの草が生えていたため、18日は刈った草を回収して捨てる作業があります。)
これは、7月23日(水)に地域学入門(1年)で実施する「水生昆虫」授業の準備です。当日は生徒が川の中に入り、石の後ろ等に隠れている小さな水生昆虫を捕まえ、学校に持ち帰って観察します。観察には毎年村岡小学校の児童の皆さんも参加してくださり、小学生と高校生の交流が生まれています。
安全に授業が実施できるよう、この作業は欠かせません。暑い中にもかかわらず本当にありがとうございました。
生徒の皆さんには一つひとつの授業実施に向けて(授業だけではありませんが)先生や地域の方が見えないところでどれほど手をかけてくださっているのか、そしてそのおかげで他校ではできないことを経験できているのかを知り、学びに向かって欲しいと思います。また、このようなことを知ることで、次回からはどのような事前準備がなされているのかを想像し、感謝して様々な活動に取り組んでくれるものと信じています。これは、人間性や社会に出たときに必要とされる力を育成する第一歩です。