北高 校長室を出て 115 R1修学旅行#11
《4日目 令和2年1月18日 土》その3 最終回
予定通り、大阪国際空港(伊丹空港)に着きました。今は解散して北高方面に向かうバスの中にいます。
今回の修学旅行、お陰さまで大きな事故等なく、無事に終了することができました。保護者の皆さまをはじめ、関係の皆さまに心から感謝申し上げます。
期間中、予めお知らせしていたように、できるだけ克明に「現地レポート」を続けたかったのですが、(言い訳となってしまいますが)引率団の一員としてなかなか時間がなく、多くは教員たちも解散した深夜の作業となりました。
もし新しい記事を求めて何度もアクセスしてくださった方があったとすれば、お詫び申し上げます。
《以下は余談です》
今は、「ブログ」という便利なシステムが普及していて、修学旅行などでは、当たり前のように(今回のように)現地の様子を知ることができるようになりました。
しかし、ブログなど存在もしなかった「大昔」20年前、少なくとも兵庫県立学校で、このようなことを実行した最初の人間は、この私だと思っています✋(違っていたら教えてください・笑)
平成12年度(2000年度)、当時は、県立学校で「ホームページ」を持たない学校は、まだたくさんありました。
私がその前年度に赴任していた高校にはホームページがなく、その年度7月、私はまず、その学校のホームページを開設しました。
その上で(最初から予定していたのですが)、8月に引率した「オーストラリア研修」で、オーストラリア現地から直接ホームページを更新する形で、保護者・関係者に現地の様子をお知らせしました。まだ全家庭にインターネット接続があるとは限らない頃でしたが、保護者の反響は絶大でした。
ブログなんて影も形もない頃で、電話回線を使った「ダイヤルアップ」というシステムが一般的でした。今と比べると、正に比較にならないほど低速です。おまけに、今では考えられないことですが、当時は、外国からもダイヤルアップでFTPができたのです(なので現地からのサイト更新が可能だった)。
続いて、その年度の今頃、2年生の蔵王へのスキー修学旅行でも、同じ方法で、「現地レポート」を行いました。このときは、関係保護者の数が8月より圧倒的に多く、反響(アクセス数)は、更に大きなものとなりました。
付け加えると、この年度の12月には学校のホームページの「iモード(懐かしい✨)版」も開設しました。
そんなわけで、この2000年度より今回に至るまで何度か、同様のことを繰り返してきたわけですね。
とんでもなく長い無駄話になってしまって申し訳ありません❗
ここまで付き合ってくださった(読んでくださった)皆さま、ありがとうございました❗
「北高 校長室から」から、「北高 校長室を出て」と、一部改題してお送りしてまいりました修学旅行レポートは、これで終わらせていただきます(また元の「北高 校長室から」に戻ります)。
再度、ありがとうございました❗
兵庫県立神戸北高等学校 校長 長澤 和弥