STEAM

令和4年度SSH研究発表会

2月1日に加古川市民会館にてSSH研究発表会を実施しました。理数科課題研究、普通科探究、自然科学部、STEAM特講でこれまで研究してきたことを、ポスター発表と口頭発表の形で行いました。た。

口頭発表の発表班とタイトルは以下の通りです。

◆普通科「探究」 8J2(人文科学)班  「表象としての富士山 -富士山は本当に高いのか-」

◆理数科「課題研究」 空間科学班 「道路特性による屋外広告の空間的分布特徴の解明」

◆理数科「課題研究」 物理B班 「液面に浮かぶ液滴のメカニズム解明」

◆理数科「課題研究」 数学班 「多人数における新たなじゃんけんの考察」

◆STEAM特講地域デザイン班 「地産地消で地域活性「大丈夫、それ明石がやる。」」

◆自然科学部 化学班 「炭酸水素ナトリウムを用いたソルベー法の検証」

◆自然科学部 地学班 「ため池の底泥からマイクロプラスチック(MP)の変遷を辿る」

発表後には質疑応答がありましたが、次々と生徒の手が上がり途切れなく質問が続きました。発表者も適切に回答をしました。このように全体発表の場であっても、生徒が積極的に質問をできる環境にあり、その場を生徒が楽しんで取り組んでいるのが、加古川東高校の一番の特徴だと感じました。

令和4年度 STEAMオープンデー

8/19(金)、STEAMオープンデーが開催されました。

VRゴーグル体験、micro-bitで電子工作、3Dプリンタでネームタグ作成、レーザー加工機でゴム印作成、の4つの講座で体験教室が行われ、中学生60名の参加がありました。

初めて足を踏み入れる東高の教室に少し緊張しながらも、高校生ボランティアにサポートしてもらいながら楽しんで体験できたようです。

暑い中、ご参加いただきありがとうございました。

夏休みSTEAM特別講座説明会

6/2(木)の昼休み、夏休みに開講されるSTEAM特別講座の説明会が行われました。

今年度も、レーザー加工機や3Dプリンタの体験教室、人権フィールドワーク、ビッグデータから地域へ政策提言する地域デザイン、臨海合宿など、計27の様々な特別講座が開講されます。

STEAM特講「VRで創るミライ」

「春の特講」と題し、STEAM特講を開講しています。3月7日(月)に70回卒業生の髙木さんをお迎えして、VRの世界を体験しました。本校は、Oculas Quest2を23台配備しています。東播磨県民局から提供頂いた明石海峡大橋の360度動画を視聴するなど様々なVRコンテンツを体験しました。後半はVRの現状を知り、自分たちが考えるVRを利用した未来のコンテンツを考えました。

【生徒から出た未来のコンテンツ】
・リアルなおままごと(バーチャルで火などを使う)
・VR小説(主人公、サブの人など視点を変える)
・VR実験(危険性や材料費を減らせるメリットがある)
・障がい者の視点を体験する
・密着映像の進化版で誰かの生活を1日体験する
・スポーツの視点を変える(剣道でやられている方の視点、ボールの視点など)

STEAM特講「地域デザイン」のチャレンジオープンガバナンス2021での受賞

東京大学公共政策大学院が主催するチャレンジオープンガバナンス2021の最終公開審査が3月6日にあり、STEAM特講地域デザインの3班が高い評価を受けました。

靴下班はファイナリスト11チームの中で全国1位に相当する総合賞と、学生賞、オンライン投票金賞を受賞しました。

空き家班はセミファイナリスト10チームの中でオンライン投票銀賞(2位)を受賞しました。

陰陽師観光班はポスター展示発表20チームの中でオンライン投票金賞(1位)を受賞しました。

「データ・デザイン・デジタルで地域課題解決に市民が迫る!」がキーワードの本大会のファイナリスト11チーム中、高校生主体チームは本校のみでした。他は地域創生を社会で実践しているNPO、市民団体、大学院生等の発表で、その中の1位は非常に価値があります。本大会史上でも学生が1位を受賞するのは初めてだそうです。

STEAM特講「地域デザイン」の加古川市役所での発表会

2月22日にSTEAM特講地域デザインで考えたアイデアを加古川市役所にて加古川市長をはじめとする市職員、近畿経済産業局、民間企業などの関係者に対して発表しました。

発表したアイデアは、空き家班「空き家から産業創出へ!」、地場産業PR班「加古川市の地場産業 靴下の振興へ」、陰陽師ツーリズム班「陰陽師で永続的観光~蘆屋道満のふるさと・兵庫県加古川市~」の3つです。7月~8月に実施したSTEAM特講においてビッグデータを元に分析した課題を、インタビュー調査やアンケート調査も加えて、より実現可能な提言としました。今年度はNEC(株)の社員の方のアドバイスも受けながらブラッシュアップしました。

発表後には加古川市長様や、近畿経済産業局地域経済部長様からも講評をいただき、高校生の提案が地域創生につながる具体的な政策になるためのアドバイスをいただきました。