理数科 / SSH

平成30年度 理数科・SSH説明会

平成30年度理数科・SSH説明会が行われました。

校長挨拶につづき、第1部として、理数科2年生が、理数科のカリキュラムや課題研究、授業について、パワーポイントを使ってわかりやすく説明。理数科3年生の課題研究「淡水性シアノバクテリアによる海への溶存鉄供給」の口頭発表。台湾研修参加者による研修報告が行われました。

第2部は、グループに分かれて教室で、理数科3年生と自然科学部の課題研究発表と、現在進行中の理数科2年生の研究報告を聞きました。

第3部は中学生と本校生徒による地区別座談会が行われました。少人数で輪になっての座談会で、中学生からの質問に理数科生徒が丁寧に答え、理数科の受験を経験した本校生徒の生の声を聞いてもらうことができたようです。

      

2年生理数科「理数地学」特別授業

2年生理数科「理数地学」で特別授業が行われました。

龍谷大学文学部教授で気象予報士の滋野哲秀先生に講義していただきました。先日の西日本豪雨のメカニズムや、天気図の読み方、風の吹き方、前線のできる仕組み等々、大変丁寧に教えていただきました。

   

1年生理数科「科学を考える」特別授業

1年生理数科の「科学を考える」の授業で特別授業が行われ、神戸大学の林創准教授に、「研究を進める上でのクリティカルシンキングの重要性と認知バイアスへの注意」と題して、特別講義をしていただきました。

学術的文章を読むにあたっての読み方のポイントや、リサーチリテラシーを身につけるにはどうすればよいか、陥りやすい思いこみから脱却するには何に気を付けるべきか等々、たいへんわかりやすく講義していただきました。大学の講義並みの時間も集中して耳を傾け、あっという間の2時間でした。

 

1年生理数科「課題研究基礎」特別講義

1年生理数科の「課題研究基礎」の授業で、京都教育大学の村上教授による特別講義が行われました。

「紙コップ底の湯気」について、グループで仮説検証を行いました。自分たちがたてた仮説をどうやって検証していくか、試行錯誤しながら、合間に村上先生からヒントをもらってはお互いの意見をつきあわせ、いろんな器やお湯と格闘していました。

     

理数科交流会

理数科の学年間のつながりを作り、1年生に理数科の授業や生活についてのアドバイスをする交流会を行いました。
まずは、1、2年生合同の班を編成して、共にグループ課題に取り組みました。学年の垣根を越えて活発に意見を出し合っていました。理数科で1年間学んだ先輩達の論理的な思考力や、分かりやすく発表する能力を実感してくれたはずです。また何よりも、課題について意見を出し合って議論することがとても楽しいということが分かったはずです。この知的好奇心を大事にして、これからの理数科での活動に取り組んでもらいたいたいです。
次に、出身中学や地域ごとの班を作り、1年生が先輩に何でもざっくばらんに質問ができる座談会を行いました。ここからは、3年生の有志も加わりました。1年生の質問に対し、2、3年生は自身の経験を元にアドバイスを熱く語っていました。
最後に、科学オリンピックなどに挑戦した3年生の先輩の話を聞きました。理数科3年生の話は刺激的で、1年生だけでなく、これから課題研究に取り組む2年生のモチベーションも高まりました。
加古川東高校では、理数科生徒の縦のつながりをより緊密にして、お互いに刺激を与えられる関係を構築する取り組みをこれからも実施していきます。

   

 

平成29年度英語による課題研究発表会

平成29年度英語による課題研究発表会(兼「理数英語プレゼンテーション」発表会)が行われ、2年生理数科の生徒が英語で課題研究の発表を行いました。他校の先生方や16名のALT(外国語指導助手)も発表を見に来てくださり、英語での質疑応答も活発に行われました。

    

平成29年度 SSH研究発表会

平成29年度SSH研究発表会が加古川市民会館で行われ、2年生理数科と自然科学部の生徒が研究の成果を発表しました。

小ホールで課題研究の8班、自然科学部の7班の計15班のポスター発表があり、参加者に研究の内容を詳しく説明しました。

大ホールでは、先日のクラス内発表会で選ばれた課題研究3班と、自然科学部2班が口頭発表を行いました。質疑応答も活発に行われ、今後の研究の課題等につながったようです。

口頭発表班の研究テーマは以下のとおりです。

  • 課題研究1班:「家庭用小型風車の効率化 羽根のアスペクト比に注目して」
  • 課題研究5班:「淡水生シアノバクテリアによる海への溶存鉄供給」
  • 課題研究7班:「加古川下流域における内水氾濫の危険性~実用的なハザードマップ作製に向けて~」
  • 地学班(真砂土):「花崗岩体での植生による土砂災害抑制効果」
  • 物理班(水波):「水面波で浮遊物が動くメカニズムの考察」

 

2年生理数科 課題研究クラス内発表会

2年生理数科の課題研究クラス内発表会が行われました。

パワーポイントを使って10分間のプレゼンテーションを行いました。その後の質疑応答では次々と手が挙がり、参加した1年生理数科の生徒からも質問が相次ぎました。

今回のクラス内発表で選考された3つの班は、1/30(火)に市民会館で行われるSSH研究発表会で口頭発表を行います。

各課題研究班の研究テーマは以下の通りです。

  • 1班:「家庭用小型風車の効率比 羽根のアスペクト比に注目して」
  • 2班:「新しい堤防の提案~南海トラフ地震に備えて~」
  • 3班:「寒天を用いたシートとその利用法」
  • 4班:「紙のホワイトボード化」
  • 5班:「淡水生シアノバクテリアによる海への溶存鉄供給」
  • 6班:「プラナリアの摂食行動について」
  • 7班:「加古川下流域における内水氾濫の危険性~実用的なハザードマップ作製に向けて」
  • 8班:「効率的なバイアス検出アプリケーションの開発」

1年生理数科 「ロウソクの科学」の再演

1年生理数科の授業で、「ロウソクの科学」の再演が行われました。

かがく教育研究所(ファラデーラボ)から講師の先生が来てくださり、150年前のファラデーのクリスマスレクチャーの再現が行われました。ファラデー役のイブ先生はファラデーが話した言葉にできるだけ忠実に全て英語で講演してくれました。生徒達は、ロウソクの幻想的な灯りの中、150年前にタイムスリップした気持ちで熱心に聞き入っていました。

   

1年生理数科 ミニ課題研究発表会

理数科1年のミニ課題研究発表会がありました。

2年生からの本格的な課題研究の実施に向けて、10月から紙や水など身近な素材を用いてミニ課題研究に取り組んだ成果の発表です。

問いを見つけ、仮説をたてて実験で検証し考察する。そして、その結果をポスターにまとめて発表しました。

初体験の「研究」に四苦八苦しながらも班のメンバーで力を合わせて頑張っていました。

発表でも、原稿を丸暗記するのではなく自分の言葉で説明する姿勢が見られました。

また、質疑応答でも、他班の発表に対しても積極的に質問し、発表者も精一杯答えていました。

今回のミニ課題研究で身につけたこと、失敗したことをしっかりと振り返り確認して、来年度や大学進学後の研究に活かしてもらいたいと思います。

ミニ課題研究のテーマは以下の通りです。

  • 紙ペラ大作戦
  • 視野制限による反射速度の影響
  • 濡れた紙を効率よく乾かす方法
  • 紙モデルを用いた強度のある橋の構造
  • 製氷方法の違いによる氷の摩擦の大きさの変化
  • 紙飛行機における羽の角度と飛行距離の関係性
  • 紙の構造と耐久性の研究
  • どんな紙が皮脂汚れを吸収しやすいのか
  • 唾液によるトッポの匂いの変化
  • どんなサイズの紙飛行機がよく飛ぶのか