2年生ゆめいく「朝来市との対話」班は、先日開催された「高校生議会」に出席しました。
高校生議会は、朝来市議会が主催となって毎年行っている行事です。
和田山高校の生徒と生野高校の生徒が集い、普段は入れない本会議場で質問をしたり、議長席に座り議事進行をしたりするという貴重な体験をしてきました。
議会に先立って、駅の利便化 や活性化、買い物をする場所の設置など、身近なところから市に対して取り組んでほしいことを考え、文章にまとめました。
朝来市議会議員の方を相手に、市政に対する一般質問を投げかけ、それに対して、多くの準備をしていただき答弁を返していただきました。
この経験を通じて、生徒たちは、政治や行政は暮らしと地続きであること、自分たちも町づくりの一翼を担っているということが感じられたと思います。
本日、コンソーシアム・PTAの方々にも来校して頂き、本校の探究活動である「ゆめいく」の中間発表を行いました。
１年生:自分の居住地である地域についてSWOT分析をした結果に基づき、地域の特徴や課題を発表
２年生:各班のテーマ「ご当地グルメ開発」「地域に眠る空間のデザイン」「朝来市との会話」「イベントをもっと盛り上げるには」「ご当地グッズ開発」「ゆめいくバーガー開発」「播但線の廃線を防ぐには」「図書館の利用を増やそう」における目的、今進捗、展望についての発表
３年生:今までのゆめいく活動およびそれで身につけたものについて、それぞれのキャリア形成に応じた自己ＰＲの手段として「ゆめいく」の活動を表現する発表
今回頂いたご意見・アドバイスをいかして、今後も活動に取り組んで欲しいと思います。
本日、本校卒業生で３期生の谷藤眞佐恵さんにお越しいただき、生野伝統の七夕飾りを作っていただきました。
生野の七夕飾りは、「七夕さん」と呼ばれ、二本の笹飾りを立て、その間に麻のオガラを渡し、千代紙などで作った笹飾りを掛けます。特徴は、三角頭の人形飾りで、これを紙衣（かみごろも）と呼びます。その下に文机を出して、ナスやキュウリなどの夏野菜を供える七夕飾りです。これらを天の二星にお供えします。これは、初節句を迎える子供が着るものに困らないように、裁縫が上手になるように願って飾られました。
本校では、旧暦の7/7にあたる8/10まで生徒昇降口に飾る予定にしています。来校される際は、ぜひご覧ください。
