令和2年9月14日GR・RRE「英語によるプレゼンテーションの技法」

本校講堂において、普通科グローバルリサーチ受講者(1年)と創造科学科5期生(1年)を対象に、神戸市外国語大学教授の野村和宏氏をお招きし講義を行って頂いた。内容は辞書を引く意味やプレゼンテーションの技法、スピーチをする上での注意点などについて、オールイングリッシュで講義をして頂いた。また、講義の合間に即興スピーチの実践やグループワークも行った。なお、感染予防をしながらの英会話レッスンをするために、今回はマウスシールドを着用をして授業を実施した。

〈生徒感想〉

英語を話すには、スポーツと同じように準備運動が必要だということが、当たり前だけどわかっていなかった。また、自分の発表を聞いてもらうためには、まず自分が聴衆に語りかけるように、顔を上げて話すことが大事になるのだとわかった。自分ではやっているつもりでも、あまり出来ていなかったのだと気づいたので、さらに意識して伝わるようにしていきたい。

先生が中学3年生の頃に、万博に1人で出かけて多くの外国人の方と喋ったと聞き驚いた。これを聞いたときに、やはりネイティブの方と直接喋ることが大切であるかを再確認した気がした。だからこれから積極的にALTの先生と会話をしたり、外国の方と話す機会を自ら作っていきたいと思った。

英語は文法やルールを学ぶだけではなくて、何回も何回も使うことが大切で、今の自分はインプットしかできてないのでもっとアウトプットするようにしたい。また、毎日英語に触れることが大切なので、教えてもらった朝練特訓メニューを活用するようにしたいと思う。

一番印象に残っているのは、良いスピーチやプレゼンはアドリブのように見えるものだということです。たくさん準備をして発表内容を自分のものにすることで自信がつき、自然に話すことが出来たらそれが理想だと思う。聞き手の反応を見ながら話したり、表情やジェスチャーを交えながら話すことで聞き手側は語りかけられているように感じる。それがアドリブのように見えるということだと思います。大勢の前で話すときも、ただ用意したものを読み上げるだけでなく、聞き手がいることを意識して話したいです。

辞書の話はとても興味深かったです。「言葉」という単純そうで複雑なことについて調べることも将来、楽しそうだなと思いました。中学の頃から人前で話したりする機会は多かったのですが、ただ話すだけでなく伝えることが大切なのだと改めて気づきました。人前に立つと緊張してしまいますが、準備と練習を繰り返し、自分のものにすることで相手により良く伝えることが出来るのだと実感しました。

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令和2年9月9日創造応用ⅠS「探究活動3回目」

<物理> 本校において、大阪大学小田原先生、下田先生、大学院生木村さん、とZoomをつなぎ、お互いに自己紹介をした後、前回までに考えたテーマに関して生徒から説明し、それぞれのテーマに対して助言をいただいた。各テーマを考察する際の物理的な視点に関するアドバイスに加え、高校生の課題研究として取り組めそうなものなのか、どのような発展性が考えられるのかといった点について意見をいただき、その上で議論を行った。この日の話し合いの中では、テーマを決定することはせず、テーマ案をさらに具体的、詳細に検討することを次回までの課題とした。

<化学> 化学の探究活動3回目は、今年もご指導いただく神戸大学大堺先生とオンラインで指導していただいた。まず初めに蛍光についての講義をしていただいた後、事前に準備した質問に答えていただき、蛍光物質の明るさを測定する方法や今後の調査方法についてアドバイスいただいた。次回はブラックライトで紫外線を物質に照射して蛍光の様子を写真に撮り、色を比較してみることになった。

<生物> 生物の探究活動3回目は、今年もご指導いただく神戸大学洲崎先生とオンラインで指導していただいた。まず洲崎先生からユーグレナを用いて植物のさまざまな生態を調査していく例をわかりやすく説明していただき、後半は生徒たちが議論する中で出てきた疑問や質問を洲崎先生に伝え、アドバイスいただいた。次回はテーマをもう少し絞っていくことになった。

<数学>本日は神戸大学の稲葉先生にオンラインにて「検定の最適性」をテーマに講義をしていただきました。検定を行う際、棄却域をどのように設定すればいいかをサイコロやコインを例にとり、演習を行いました。 また、個別で研究したいテーマの相談も行いました。

<観光データ>3回目は、テーマ設定のための調べ学習を行った。今回は、観光予報DSとプラットフォームが使えるようになったため、それの使用感を確認した。データをグラフや地図を使った図で可視化することができるので、いろいろなサイトで検索し、自分で集計する手間が省けるので、効果的に使えた。また、テーマについては、オリンピックを取り上げ、観光客の増減について検討するという方向性に決まった。プラットフォームを活用しながら、3人で研究テーマについて議論を進めた。 今後は、テーマに関する、現状や背景について検討する。

<都市工学> 都市工学の探究活動3回目は、主にテーマ設定のために議論を費やした。都市空間の中での音と人を結びつけたいということ話から、最終的に駅の構内等で流れる視覚障碍者支援のために設置されている“盲導鈴”をテーマに研究を進めることに決まった。どの駅を調べるか、どのような調査が必要かなど、次回の授業で考えねばならないことを少しだけ洗い出して、今回の授業を終えた。

以下写真。左上から順に 、物理①、物理②、化学、生物①、生物②、数学、観光、都市工学①、都市工学②

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令和2年9月4日 RRE「外国人留学生との交流会」

本校同窓会館及び会議室において、創造科学科5期生(1年生)40名が兵庫教育大学に留学している教員研修生(中国、リベリア、マラウイ、マレーシア、モンゴル、フィリピン、ベトナム、サウジアラビアの8か国10名)と英語による交流会を行った。本交流会は、例年学期に1度対面で行っているが、今回は、新型コロナ感染防止のためにzoomを用いて留学生が自宅から参加するオンラインの交流会となった。全体セッションで留学生の紹介と交流会の進め方についての説明を受けたあと、4つのブレイクアウトセッションに分かれて、留学生にそれぞれの国の教育(制度や教育活動)についてパワーポイントによるプレゼンテーションをしていただき、本校生は「理想の学校(Our Ideal Schools)」についてポスター発表を行った。教材のデジタル化、昼夜入れ替えのカリキュラム、アクティブ・ラーニングの手法を用いた探究的な学習活動、1年生から3年生まで、兵庫、日本、世界地図にダーツを投げて行先を決定する方法でローカルからグローカルな修学旅行を計画するなどユニークな提案に対し、留学生からもたくさんの示唆に富む質問をいただいた。コロナ渦の中、今回のようなオンラインの会議が増え、新しい形のコミュニケーションが求められている。生徒たちは、スライド画面を共有しながら、画面上のオーディエンスに対していかに効果的に発表内容を伝えるかということや、質疑応答のタイミング等、経験を通して多くを学ぶことができた。

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令和2年9月3日グローバルリサーチ「新聞ワーク」

普通科グローバルリサーチ(1年生)受講生の初めての授業が行われた。社会問題に関する新聞記事を持参し、お互いに記事の内容を発表し、ディスカッションを行った。生徒は記事について自分の立場を明確にして、白熱した議論をすることができた。将来の研究に向けて、課題設定につながる授業だった。

〈生徒感想〉

私は北朝鮮の拉致問題について取り上げた。それに対して、「解決することも大切だが、国家間の問題を起こさないことにも尽力すべき。」という意見が出た。確かに国家間のトラブルはすぐに謝って解決できるものでは無い。解決に力を注ぐ一方、他国との良好な関係を築くことの優先度も高めていくべきという意見にも頷ける。1つの問題に対しても解決策だとか、すべきことの優先順位だとか、4人で出し合っても様々な意見があった。政治家や国民の区別なく、全員が自国の問題に向き合い、しっかりとした意見を持てばもっと多くのアイデアが出るのではないかと思う。

違う国の問題を日本に置き換えて考えている人がいて、その視点を自分でも持ちたいなと思いました。また、ネット通販の身元特定案というテーマで、販売者の身元を特定することは安全性が高くなりいいことばかりだと思いましたが、企業側は「匿名だから利用している」という顧客の人を失うとデメリットもあるということもディスカッションしてわかったので、私自身の批判的視点をもっと高めたいです

僕は安倍晋三総理の辞任について取り上げました。他の人からは、日本の総理大臣といえば安倍総理だし、就任期間が長かった分、とても印象に残っていたという意見や、アベノミクスなどのキャッチフレーズが政治に少し興味を持つきっかけになったとか、日本の総理として、国内外の色々な場面で活躍していたといった意見が寄せられました。思っていたよりも肯定的な意見が多かったです。ニュースではコロナ対策を批判する報道が多く見られたのでもっと批判的な意見が多いと思っていました。やはり政治と関わる上では、一部のメディアの誇張した否定的な報道を鵜呑みにせず、政治の良い部分も積極的に探すことも大切だと思います。メディアの報道が暴走するのを防ぐためにも、国民がメディアリテラシーを持ち、メディアの偏向報道を監視していくべきだということも感じました。

新型コロナウイルスの影響でアパレル系が大打撃を受けているという記事について、オンラインショップにすればいいという意見がすぐに出ました。でも、大きなブランドでない小さな店はすぐにオンラインにはできないし、お金もかかってしまうため難しいという意見もあり、政府がまた支援金を出すにはそのような店は多すぎると思うし、かといって銀行もたくさんお金を貸せるわけではない、という課題を見つけて対策が必要だと思いました。

僕は、今日、医療情報のデジタル化についての発表をしました。画期的な技術であり、これからの医療に貢献するだろうということをアピールしようと考え、原稿を書いてきたのですが、その点のみに集中しすぎたため、他のメンバーに「そもそも、全人口のうち半分以上を占める高齢者にスマホなどのデジタル機器が扱えるの?」と意見を言われ、自分の視野の狭さを思い知らされました。先生が発表前に仰っていた「批判的な見方」を意識して、次回の発表の参考にします。

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令和2年9年1日創造基礎A「情報キャッチボールの技術を磨こう!」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科3期生(1年)を対象に、白鴎大学客員教授下村健一氏から「情報キャッチボールの技術を磨こう!」というテーマでオンラインで講義をしていただいた。新型コロナウイルスに関連して、デマの拡散や不確実な情報が氾濫するなか、情報の受信者としてどのような心構えとスキルを持つべきかについて学習した。また、発信者として心掛けるべきことについても学習した。

〈生徒感想〉

正直、私は関東大震災の後の朝鮮人虐殺のことを聞いた時、「昔話」だと思ってしまいました。しかし今の状況やインフォデミックを知り、違いがほとんどないことに気づくことができました。また単数でなく複数の視点から物事を見てそれを足し算することが大切なのだと知れてよかったです。

初耳の情報はまだわからないよねと何が本当か決めないでおく意識を持つことが大事だとわかりました。また、情報の三密をしっかり覚えておきたいです。その中でも密接…友達や親からの情報は信じやすいというのは特に注意しなければならないと思いました。特に親や先生などの大人から言われると本当かのように信じてしまうのでまだわからないよねと一旦立ち止まって考えるようにしたいと思います。また、情報を発信するときの4つのジモンできめつけてない?というのがしっかり考えなければならないと思いました。ある視点だけからみた考えは違う立場から見たら決めつけのように感じてしまうかもしれないので多角的な視点を身につける必要があると感じました。

SNSを使う中で、普段から自分なりに考えて行動していたつもりだったが、今回詳しく学んだことで、改めて振り返る事ができた。特に、発信する際に「易しさ」を意識することが一番難しい点だと感じた。なぜなら、対象があまりにも広いからだ。どこの誰が自分の発信を見ているかが全く分からない。だから、すべての人にとって易しい言葉を選ぶ事はとても難しいことだと感じた。もしその言葉選びを少しでも間違えてしまうと、問題に繋がってしまうこともあるかもしれない。だからこそ、慎重であること、よく考えることが最も重要なのだと深く感じた。

保留という考え方を学びました。今までは信じるか信じないかの2択しかなかったけど、保留して後からたくさんの情報を得てゆっくり決めていくという方法もあるのだと分かりました。また、その上で大切なのは決めつけないことだと分かりました。フェイクニュースを拡散してしまったりするのはその人の思い込みからきているのだと思いました。だから今後多くの情報と触れていく中で、主観を入れすぎず客観的にその情報を見て判断することが重要になってくると感じました。

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令和2年8月31日創造基礎Bヒアリング「北区の子育て支援」

創造科学科5期生(1年)の生徒が、神戸市北区の子育て支援について電話でヒアリングを行った。まちづくり課の橋本氏、こども家庭支援課の谷氏、北区社会福祉協議会の棚野氏からそれぞれお話を伺った。

〈生徒感想〉

今日のフィールドワークは休校の関係で電話での対応となった。まず、まちづくり課の橋本さんにお話を伺った。北区のPRとして、パンフレットやホームページ、北区逆さマップという、上下反転したマップやファーマーズマーケット、FacebookやYouTubeの公式アカウントなどを使って広報をしているということを聞いた。こども家庭支援課の谷係長からのお話では、北区の鈴蘭台、北鈴蘭台辺りの子育て支援は、育児サークルが多くあるとのこと。北区としては、どの世代にも転入してきて欲しいが、特に子育て世代に転入してもらいたいとのこと。子育て世代の住みやすい環境を目指している。子育て支援は北区で幅広く行っていて、活動はキタ・キタ・友・遊マップに載っている。最後に、社会福祉協議会の棚野課長からお話を伺った。キタ・キタ・友・遊マップに載っている育児サークルは、大抵が個人で行っているが、区から持ちかけてやってもらうこともあるとのこと。サークル以外の活動では、11ヶ所の子ども食堂、4ヶ所の子どもの居場所(弁当を食べる場所)の提供、24ヶ所の児童館の提供がある。児童館では遊びや学習支援等がある。特に子どもに来てほしい場所として、山田や、藍那が挙げられた。ゆったり生活できるとのこと。提案したマイクラの3Dマップについては、ぜひやってもらいたいとのことだった。

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令和2年8月30日 創造基礎B 1班グループA「長田区在住のベトナム人との交流」

ふたば地域福祉センターにて、創造科学科5期生(1年)の4名が、神戸ベトナム人会主催の言語支援教室にボランティアとして参加した。この教室はおもに日本語を学ぶベトナム人の親とベトナム語を学習する子どものために開催されている。それに加えて、日本に働きに来たベトナム人エンジニア(高度人材)への日本語学習支援を神戸市立丸山中学西野分校の先生がボランティアで実施している。今回、生徒は後者に参加させていただき、日本語能力試験(JLPT)N3の問題集を使いながら、エンジニア4人に日本語を教えた。日本とベトナムの異文化理解の機会にもなった。

〈生徒感想〉

今回の親子教室のフィールドワークを通じてエンジニアの方々がどのように日本語を勉強し、親がベトナム人だが日本で生まれた子供がどのようにベトナム語を勉強しているか理解することができました。今までネット上の情報をベースに考えていたこたから、思い込みで探究活動をすすめていたこともあるなと感じ、フィールドワークの大切さを改めて実感しました。私たちはエンジニアの方々と話し合いながら、一緒に日本語を勉強しました。どのような日本語がベトナムの方にとって難しいのかも知ることができ、述語が言語を学ぶのにおいてとても重要なのだということがわかりました。また、教室の一角では子供たちがベトナム語をとても楽しそうに勉強していて、子供たちの会話の内容からも探究活動の糧となることもたくさんありました。今回のフィールドワークを通じて得たものを今後の活動に活かしていきたいです。

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令和2年8月30日灘高模擬国連練習会

オンラインにて、創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)1名が 灘高等学校ディベート部主催の模擬国連練習会に参加した。議場は国連総会第四委員会、議題は宇宙利用(Uses of outer space)で、言語は英(日)/日/英  (公式/非公式/決議)(全日本大会と同じ、ただし公式発言で日本語の使用も認める場合がある)である。国割りはシングルデリゲート、会議形式は全日本高校模擬国連大会の議事進行に則ることとした。

〈生徒感想〉

今日は灘高校での練習会議に参加した。今回はコロナ禍の影響で、オンラインでの参加となった。経験値の差もあったとは思うが、周りの人の英語力や発言力に圧倒されっぱなしであったというのが正直な感想だ。アンモデで3回以上発言するのを目標としていたのだが、初めの方に怖気づいて静観していると、段々発言する人としない人とで分かれていき、自分は発言しない方に入ってしまったので、最終的には1,2回しか発言できなかった。原因は担当国のリサーチ不足や会議の流れを完全に把握していなかったことにあったと感じた。今回の会議の司会や監督をして下さった先輩からは、会議を広い視野で見て今後の展開を予想し、それに沿うように動くことを意識すること、グループ内での話し合いだけでなくグループ間での情報共有、つまり外交の役割を受け持つこと、分からないことがあれば分からないなりに、話し合いに有益な質問を考えることも大切だというアドバイスを頂いた。全日の模擬国では予想と反することが度々起こると言われていたので、もし出場することができれば、まずは基礎基本である事前準備や会議の流れ、DR作成時の注意点の把握といったことを抜かりなく行い、自信を持って臨めるようにしたい。また、次の練習会議に参加する機会があれば、formal speechやmoderated caucusでも積極的に発表したい。

私は灘の模擬国連練習会に参加するにあたって、2つ目標を立てていた。1つ目はルールを覚え流れを理解すること。2つ目はモデ(moderated caucus)・アンモデ(unmoderated caucus)合わせて3回発言することだ。1つ目の目標は達成できた。大体の流れ、話し合いの進み方、時間配分などが分かった。これは実際に参加することでしか知れなかったことだと思う。しかし、モーションを提案する時の正式な言葉や、DRの書き方など細かいことまで考えが及んでいなかった。今後、話し合いの中心となれるようにそれらを完璧に覚えたい。2つ目の目標は達成できなかった。話し合いの展開が早すぎて発言のタイミングがわからなかったからである。しかし、オフィシャルスピーチで手を挙げ担当国であるナイジェリアの状況を説明することができた。たった一度だけだが、模擬国連で発言できたのはとてもうれしい。練習会の最後、模擬国連を楽しめたか聞かれた時意外にも心から「楽しかった」と思っている自分がいた。発言もできず、話し合いの内容が理解できない場面もあったがもう一回参加してみたいと思えた。そのためには、一次選考を通ることを目標として1週間頑張りたい。

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令和2年8月26日創造応用ⅠS「探究活動1回目」

<物理> 物理を選択した8名を対象に、本校教員がテーマ決定に向けた話し合いを実施した。まずは、夏季休業中に課題として考えてきたテーマ案に関する共有をした後、メンバー間で話し合い、追加のテーマ案を思いつく限り挙げていった。ここまでに出てきた多くのテーマについて、課題研究としての妥当性や実現可能性に関して議論し、生徒自身が興味をもって取り組めるもの、限られた環境の中で実現できると考えられるものを選別していった。

<化学> 化学の探究活動1回目は、今年化学分野を探究する4名(1名公欠)でテーマ設定について議論した。班員の意見から、昨年度研究していた“泥電池”、昨年の研究室訪問で興味を抱いた“蛍光物質”のどちらかに関する探究活動を行う方向性となり、それぞれについて探究を進めるメリット、デメリットを全員で考えた。次回までに具体的なテーマについて考えてきて、テーマ設定に生かすことになった。

<生物> 生物の探究活動1回目は研究テーマの設定を行った。1学期末に各自で設定したテーマの掘り下げを行った。主に植物,菌類や原生生物について,種類・生態などの詳細を知るためにインターネットを使い情報を収集した。次回は,それぞれで掘り下げた内容について班内で共有し,グループ研究のテーマ設定を行う。

<数学>今後、探求的な活動を行うにあたり、データを採集することについて、テーマの決め方についての講義を受けた。 データ採集に適したテーマは何か、また、結論が科学的・数学的であるためにはどうするべきかといった内容をお話ししていただいた後、生徒たちが現時点で考えている調べたいことを発表し、どうすれば適した題材になるのかのアドバイスを受けた。

<観光データ>1回目は、テーマ設定のための調べ学習を行った。はじめに、観光を使った研究について説明を行った。観光予報DSというプラットフォームが使用できること、それらを活用することで、観光に関するデータが簡単に入手できることを説明した。その後、生徒があらかじめ考えていたテーマをもとに、具体的な対象、内容について3人で議論した。過去の研究例がないため、途中RESASを活用した研究発表を提示し、参考にするよう伝えた。 今後は、テーマ設定について具体的に検討し、調べ学習をする際の注意点等について説明する。

<都市工学> 都市工学の探究活動1回目は、大阪大学の澤木昌典教授に探究活動のアドバイスをいただきながら、設定するテーマを考えた。「都市工学」をキーワードに、興味ある事柄や物について話をし、少しずつテーマを絞っていった。班員らで意見を出し合う中で、音と人について調べたいという話になり、サウンドスケープやスマートシティに関する探究活動を行う方向で進みそうだ。キーワードが決まっただけであるので、具体的に何について調べていくかは次回の課題となったが、漠然とした状況からのスタートであったので大きな一歩になった。

以下写真。左上から順に、物理①、物理②、化学、生物、数学①、数学②、観光、都市工学①、都市工学②

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令和2年8月23日 創造基礎B 1班グループA・B「長田区在住のベトナム人との交流」

先週に引き続いて創造基礎B 1班グループA・B のうち3人と担当職員とで8月23日にふたば地域福祉センターで実施している親子教室を見学しました。当日は神戸市立丸山中学西野分校(夜間中学の先生がボランティアで実施された、ベトナム人研修生対象の日本語教室に参加させていただきました。先週に比べてベトナムの研修生の方も高校生に慣れて、大分会話が盛り上がるようになりました。

<生徒感想>

今回のフィールドワークでは、ベトナム人向けの日本語講座に参加しました。そこでは、ベトナムの方と日本語で交流する機会を設けていただきお話を聞くことができました。日本に来て、困ったことのひとつにスーパーで袋についてやポイントカードについてなどの質問が多すぎるとおっしゃっていました。今までは、親子間での言語の壁に目を向けていましたが、家族間だけでなく日常生活を行う上でも多くの困難に直面していることを知りました。これからの展望としては今回参加させていただいた日本語講座の時間を少しいただく形で、ベトナム人に楽しく日本語を知ってもらう機会を作って行ければと考えています。

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