令和3年1月16日創造基礎B FW「小國氏インタビュー」

空き家とアーティストを繋げることをテーマに研究をしている創造科学科5期生(1年)7名が、駒ヶ林町にある角野邸にて、NPO法人芸法の小國陽佑氏をインタビューさせていただいた。作成するPR動画に用いるため、複数の角度からビデオカメラを回しながら計10項目の質問に答えていただいた。小國氏のご厚意により、作品や角野邸内部の様子も撮影させていただき、充実のフィールドワークとなった。駒ヶ林とアーティスト、空き家とアーティスト…これらを結びつけるヒントが得られたのではないだろうか。PR動画の完成に期待が高まる。

〈生徒感想〉

角野邸で小國さんに取材させて頂きました。小國さんはとても優しい方で、彼の回答にはアーティストらしい個性に富んだものもありました。とても興味深かったです。プロモーションビデオ公開のためのホームページ作成、CBAさんへの取材など様々な段階を更に踏めば研究の終わりが見えてきそうです。

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令和3年1月12日未来探求ゼミナール講義

本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を受けた。このプログラムは、株式会社JTBが開発したデータサイエンツール「観光予報DS」を用いた探究学習である。今回は第1回ということで、㈱JTB営業第二課の石井浩之氏からこのプログラムの主旨説明と観光予報DSのログイン方法や活用法について講義をしていただいた。次回は個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、ポスターを作成する予定だ。

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令和3年1月12日第11回高校生鉄人化まつり実行委員会(2)

第11回高校生鉄人化まつり開催に向けた第2回会議が育英高校会議室で開かれた。今回はまず、緊急事態宣言下における対応をさまざまなケースを想定して検討した。次にポスター原案について選定した。そして、実行委員会企画の素案について議論した。次回実行委員会は2月2日にオンラインで実施予定。

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令和2年12月22日第11回高校生鉄人化まつり実行委員会(1)

第11回高校生鉄人化まつり開催に向けた第1回会議が本校第一STEAM ROOMで開かれた。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した本校総合科学類型1期生(創造科学科の前身)の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったものだ。本校からは創造科学科5期生6名、育英高校からは生徒会3名、神戸野田高校からは生徒会3名が実行委員として参加した。自己紹介のあと、役員決め、今回のテーマ、今後の大まかな予定について話し合われた。今年度は実行委員長を本校生徒が担うことになった。第11回高校生鉄人化まつりは令和3年3月21日(土)新長田若松公園鉄人スクエアで実施予定。

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令和2年12月22日 神戸大学ジャンモネCoE ミニシンポジウム

本校において、本校1年生全員を対象に、オンラインにて神戸大学ジャンモネCoE ミニシンポジウムを実施した。当初は対面での講演会として実施予定であったが、感染状況を考慮して、ZOOMを活用して神戸大学から配信していただき、生徒たちは各HR教室で講演を聞き、積極的に質疑応答も行った。講演テーマは以下のとおりである。

講演①「地球を守ろう:誰もが安心して利用できる持続可能な新しいエネルギー」

神戸大学SDGs推進室長 先端融合研究環教授 喜多 隆 氏

講演②「EUの環境・SDGs政策」

神戸大学理事・副学長 大学院経済学研究科教授 吉井 昌彦 氏

<生徒感想>

私は今回、エネルギーと経済の関係に興味を持ちました。SDGsの目標があるぶん、環境に考慮した行動を心掛ける必要が出てきて、今まで通りのエネルギーではいけないけれど、環境をとると経済成長の促進に影響があるといった問題があることがわかりました。政府はどちらも行う方針で話をしていますが、実際両方とると、また新しい問題が生まれてきたりして、困難なことになると思います。EUではとてもたくさんの政策を行い、あらゆる角度から政府が積極的に問題に取り組んでいるように思えました。私は問題を解決するためには、もっと問題に対して国民の理解を得たうえで、より多くの政策を試していく必要があると思いました。

政府は2050年までに温室効果ガスをゼロにするとしているが、やはり1番の問題はお金になるんだなと思った。日本は面積が小さいので、どう運ぶのかが重要になる。そして、その方法はバッテリーと水素があったが、今後工夫すれば水素の交換効率が上がるのか気になった。日本でもEUのようにペットボトルラベルなどにエコマークの印をつけるだけでなく、それをさらに回収まで今より簡単になるシステムを作り出すべきだと思った。これからいろいろな情報を得ていくうえで、今まではそのまま受け入れることが多かったが、少しずつでも疑問を持って反応し、自分でも調べていきたい。

世界で環境を守るために、どんなことが行われているのかを知って、私たちにはどんなことができるのだろうと考えることができました。EUの話の中でできたSDGsは私たちが家庭科の授業で学んだこともあって、SDGsについて最近知ることが多かったので、EUではどんなことがなされているのか、とても興味が湧きました。これからエネルギーを保っていくために世界規模での働きが必要だと改めて分かったので、他の国や地域で行われている取組について調べて、私たちには何ができるのかということを知っていきたいなと思いました。

社会問題について、私は同級生の中でも詳しくなく、いつもこのような講義には“?”を浮かべながら聞いていました。しかし、わかりにくい部分を細かく噛み砕き説明してくださったことによって、とてもわかりやすく興味を持って聞くことができました。なかなか知る機会がないことを学べて良かったです。個人的には再生可能エネルギーを使うことで、逆にCO2が増えるという内容が印象に強く残っていて、今後生きていくうえで「とりあえず良いといわれているから再生可能エネルギーを」とするのではなく、本当にエネルギー効率が良いのか、CO2の排出削減に行き着くのかを考えていきたいと思います。

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令和2年12月20日 甲南大学リサーチフェスタ

本校 第1STEAM ROOMにおいて、本校創造科学科5期生(1年)の課題研究3班と8班の生徒が、オンラインにて開催された甲南大学リサーチフェスタに参加した。午前中は発表練習を兼ねながらZOOMを活用して10分程度で1回発表し、他校の研究を聞くことで気づいたことをグループで共有した。午後からは本発表を3回行い、大学の先生や他校の生徒から質問やアドバイスをいただき、今後の研究に繋がるチャンスになった。リサーチフェスタを終えての生徒の感想は以下の通りである。

<生徒感想>

<3班> 発表タイトル「表面張力とシャボン玉の関係」

午前は機材トラブルに困ったが午後の発表のときは大きな問題なくできた。質疑応答で新たな発見(知識?)があったので、そこは良かったと思う。他の研究チームの発表は興味深いものが多く、私達の研究もさらに改善の余地があるなと感じた。

<8班> 発表タイトル「ジェルポリマーの吸水実験 ~イオンとの関係に迫る~」

今回のリサーチフェスタでは多くのことを学ぶことができました。発表をした後の質疑応答では考察について聞かれることが多かったです。まえに練習した時に聞かれたようなこともあれば、なぜそのような組み合わせの考察をしたのかなど用意していなかった質問もあり答えるのにとまどったこともありました。何とか答えることができたものもあれば答えられなかったものもあるので次の発表の時には改善したいと思います。あとはやはり結果の表がいまいち分かりにくいという声もあったので表も作り直したいと思います。 また他の班を見て、やはり私達のスライドは文字が多くて分かりにくいかなと思いました。キーワードだけをスライドにのせて、あとは原稿で説明すると言う班が多くそちらの方が分かりやすかったので、次にいかしたいと思います。

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令和2年12月20日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」参加

本校普通科グローバルリサーチと創造科学科の生徒が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 運営委員会・特定非営利活動法人関西NGO協議主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2020」にオンラインで参加した。今回はグローバルリサーチ受講生(1年)の2名がそれぞれプログラムセクション実行委員、イベントセクション実行委員として参加し、オンラインでイベント企画・運営の準備を進めてきた。本番もオンライン開催のため、本部と自宅に分かれて参加し、イベントを運営した。また、創造科学科4期生(2年)の3名が創造応用課題研究「ポストコロナ社会を創造しよう!」で研究の報告を行った。その他、グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科5期生(1年)が「高校生レポーター」として各企画に参加した。合計約40名の生徒がイベントに参加し、グローバル社会における課題や他校の取り組みについて学んだ。

ワンフェスユース〈外部リンク〉

ワンフェスユース2020 ONLINE〈外部リンク〉

〈生徒感想〉

私が担当したCOVID-19プログラムを完璧に成し遂げることができたなと感じています。このプログラムを通してコロナ渦で自分はよく頑張ったなと振り返ることができ、コロナウイルスが流行することによって自分が少し不満に思っていたことを共有して、自分だけが思っていることじゃないんだなと考えることができました。私はワンフェスユースに参加するまで、NGOという単語を社会の授業で聞いたことがある程度だったのですが、こうやって参加することによって色々な団体が色々な方面で支援をしているんだなということを知れたので、いい経験になりました。もともとボランティア活動に興味があるので、これを機に何か小さいことからでも始めてみようかと思います。ワンフェスユースに参加して、普通に生活していては関わることができないような方々と一緒にプログラムを作ることができて、本当に良かったです。

今年は例年とは違ってオンライン開催で、毎年のイベント運営セクションとは全く違うものでした。主に、ホームページ制作、広報、親睦会運営の三本を柱として活動してきました。ホームページ制作は、ほんとにゼロベースのとこから、どんな要素があったら見やすいのか、面白いのか、興味を持ってもらえるのか。このような様々な要素を一つずつ考えていき、実際に僕自身が制作会社の方と会議をするという経験ができ、とても新鮮な気分でした。広報では、イマドキ、TwitterやInstagramなどSNSを使った広報が効果的であると考え、高校生の中で役割を分担して、定期的に更新できました。自分達の年代が、SNSには触れる機会が多かったので、効果的な広報になったと思います。本来であればこれで仕事を終わりだったのですが、せっかくであればもっと自分達で何かできないだろうかと話し合い、親睦会をやりました。企画書から書き、本部に通してもらうということもやりました。全二回開催し、クイズや談話を通して画面を挟んでいるものの心の距離を近くすることができました。そして、いざ迎えた本番。自宅から参加し、与えられた仕事を着々とこなせました。最後の閉会式の時に、ここまでやってよかったと心の底から思いました。今回、初めてボランティア活動に参加して、一つ強く感じたことがあります。それは新しい形を自分の手で作ることができるということです。何もかもが前例のない中でも、あれやこれやと話し合っていくうちに、気がついたらそれが形となっていると感じました。それは、高校生だから大人と比べてできることはないで終わってしまったらもったいないということです。自分の可能性は本当に無限大です。それを身をもって感じました。そして、決してそれらは一人でできることではない。このイベントに関わった全ての人がいたからこそ、今日の結果があります。 私たちは一学期に行った研究を「ポストコロナ社会を創造しよう!」というテーマで発表し、コロナが収束した時の社会をより良いものにするためにすべきことを提案させていただきました。今年度は新型コロナウイルスの影響で発表する機会が少なくなっていたので、久しぶりに自分たちの意見や考えを発表することができ、有意義な時間を過ごすことができました。また、報告会には兵庫県や大阪府、京都府などが参加しており、カンボジア研修を経て感じたことやTable For Twoという活動に参加した話など、貴重な発表を聞くことができました。今回の発表を経て得た経験や知識を活かして、今後の研究を行いたいと思います。

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令和2年12月18日KOBE研修情報分野「佐藤三久氏講義」等

キメックセンタービル10階会議室において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)10名と創造科学科5期生(1年)7名を対象にKOBE研修情報分野を実施した。はじめに、国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センター副センター長の佐藤三久氏から「スーパーコンピューター『富岳』~『京』から『富岳』へ~」というテーマで講義をしていただいた。次に、公益財団法人神戸医療産業都市推進機構クラスター推進センター都市運営・広報課課長代理の西田浩之氏からポートアイランド2期の医療・バイオ・情報クラスターについて説明をしていただいた。また、展望室にて各クラスターを確認した。続いて、公益財団法人計算科学振興財団(FOCUS)に移動し、同財団普及促進グループ長の中谷景一氏からシミュレーションクラスターとFOCUSについて説明をしていただいた。同担当課長髙橋太一氏から事前学習をもとにスーパーコンピューター活用事例について講義をしていただいた。最後に同施設の「スーパーコンピューター誕生と発展の歴史」と「世界一を獲得した日本のスーパーコンピューター」の展示をもとに説明をしていただいた。

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令和2年12月17日KOBE研修ロボット分野「ダイヘン六甲事業所」

株式会社ダイヘン六甲事業所において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)6名と創造科学科5期生(1年)10名を対象にKOBE研修ロボット分野を実施した。(株)ダイヘン六甲事業所では、溶接メカトロ事業と半導体関連機器事業を展開しており、ロボットの生産体制の自動化を進めている。はじめに、事前学習で生徒発表への講評もいただいたFAロボット事業部企画部長の神品泰宏氏より「ロボットの過去、現在、そして未来」というテーマで講義をしていただいた。その後、プログラミング体験学習や工場見学、エンジニアとの交流を行い、最後に質疑応答を行った。

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令和2年12月16日創造基礎A「日本の財政の現状・課題」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科5期生(1年)が、財務省主計局調査課課長補佐の出川暁氏から「日本の財政の現状・課題」というテーマで講義を受けた。1)財政の現状、2)財政悪化の要因、3)財政健全化に向けた取組について説明を受けたあと、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策について議論を行った。事前学習で4月20日に政府が閣議決定した資料について当時と現在で政策の優先順位について議論しており、それをもとに活発なディスカッションを行うことができた。

〈生徒感想〉

日本は税収不足の中で手厚い社会保障をしようとしていて、この問題を解決するためには、社会保障を軽減し、経済を回すことが必要だと学んだ。しかし、これは現役世代にとって、老後の支援は減るがお金をできるだけたくさん使ってほしい、という矛盾を強いているように感じた。これを踏まえて、日本の財政は貯蓄の多い現役世代や高齢者にお金を使ってもらえるような政策と、財政難の根端である少子高齢化の抑制のため、低所得の若者に支援をすることが必要だと思った。

ニュースなどを見る時に予算の使い方にもっと意識してみようと思いました。特に、今あることだけでなく将来のことや実際に行われていることを実現するためにどのような工夫がされているかに注目してみたいです。「お金は使う時は使わないといけない」とおっしゃっていたように国民が出来るだけ満足する使い道と思ったところに費やす勇気は必要だと感じたので、自分だったらどうするかも考えてみたいです。

僕自身の意見としては特にGo toトラベルに反対だったのですが、政府が感染のリスクをある程度承知でも行う所以を知ることができました。コロナ禍に入る前の外国人観光客の数は年間3000万人で、さらに政府は6000万人を目標としていました。それだけ日本は世界的に見て人気な国なのです。コロナの影響で壊滅的な状況で、もし旅行業者が潰れてしまえば、収束後にゼロからのスタート、あるいはリスタートできなくなってしまいます。その点はずっと盲点だったのではっとしたのと同時にとても嬉しかったです。

コロナ禍でのことや社会保障制度について表面的な変化しか知らなかったが、大きく変化したことや現状、今後の展望について知れてよかった。特に自分が気になっていた医療費の高齢者負担額については質問と講義を通して、実際のところを教えて貰えてよかった。社会保障制度(特に医療費負担)について、負担額を上げても今後の展望としては結局政府の負担が大きくなるという事が驚いた。聞く前と後では考え方が変わった。少し全体を通して、改めて少子高齢化の深刻さを感じた。

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