令和2年10月5日~12月14日 ひょうたん「グループ研究」(6回/全10回)

各HR教室において、普通科74回生(GR除く)が10月5日~12月14日までの月曜6限(計6回)、SDGsにテーマに分かれてグループ研究に取り組んだ。各日の取り組み内容は以下の通りである。

10/5  グループ研究① 活動計画を立てる

10/12 グループ研究② グループ研究、FWやアンケート調査の計画など

    選択講座 講演会「文献研究について」

    講師:親和中学・親和女子高等学校校長補佐 勝山元照先生

10/26  グループ研究③ *定期戦壮行会のため

11/2  グループ研究④ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など

   *HR教室のWi-Fi環境が整い、タブレットPCを各グループ1台導入開始

11/9  グループ研究⑤ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など

11/16 グループ研究⑥ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など

    選択講座 講演会「探究を進める上での分析・考察の注意点」

    講師:神戸大学大学院人間発達環境学研究科準教授 林創先生

12/14 グループ研究⑦ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など

<テーマ>

A:貧困と飢餓 B:健康と福祉 C:教育とジェンダー平等 D:水 E:エネルギー F:持続可能な経済 G:まちづくり H:自然環境 I:平和 J:パートナーシップ

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令和2年12月13日 創造基礎B 1班グループA・B「長田区在住のベトナム人との交流」

12月13日に双葉地域福祉センターでベトナム人対象の親子教室と、日本語講習会に参加しました。そこで来年に実施予定の親子教室でのプログラムについて検討しました。

<生徒感想>

やはり外国語を学ぶというのは本当に難しいことだなと思いました。わたしたちの活動で、少しでも楽しく、日本語を学習できるように、かるたの改良をしていきたいです。やはり教室の授業の一環としてかるたで遊んでもらえるといいなと思うので、次の見学で学習内容を理解したいです。

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令和2年12月8日KOBE研修ロボット分野事前学習(2)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)7名と創造科学科5期生(1年)9名が、KOBE研修(ロボット)の事前学習として、「神戸の未来、ロボットと創る新しい社会」というテーマで班に分かれて発表を行った株式会社ダイヘンの。FAロボット事業部企画部長の神品泰宏氏と人事部採用・教育課長の杉原健朗氏にオンラインで参加していただき、コメントをしていただいた。

〈生徒発表タイトル〉

A班「給食室へのロボットの導入」

B班「災害救助ロボットの開発」

C班「コンビニロボット~多言語対応ロボット導入で新しい社会へ~」

D班「医療におけるロボット導入」

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令和2年12月5日「探Q!RESAS成果発表会」

本校創造科学科4期生(2年)2名が、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局主催「探Q!RESAS成果発表会」で、オンラインで研究発表を行った。本校は今年度内閣官房まち・ひと・しごと創生本部より「RESAS de 地域探究実践校」に指定され、RESAS(地域経済分析システム)を活用した探究学習を実施している。今回は学校設定科目「創造応用」で観光をテーマにRESASを活用している班が発表を行った。また、発表会後に懇親会にも参加し、他校の実践事例について意見交換を行った。

〈生徒発表タイトル〉

「コロナ禍における北海道の観光業~宿泊者数4都市比較と新型インフルエンザ対策~」

〈生徒感想〉

リモートでの発表は初めてだったので新鮮でした。リモートならではのトラブルもありましたが、無事に最後まで発表することができたのでよかったです。今回の発表会には私たちが研究対象としている北海道の高校の先生、生徒が参加しており、アドバイスをいただくことができました。そこに住む人にしか分からない意見を聞けたので新しいアイデアにつながるかもしれません。反対に私たちの北海道に対するイメージを話す場面もあり、北海道の高校生の研究に役立ったのではないかと思います。このように遠くにいる人と意見交換ができるというのはリモートの魅力であり、とても良い経験となりました。今後もリモートを活用し時代に取り残されないようにしたいです。

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令和2年12月3日創造応用ⅠL FW「神戸ムスリムモスク」

本校創造科学科4期生(2年)1名が、神戸ムスリムモスクの担当者からお話を伺った。神戸ムスリムモスクは日本で一番古いモスクと言われ、阪神間に住むムスリム(イスラム教徒)がお祈りをする場所である。今回はモスクの担当の方からモスクの説明や災害の時モスクの活動などについて丁寧に説明を聞いた。服装などのルールを守って誰でもモスク見学は大歓迎とのこと。

〈生徒感想〉

担当してくださった方はまず折角モスクまで来たからと、私にイスラームという言葉の意味や彼らが大事にする5つの柱(一般に五行と呼ばれるもの)について説明してくれた。そして私が教材を作るための質問にも答えてくださり、最後にヒジャブを巻いて礼拝まで体験させていただいた。聞かせていただいた話は事前に学習したものを繋げていってくれ、研究以前に非常に貴重な体験となった。インタビューした内容をどう研究に活かしていくのか、インタビューで感じたり学んだことも研究結果として取り入れていくことを考えていきたい。ムスリムの方のお話しを聞くことで間違いなく視野が広がったし、知れてよかったと誰よりもその研究を行っている私が思えたので今後の研究のモチベーションにして頑張りたい。

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令和2年12月3日「高校生ボランティア・アワード2020 WEB大会」参加

本校創造科学科4期生(2年)3名が、公益財団法人風に立つライオン基金主催「高校生ボランティア・アワード2020 WEB大会」に参加した。生徒は昨年度の創造基礎Bの活動をまとめたものを応募した。今回はオンラインでの大会で、各校の生徒が本大会の賛同者と交流したり、アワードの成果を共有した。本校生徒は惜しくも受賞は逃したものの、神戸・長田の取り組みを振り返る良い機会となったとともに、他校の取り組みから刺激を受けることができた。

〈生徒感想〉

私たち兵庫高校創造科学科四期生の創造基礎Bの活動の集大成をポスターと動画にまとめ、ボランティア・アワードに出展した。本日はそれの表彰式とシンポジウムが行われた。シンポジウム中の、「ここに居る高校生全員が同じ方向に進んでいくととても大きい力になる」という言葉がとても印象に残った。ここにいる高校生でなくとも、兵庫高校創造科学科4期生がひとつの物に向かって突き進んでいれば大きい力となるのでこれからも様々な活動に取り組んでいきたい。

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令和2年12月3日KOBE研修医療分野「髙橋政代氏講義」ほか

キメックセンタービル10階会議室において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)13名と創造科学科5期生(1年)7名を対象にKOBE研修医療分野を実施した。はじめに、展望室に移動して公益財団法人神戸医療産業都市推進機構クラスター推進センター都市運営・広報課の井上千浩サイエンス・コミュニケーターからポートアイランド2期の医療・バイオ・情報クラスターについて説明をしていただいた。次に、国際くらしの医療館・神戸に移動し、歯髄移植治療や最先端の医療機器について学習した。そして会場に戻り、公益財団法人NEXT VISIONの山田千佳子事務局長から事前学習のふりかえりをもとに講義をしていただいた。最後に株式会社ビジョンケアの髙橋政代社長から「再生医療からAIロボットへ」というテーマで講義をしていただいた。

〈生徒感想〉

数多くの学びの中でやはり1番興味深かったのは高橋先生の講義だった。視野が広い人というのは自分の裁量で学ぶ場を狭めず、様々な分野に手を伸ばして小さな学びを増やしていくことで形成されていくのだと先生の話を通して気づいた。また先生が医者として働き始めた頃はまだ女性が家庭も仕事も両立させるのが難しく、女性の社会的地位も低い時代であったにも関わらず、特に男性の多い医療の世界で活躍されたことにも強く憧れを感じた。

医療館で手術のシミュレーション体験をさせていただいたことが印象に残っています。映像を見ながら別で細かく手を動かすということは思いのほか難しかったです。そこで気づいたことが、最新の医療設備が揃っていたとしてもそれを扱えるだけの医師の技術が必要だということです。また、手術室やICUを設計する際に治療に何度もシミュレーションを重ねているということを知り驚きました。引っかかって抜けないように配線が工夫されているコードや手術台周辺の温度管理まで、至る所に細かな気遣いがされており、感動の連続でした。開発所の努力と研究所の努力、たくさんの努力と協力があってこその最先端医療なのだと感じました。

医療というのはそれ一つの分野のみにとどまるものではなく、ロボットや情報など様々な分野と繋がって一つの医療ができていくのだということを感じました。現代の社会においては、どの分野でもその分野のみで収まるということは少なくなっているのではないかなと思います。だから私は、多角的、全体的な視覚や思考を身につけるという点で学んだことを生かしていきたいと思っています。私たちが生きていく社会においてこの能力はもっと必要になってくると思います。

「できない」を「できる」にしたらそれは障害ではないというのが一番印象に残った。ビジョンパークにわざと段差をつけたりバリアをつけるのは、そのバリアを乗り越えたときにそれが自分にとって障害じゃないと自分で思えるというのが大切だなと感じた。また、知らないことが一番のバリアというのは障害だけではなく、高橋先生の経験にもあった再生医療などのプロジェクトを進めていくときにも自分にとって一番のバリアになるんだなと思った。

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令和2年11月27日KOBE研修医療分野事前学習(2)

本校第1STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)13名と創造科学科5期生(1年)7名が、11月6日に実施した神戸アイセンター病院のフィールドワークについて共有を行った。フィールドワークに行った普通科生徒3名がスライドを作成し、ヒアリングの動画や3Dカメラで撮影した手術室の写真を交えながら、最先端の眼科治療の話や「ビジョンパーク」における盲患者支援のあり方などについて説明した。

〈生徒感想〉

私は医療において緩和ケアやリハビリなどの事後ケアによる社会復帰が最も重要だと考えています。だからこのVISION PARKの様々な工夫に感動しました。わざとバリアを設けることによって日常生活で健常者と変わらない生活が出来るように作られていることには、特に感心しました。また、VISION PARKの役割の1つとして人との交流の機会になることが挙げられるのを知りました。私も軽度の色弱を持っており、それが発覚した時には大きな不安を抱いたことを覚えています。それが自分と同じ境遇の人と出会うことで、不安を軽減し生活の活力になるというのは私自身身をもって実感じたことがありました。そのような機会になるということもVISION PARKの素晴らしさだと思います。

僕が書いた質問の答えで、社会が障がい者にあわせるか障がい者が治療などをして社会にあわせるかという質問に対して、みんな健常者、みんな障がい者という答えが返ってきて、驚くと同時に納得した。また、信号機などの例をもとにもっと社会が良くなるためには、障がい者が社会の外側にいるという発想をなくすことが第一歩になると思う。アイセンターは病院の入り口にあることで、通いにくいと思っている人も通いやすくなるような工夫が凝らしてあることに感心した。光を使ったボルダリングでトレーニングをするのは一石二鳥の効果があると思った。治療の効果を見るにあたって、被験者は信頼関係が築かれている人だというのを知って驚いた。 ビジョンパークの入出口に眼に障がいを持った方やそのご家族の方が生きる希望を持てるような工夫が為されているのが素晴らしいと思いました。特に、わざと障害物(バリア)を作ることで健常者の方と同じような環境下に持っていく発想が新鮮でした。そもそも視覚障がい者が社会の外にいるという認識はおかしいのではないかという問いに対して、確かにそうだなと思いました。私自身、潜在的にそのような認識で考えてしまっていた部分も多少なりともあったと思うので、事前に勉強出来てよかったです。

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令和2年11月26日創造基礎FW「がまっち再始動」

神戸まちづくり研究所において、創造科学科4期生(2年)3名が、studio kiichi代表の片山氏とまちづくり研究所の古川氏とがま口財布型マッチケースの「がまっち」の打ち合わせを行った。今年の3月に創造基礎の成果物として「がまっち」の作成を片山氏に依頼をしていたが、コロナ禍のなかとん挫していた。古川氏の働きかけもあり、がまっちの完成版を作成する運びとなり、今回最終の調整をした。

〈生徒感想〉

今日は、studio kiichi代表の片山さんと「がまっち」完成に向けての会議を行った。私たちが作製したデータに関して、アドバイスや新たなアイデアを頂き、試作品よりオシャレで魅力あるものにできた。また、さらにより良いものにしていけるように班内で話し合っていく予定だ。今後も引き続きがまっち製作に取り組みつつ、完成品展示を目指して活動していこうと思う。

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令和2年11月24日課題研究「各ゼミによる実験実習」

本校実験室において、本校創造科学科5期生(1年)を対象に、課題研究の授業「自然科学分野 各ゼミによる実験実習」が行われた。8つの班が5人グループで指導していただいている神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生に来校していただき(6班はフィールドワーク)、研究のテーマに沿って実験実習を行った。各班に分かれて、大学院生の方から指導していただき、大学から持参していただいた器具等を活用し、データを取ったり、データの分析方法を教えていただいたりして、最先端の自然科学に直接触れた。実験実習を終えての生徒の感想は以下の通りである。

<生徒感想>

1班 嶋田ゼミ カビとイオン液体

まず、カビがちゃんと生えているかという点が1番の不安材料でしたが、自分たちでも驚くほど繁殖していたのでほっとしました。
今日の活動は、まず嶋田さんが持ってきてくださったイオン液体についてや、そもそもイオン液体とはどういった物質なのかを改めて教わりました。今ちょうど化学基礎で学んでいる範囲と被っていることもあり、とても興味深いものでした。 実験の流れとしては、あらかじめ培養させておいたカビ(クーラー、お風呂の天井と壁の境目の部分、シンクのパッキン部、ウォータークーラー、スマホカバー、トイレ)それぞれにイオン液体5種ずつを滴下し、どれだけのカビを殺して更に予防できるかを検証するために数日間経過を観察します。その際写真を撮影してカビの減少スピードを求めるつもりです。本当はタイムラプスの機能を使いたかったのですが、機材の都合で叶いませんでした。
そしてカビが無くなっているイオン液体と残っているイオン液体がどれなのか。また、どの種類のカビに作用しているのかなどを書き出してまとめます。
実験の最後に嶋田さんの提言でイオン液体のpHを求めてみようということになりました。pH試験紙につけてみて色が全く変わらず、あれ?と思ったのですが、よくよく考えてみるとイオン液体はそもそも塩なので水素イオンを含んでいないことがわかり、とても腑に落ちました。
発表会の質問予想として「それは酸や塩基の性質によってカビが死滅したのではないですか?」という質問に対してもそのように答えるとバッチリだと思います。
最後に、なぜカビを殺し予防することにイオン液体を選んだのかについて軽く触れておきます。イオン液体は室温で液体状態の塩です。そのため、色んな所に簡単に塗れるだけでなく、蒸発することや燃えることもないため、半永久的に効果を発揮できる夢の材料となる可能性を秘めています。
今日の活動は嶋田さんを初めとした神戸大学の方々、先生方の協力があってなんとか予定通り進められたのでとても感謝しています。今後とも発表に向けて引き続き観察、考察をしていきたいと思います。

2班 西澤ゼミ 奥須磨公園の池の生物と環境DNA

11月24日の学院生さんとの実験では先週の火曜日に奥須磨公園の池で採水した水を使用し、PCRの準備までを行いました。実際に大学の研究でも使用されている実験器具や薬剤を使用しました。今までの実験では体験したことのない細かい作業や失敗の許されない作業もありました。新型コロナウイルスのため神戸大学にあるDNAを調査する機会は使用することができなかったのですが担当の西澤さんから資料をいただき、細かく説明を受けました。私たちの班は鯉とオオクチバスの2種に焦点を当て結果を考察していこうと考えています。
今回の実験で得られた結果を元に来週から班員で様々な考察をしていきます。

3班 西前ゼミ 液体の表面張力

ばねばかりの精度が粗すぎて表面張力が測れないというまさかのトラブルに見舞われたにも関わらずなんとか他の器具を使って計測できた。実験結果は最初の予想と当然ながら全く違ったがこのデータをもとに12/20の発表を組み立てたい。

4班 冨田ゼミ 残飯のたい肥化

何から始めていいのかわからない中でのスタートでしたが、院生さんが私たちの漠然とした提案を固めてくださったおかげで研究の指針を定めることができました。実際に研究されている院生さんからのアドバイスをいただくことで、研究を行うときの注意点などを学べてありがたかったです。

5班 松本ゼミ 獅子が池の生物と環境DNA

スポイトから8連チューブに試薬やサンプルを移すときに集中していたのにミスしてしまって難しいと思った。最初はスポイトの扱いが危うかったけど、段々慣れてきて良かった。今日結果が届いてきて成功したと聞いてとても安心しました。考察をするのが凄く楽しみになりました。

6班 小田ゼミ 町中の放射線

フィールドワークでは、町中にある様々な石から放出されている放射線の量を調べました。どの石の放射線量を調べるかということと、どのような順番で回っていくかということを事前に話し合って決めてからフィールドワークに臨みました。石の放射線量を測るにおいて、その立地はそれぞれ違っているので、石だけではなくその周辺の空気の放射線量も同時に調べました。計測を行っている中で、三宮神社に置かれている錆びた石を測った時、80近くもの放射線が確認されたのでとても驚きました。私たちは、フィールドワークに行く前は、どの石を測っても結果に違いがあまり現れないのではないかと予想していたので、このような数字を得ることができた事はとてもうれしかったです。今回のフィールドワークで得られた結果をもとに、班員で協力して様々な考察を立てていきたいと思います。

7班 増田ゼミ 雑草の成育条件の比較

11月24日に院生さんが高校に来てくださり、実験の準備を行なった。私たちは土壌の成分と植物の生育の関係というテーマで研究を行なっている。冬に行うということで、殆どの植物が枯れてしまっているという大きな壁にぶち当たっていた。しかし校外も歩いて調べ、前回大きな課題としてあげていた対象物の確保はできた。そこで、今回の授業は土を採取し、植物を植えるという作業にとりかかった。今回の反省点は先を見通して道具の用意などができなかったことだ。対照実験にするため、雑草には同じ量の水をあげなければならない。そのためには、ペットボトルなど一定の量が計れる容器が必要である。また、除草剤を入れて混ぜる必要もあるためこまごめピペットとバケツも必要だということに途中で気づいた。大きなミスではなかったが、次からは細かく計画を立てて班の中で確認し万全の態勢で臨みたいと思う。

8班 三谷ゼミ ジェルポリマーと吸水量

今までにジェルポリマーを使って行っていた実験を、今度はジェルポリマーの原料を使って行った。前回から予想される結果と反対の結果が出るなど、驚きが多い授業だった。今回出た結果からなぜそのようになったかを考えていきたいです。

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