令和2年12月20日「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」参加

本校普通科グローバルリサーチと創造科学科の生徒が、ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 運営委員会・特定非営利活動法人関西NGO協議主催「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth 2020」にオンラインで参加した。今回はグローバルリサーチ受講生(1年)の2名がそれぞれプログラムセクション実行委員、イベントセクション実行委員として参加し、オンラインでイベント企画・運営の準備を進めてきた。本番もオンライン開催のため、本部と自宅に分かれて参加し、イベントを運営した。また、創造科学科4期生(2年)の3名が創造応用課題研究「ポストコロナ社会を創造しよう!」で研究の報告を行った。その他、グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科5期生(1年)が「高校生レポーター」として各企画に参加した。合計約40名の生徒がイベントに参加し、グローバル社会における課題や他校の取り組みについて学んだ。

ワンフェスユース〈外部リンク〉

ワンフェスユース2020 ONLINE〈外部リンク〉

〈生徒感想〉

私が担当したCOVID-19プログラムを完璧に成し遂げることができたなと感じています。このプログラムを通してコロナ渦で自分はよく頑張ったなと振り返ることができ、コロナウイルスが流行することによって自分が少し不満に思っていたことを共有して、自分だけが思っていることじゃないんだなと考えることができました。私はワンフェスユースに参加するまで、NGOという単語を社会の授業で聞いたことがある程度だったのですが、こうやって参加することによって色々な団体が色々な方面で支援をしているんだなということを知れたので、いい経験になりました。もともとボランティア活動に興味があるので、これを機に何か小さいことからでも始めてみようかと思います。ワンフェスユースに参加して、普通に生活していては関わることができないような方々と一緒にプログラムを作ることができて、本当に良かったです。

今年は例年とは違ってオンライン開催で、毎年のイベント運営セクションとは全く違うものでした。主に、ホームページ制作、広報、親睦会運営の三本を柱として活動してきました。ホームページ制作は、ほんとにゼロベースのとこから、どんな要素があったら見やすいのか、面白いのか、興味を持ってもらえるのか。このような様々な要素を一つずつ考えていき、実際に僕自身が制作会社の方と会議をするという経験ができ、とても新鮮な気分でした。広報では、イマドキ、TwitterやInstagramなどSNSを使った広報が効果的であると考え、高校生の中で役割を分担して、定期的に更新できました。自分達の年代が、SNSには触れる機会が多かったので、効果的な広報になったと思います。本来であればこれで仕事を終わりだったのですが、せっかくであればもっと自分達で何かできないだろうかと話し合い、親睦会をやりました。企画書から書き、本部に通してもらうということもやりました。全二回開催し、クイズや談話を通して画面を挟んでいるものの心の距離を近くすることができました。そして、いざ迎えた本番。自宅から参加し、与えられた仕事を着々とこなせました。最後の閉会式の時に、ここまでやってよかったと心の底から思いました。今回、初めてボランティア活動に参加して、一つ強く感じたことがあります。それは新しい形を自分の手で作ることができるということです。何もかもが前例のない中でも、あれやこれやと話し合っていくうちに、気がついたらそれが形となっていると感じました。それは、高校生だから大人と比べてできることはないで終わってしまったらもったいないということです。自分の可能性は本当に無限大です。それを身をもって感じました。そして、決してそれらは一人でできることではない。このイベントに関わった全ての人がいたからこそ、今日の結果があります。 私たちは一学期に行った研究を「ポストコロナ社会を創造しよう!」というテーマで発表し、コロナが収束した時の社会をより良いものにするためにすべきことを提案させていただきました。今年度は新型コロナウイルスの影響で発表する機会が少なくなっていたので、久しぶりに自分たちの意見や考えを発表することができ、有意義な時間を過ごすことができました。また、報告会には兵庫県や大阪府、京都府などが参加しており、カンボジア研修を経て感じたことやTable For Twoという活動に参加した話など、貴重な発表を聞くことができました。今回の発表を経て得た経験や知識を活かして、今後の研究を行いたいと思います。

カテゴリー: グローカル, グローバルリサーチ, 創造科学科4期生   パーマリンク

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