令和3年2月1日グローバルリサーチ「発表会リハーサル」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒が、普通科探究(ひょうたん)生徒に対しプレゼンテーションを行った。2月8日と22日に普通科生徒全員が探究学習の発表会を行うが、グローバルリサーチ受講生がデモンストレーションとして発表を行った。

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令和3年2月1日グローバルリサーチ「神戸市職員ヒアリング」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、神戸市都市局市街地整備部市街地整備課再開発・にぎわいづくり担当部長の渡邊智明氏からお話を伺った。生徒はテレワークの推進と神戸市西区西神中央駅周辺のにぎわいづくりを関連付けて、まちづくりをしたいと考え、本校OBでもある渡邊に意見を求めた。渡邊氏からは、テレワークの経済的なよい面とそうでない面があることや、実際のにぎわいづくりには人的資源が欠かせないことなど、生徒の研究をより多角的に分析できるよう指導をしていただいた。

〈生徒感想〉

今回神戸市都市局市街地整備部の渡邊さんとお話しさせて頂き、研究を進める上で欠けていた視点に気付かされた。今まで僕たちは「テレワーカーがその地域に移住すれば、自ずと地域活性化につながるだろう」と考えていた。しかし、移住した人たちによって街に賑わいをもたらす必要があるということをご指摘頂き、巣ごもり状態になるなどのテレワークの欠点も考慮したより広い視野を持たなければならないと感じた。これから実施案を考えていくにあたっては、人々を呼び込むための工夫に加えて、移住してきた人々や地域の人々を結びつけてより過ごしやすい街にするための工夫を考えていきたい。

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令和3年1月30日創造基礎B FW「CBA氏インタビュー」

空き家とアーティストを繋げることをテーマに研究をしている創造科学科5期生(1年)4名が、駒ヶ林町にある駒4工房にて、画家のCBA(シーバ)氏をインタビューさせていただいた。この班はPR動画作成を企画しているため、ビデオカメラを回しながら十数項目の質問を行い、また、駒4工房の様子も撮影させていただいた。途中、インタビュー映像を撮り直しさせていただく場面もあったが、快くご協力いただいた。CBA氏の人柄が十二分に伝わる映像が取れたことと思う。先日のインタビューと合わせ、アーティストさんの考え、思いが見えてきたように思う。さて、どのようなPR動画が完成するか、彼らの研究はどのような形に結ばれていくのか。是非楽しみにしておいていただきたい。

〈生徒感想〉

今回は、PR動画作成のために、アーティストCBAさんにインタビューをしました。CBAさんはとても気さくな方で、あらかじめ考えていた質問以外に、個人的に気になっていたことなどについても聞くことができました。反省点としては、撮り直しをお願いしなければならなかったことです。部屋でかかっていた音楽の音量がかなり大きく、編集でカットする際のことを考えてそのような判断をしました。後に編集する際、後悔しないためにも正しい判断だったと思いますが、あらかじめ先のことまで考えなければ迷惑をかけてしまうということを体感しました。素材がそろったので、これからPR動画の編集の作業に入ります。班員で手分けして今年度中に必ず完成させたいと思います。

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令和3年1月30日「Glocal High School Meetings 2021」金賞受賞

創造科学科4期生(2年)1名と5期生(1年)4名が、文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会主催「Glocal High School Meetings 2021」にて、4期生は日本語部門、5期生は英語部門にそれぞれ発表動画を投稿した。この発表会は、地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)の指定校・事業特例校・アソシエイト校(対象37 校)がオープン参加で動画投稿し、立教大学グローバル教育センター長の松本茂教授を中心に審査を受けた。本校は、英語部門が金賞(探究成果発表委員会特別賞)、日本語部門が銀賞を受賞し、5期生生徒が発表会にて英語部門の成果発表を行った。

〈発表タイトル〉

英語部門“Cool Japan”, “Card Game”, “Communication” ~Languages Learning for Vietnamese~ 金賞(探究成果発表委員会特別賞)受賞

日本語部門「女性議員を5割に増やすための政策提言~神戸市会議員へのアンケート調査をもとに~」 銀賞受賞

〈生徒感想〉

自分たち以外のグループの研究、発表をたくさん見てみて、自分たちがやっている研究の良いところと悪いところがだんだん見えてきたように思います。今回は映像視聴ということもあって、研究内容に加えて英語の発音なども気にしなければいけなかったので個人的にはとても大変でした。本番はぐだぐだで申し訳ない気持ちでいっぱいですが、これから改善できるように努めたいと思いました。他校の発表については、ほとんどふたばの発表しか覚えてないくらいあの活動内容の中身に驚きました。何より活動に対する熱意が伝わってきて、自分たちもさらに全力で取り組まないといけないんだなと刺激を受けました。

私は初めてオンラインでの発表会に参加しました。準備の段階で、対面とは少し勝手が違うため、「どうすれば伝わりやすいのか」ということを改めて考えるきっかけにもなりました。また他校の発表を聞くときも、自分の興味のあるものを何度でも、何回でも見られるという今までにはない形式だったので、自分自身も非常に多くのことを吸収することができました。今日の学びを今後の発表にも生かしていきたいと思います。

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令和3年1月29日グローバルリサーチ「大阪大学金先生ヒアリング」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門特任助教の金 泓槿氏からオンラインでお話を伺った。生徒は日本の介護技能実習生の法制度について研究しており、金先生からドイツにおける韓国人看護労働者の歴史についてヒアリングした。現代日本とドイツの外国人労働者受け入れについて比較することができ、研究を深めることができた。また、生徒の研究についてもアドバイスをいただいた。

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令和3年1月26日未来探求ゼミナール講義

本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を実施した。前回、個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、班でポスター原案を作成した。この原案をワールドカフェ形式で共有し、ブラッシュアップしていった。図表を3つ以上用いることや図表の見せ方に着目してポスターを作成した。

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令和3年1月25日創造基礎A 薮中三十二氏講義「新年 国際情勢と日本外交」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(1年)を対象に、立命館大学客員教授・外務省顧問の薮中三十二氏をお招きし、「新年 国際情勢と日本外交」というテーマで講義を行った。前半は、トランプ前大統領と米国の世界に与える影響、バイデン大統領の国際協調の方向性について生徒と議論しながら話を進めていただいた。後半は、中国の大国化と米中対立における日本外交の指針について生徒とディスカッションをしていただいた。議論は質疑応答含め3時間に及び、生徒からは質問が途絶えることなく熱気に満ちた講義となった。

〈生徒感想〉

講義を受ける前まではトランプ大統領は自分勝手でわがままな政治をしているのだと思っていた。しかし今回の講義を受けて、トランプ大統領がパリ協定やイラン核合意から離脱した理由を知り、ただのわがままではなかったことを知った。国際協調を目指してアメリカ兵を犠牲にしてまで世界の平和をつくることへの疑問、自分の国は自分で守り経済成長を促進すること、トランプ大統領がどんなアメリカ合衆国をつくりたかったのかが理解できたような気がする。国際協調とグローバリゼーションの難しさを改めて認識した。

日本は正当なやり方で世界の信頼を得つつもっと自分たちの意見を主張すべきだと思う。中国は日本に比べて世界の信頼が低い。しかし中国には頼らざる得ない実力があり、したたかな外交にもたけていると感じた。よって中国は世界の好感度とは対照的に重要な立場になっていくと思った。だけど日本が同じようにすると中国のような経済力がないため今まで築いてきた信頼がなくなるだけだと思う。そのため日本は世界を敵に回さない、逆に味方につけるような外交が大切だと思う。その上でアメリカや中国をもっと利用し、引っ張っていけるようなポジションを使うべきだと思う。 僕は今外交官という職に興味があり、薮中先生のお話はとてもためになるものでした。今回の講義をうけて常日頃から淡々と見ているニュースを多角的に捉えて、「アメリカの立場ならどう思うだろう?」や「もっと他の解決策があったのではないか?」などを考えることで基礎を身につけられると思いました。

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令和3年1月23日 創造応用ⅠS「サイエンスフェアin兵庫」

本校創造科学科4期生(2年)自然科学探究活動実践者(理系26名、文系4名)と5期生(1年)理系選択者31名が、今年はオンラインにて開催された「第13回サイエンスフェアin兵庫」に参加した。今年はオンラインによる開催で、自然科学探究活動を実践してきた2年生は研究成果をまとめて作成した動画を事前に投稿し、参加生徒は全員各自自宅で配信された発表動画を視聴した。動画の視聴については、STEAM教育モデル校である加古川東高校、豊岡高校、神戸高校の生徒と互いに評価し合うことで、刺激を受けていた。本校生の研究テーマは以下のとおりである。

<物理>古池や おゆまる飛び込む 水の音 ・ダイラタント流体の緩衝性

<化学>蛍光の変化で分かる腐敗度チェック

<生物>ユーグレナの切り花への延命効果

<数学>弁当の中身が混ざらないために ・記憶力と時間帯の関係

    1番当たる天気予報アプリは何? ・売れる漫画の法則とは?

<都市工学>みんなの理想の駅ってなぁに?「音」で考えるユニバーサルデザイン

<観光データ>コロナ禍における北海道の観光業

また、若手研究者による特別講演を視聴することで、科学探究について興味関心を高める機会となった。以下、参加した生徒による特別講演を視聴した感想である。

中高生のときに物理に興味を持ち、タイムスリップやブライアン・グリーンの論文に興味を持ったので宇宙物理学の道に進んだという話があった。中学校、高校での経験と日常での些細な疑問がきっかけになって、この分野に進んでいるので自分も一高校生として今の経験を大切にして、日常の疑問を大事にし、将来に繋げていきたいです。また、今回の話では印象に残った言葉がいくつかあってまず「論文として出版されれば、半永久的な人類の知的財産になる」という言葉と「宇宙科学は人類の叡知の先端を開拓する」という言葉に深く感動した。とても興味深い話を聞くことができたので、この経験を大切にしていきたいと思います。

コロナウイルスの飛沫予測でよくTVで見かけるスーパーコンピュータ富岳も基本的な構造は普通のパソコンと同じだと聞いてとても驚きました。しかし、性能は比べ物にならないほど素晴らしくて、全世界の人間が23年かけて行うような計算を1秒で出来るというのは想像ができないほど速いスピードです。計算の途中経過を記録して、計算途中でバグがあっても対処出来るようにするのは当たり前だと思いますが、とても大変なことだと知りました。記録に20~30分かかっては作業が進みません。そこでバックグラウンド的に書き込む方法もあると聞き、課題にひとつずつ向き合いその都度、更新、改良していく大切さがわかりました。海外で学ぶことは大切だとおっしゃっていたので英語の勉強など、今できることを頑張ろうと思います。

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令和3年1月23日課題研究「神戸高校オンライン交流発表会」

本校HR教室において、本校創造科学科5期生(1年)40名が兄弟校でもある神戸高校総合理学科(1年)40名と最先端の自然科学探究活動の成果を発表し合う交流発表会をオンラインで行った。両校とも8つの班が5人グループ研究した内容を、それぞれ2班ずつ1会場で交流発表し、互いの研究から刺激を受けながら、白熱した質疑応答を行った。緊急事態 宣言が発出されたことで急遽オンラインでの発表会となったが、限られた環境の中で半年の研究の成果を懸命に伝え、神戸高校からも多くのことを学ぶことができた。

<生徒感想>

1班 嶋田ゼミ 半永久的?!第二のカビキラー~イオン液体でカビを殺して予防しよう~  

神戸高校の方々の発表は自分の知らないものばかりで、ひとつひとつとても興味深く、楽しく聞くことができました。また同じ高校生に発表を聞いてもらいたくさんの質問を貰いました。鋭い質問も多く、上手く答えられない現状とともに自分たちの今の課題がわかりました。これによりさらに自分達の研究をよりよいものにしていくことが出来ると思います。人の前で発表することはとても緊張しましたが、たくさん質問をもらえるのはいい発表の証だとゆっていただきとても嬉しかったです。そして何より今まで1度も出来なかった質疑応答での質問をすることができたのが自分にとって1番の成長だったと思います。今までは自分に自信がなくこんなことを質問しても良いのかと思っていましたが勇気を出して質問したことによって殻を1つ破れたような気がします。発表を聞く側としても発表する側としても得られたものがありました。これをいかしさらに高いレベルを目指してこれからも頑張りたいです。

2班 西澤ゼミ 5時間後に意外な結果~環境DNAを用いたコイとオオクチバスの分布調査~

今日の神戸高校と兵庫高校の合同発表会では、得るものがとても多くありました。まず自分の班の今回の反省点として、実験結果から考察への結びつきが薄かったということが挙げられます。自分たちが予想していたものとは異なった結果がでたため、まとまった考察をすることができず「関係はないことが分かった。」と、まとめてしまいました。しかし、今回さまざまな班の発表を聞いて「なぜそのような結果になったのか」や「こうしたら違った結果が得られたのではないか」と、さらに深く考察していたことがとても参考になりました。最終発表に向けてそういったところを意識しながら考察の部分を改善していこうとこうと思います。 また、個人としても得るものがありました。それは分からないなりにも興味をもって積極的に取り組むということです。1回目の発表では実験内容のレベルが高かったこともあって相手の発表を聞くことがメインとなりそれに対して疑問を抱くことや理解を深めようとすることができなかったのですが、そのときに「難しい質問じゃなくていいから質問をした方がいい。」と言われ、2回目の発表では、その発表に興味をもって聞こうと意識したことで自然と内容も頭に入り質問をすることができました。個人的な次の目標としては自分が質問される側になったときに対応できるようになることです。そのためには発表前の入念な準備が大切であると思いました。

3班 西前ゼミ 表面張力とシャボン玉の関係~君は麗しきシャボン玉の真相を見たか~

結果的に8班の内1位になれたのはとても嬉しかった。甲南大学のリサーチフェスタに参加したことがとてもいい影響を今の私達に与えているように感じます。 校内の最終発表までが残り3週間ほどしかないのでそこまでに実験を多く重ねたいと思います。

4班 冨田ゼミ 「フードロス」を最大限に活用!!~コンポストを用いてより良い肥料をつくる~

今回の合同研究発表では、コオロギの記憶に関する研究や、ロボットを自作する研究など、さまざまなテーマを取り扱った研究を知る機会となりました。研究テーマを決めるに至った経緯や、実験方法、結果を踏まえた考察まで、班ごとに違った視点で行なっておりとても興味深かったです。また、初めて自分たちの発表を他の人に見てもらい、多くの質問をもらったことで、今後の課題や展望についてさらに考えを深めることができました。 今後も、このような外部との交流を大切にしていきたいです。

5班 松本ゼミ おさかなたちのバーコード集め~環境DNAで獅子が池の外来種調査~

神戸高校さんの発表はどの発表も高度でその難しい内容を分かりやすくまとめられていてすごいなと思いました。また、考察の内容が深く考えられていたと思います。僕たちの発表にも積極的に質問をしてくれて、興味をもってくれて嬉しかったです。今回の発表での経験を次に生かせるようにしたいと思いました。

6班 小田ゼミ 町中の石の放射線量について調べる~GM管を用いた調査~

かなりレベルの高い発表ばかりで、もっと発表の質を上げなければならないなと刺激を受けました。校内発表も、頑張りたいです。楽しかったです。自分たちの発表で、物足りない部分とか、指摘されたところがあったから、さすが神戸高校だと思いました。レベルの差を感じました。考察がとても深くて、もし自分が研究者だとしてもそこまで考えを深めることはなかなか難しいと思うので、神戸高校のすごさを感じました。器具の充実が素晴らしかった。神戸高校が本当にすごいと思った。 文章の曖昧さや、データなどの不明瞭な部分に少しでも疑問を持ったら質問をする神戸高校の方の姿勢が素晴らしかったと思います。これで、さらに自分たちの発表を深められたらいいなと思った。

7班 増田ゼミ 土壌成分と植物の生長との関係~猫草とエノコログサを用いての実験~

今回は神戸高校の生徒と画面越しでしたが初めてコミュニケーションをとることができ、新鮮でした。今回のようにインターネットを通じて発表を交わすのも慣れないことだったため不便に感じたこともありましたが、これからはこういう場面も増えるかもしれないので今回の体験は有意義なものになったと思います。普段は同じメンバーでしか意見の交換ができないので考え方が固まってしまいがちでしたが、神戸高校の生徒と意見を交換できたことで考えを改めることができました。

8班 三谷ゼミ ジェルポリマーの吸収実験~イオンとの関係に迫る~

自分たちの発表について、オンラインというお互いの意思疎通が難しい中でも質疑応答など丁寧に対応できたのは良かったと思います。また、質問の中で新たな考察を指摘され自分たちの考えが浅かったと感じました。次の校内発表に向けもう少し考察を深め、今回の質問を踏まえた新たな考えを導きたいと思います。  神戸高校の発表について、質問をした人もいましたが全員ではなかったという点が反省点です。しかし、全員がしっかりと耳を傾け理解しようと努めることができたので良かったです。資料やデータの使い方、ポスターのレイアウト、発表時の伝え方など良い点も悪い点も含めて次の発表の参考にしていきたいです。

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令和3年1月18日 GRⅠ 三ツ星ベルト講義「地元企業の海外進出とコロナ禍における課題」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)31名を対象に、三ツ星ベルト株式会社の人事部長 倉本信二氏に「地元企業の海外進出とコロナ禍における課題」をテーマにオンラインで講義をしていただいた。初めに三ツ星ベルトの概要や海外進出の現状、自動車業界との関連についてお話をしていただいた。次に「日系企業の海外進出のメリット」をテーマにペアワークを行い、意見を出し合った。続いて、三ツ星ベルトの海外進出の意義とコロナ禍における生産への影響について講義をしてもらった。そして「製造業の新型コロナウイルス対策」についてペアでディスカッションを行い、全体共有後に実際に三ツ星ベルトで行われた対策について倉本氏から解説をしていただいた。

〈生徒感想〉

コロナウイルスが国内外を問わず流行している中、どの企業も売り上げが落ちるなどの打撃を受けており、その中でも、企業努力を続けて生き残ろうとどの企業も頑張っていることを知れたことが最も印象的でした。例えば三ツ星ベルトでは、操業できなくなった工場で作るはずの製品を、他の工場で作って、それを輸送して、納期を間に合わせたり、外国の工場と日本の工場の間の行き来が出来なくなった場合に備えて日本と外国の連携を強化していることがわかりました。

リーマンショックの際の原価低減活動の取り組みが印象に残った。原材料の価格を落とすことに留まらず、製造時間の短縮、効率化を細かく厳しく見直していたことに驚きを感じた。これまで、会社の改革というと、新しい事業の展開や新マーケットの発掘など大きな物を考えがちだった。より良いものを短時間でたくさん作ることを目指した小さな積み重ねが会社の立て直しに繋がることを知った。

「品質を作り 品質を売る」という三ツ星ベルトのモットーが印象に残っています。リーマンショックやコロナウイルスの影響を受けた時も、原価低減活用を行った時も、何があっても絶対に商品の品質を下げるようなことはしないという強い意志に感銘を受けました。大企業のプライドというのか、その意思があるからこその大企業なのか。この考えは私自身の普段の生活の中でも取り入れたいと思いました。 最も印象に残っていることは、グローバル企業に大切なことは、様々な宗教の人や、人それぞれの性格を受け入れることであるということです。また、その寛容な心と相手が外国人なら尚更伝えようとする気持ちが大切であるということです。特に、コミュニケーションにおいては、英語よりも伝えようとする気持ちが大切だということが印象に残りました。私も、特に外国人と喋るとなると、少し戸惑ってしまいそうですが、その時は今日の事を思い出して、話そう、伝えようとする心がけを大切にしたいです。

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