令和3年2月10日創造応用ⅠS「研究発表会」(自然科学・文理融合)

本校において、創造科学科4期生(2年生)が自然科学分野と文理融合(都市工学、情報)の研究成果について発表した。神戸大学大学院理学研究科准教授の大堺利行氏、同大学大学院人間発達環境学研究科准教授の稲葉太一氏、兵庫県立大学社会情報科学部助教の石橋健氏、大阪大学大学院理学研究科の大学院生木村祐太氏にオンラインにて参加していただき、生徒の発表に対する質問や講評をしていただいた。

生徒の研究テーマ

【都市工学】みんなの理想の駅ってなぁに?~「音」で考えるユニバーサルデザイン~

【物理】ダイラタント流体の緩衝性

【生物】ユーグレナの切り花への延命効果

【数学】弁当が混ざらないために~標準偏差を使った信頼区間の推定~

【数学】1番当たる天気予報アプリは?~母比率の分析とポアソン分布より~

【数学】売れるマンガの法則とは?~回帰分析を用いて~

【物理】古池や おゆまる飛び込む 水の音~物体の水面への入水にかかる力~

【観光データ】コロナ禍における北海道の観光業

【化学】蛍光の変化でわかる腐敗度チェック

【数学】記憶力と時間帯~平均値・一元配置分散分析・単回帰分析を用いて~

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令和3年2月8日グローバルリサーチ「中間発表会」(前半)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表7分、質疑応答3分)を行った。今回は、龍谷大学講師の川元康一氏にオンラインで参加していただき、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり(発表順)

6班「テレワークによる地域活性化」

1班「移動の制限と国籍-COVID-19と難民-」

5班「成長都市から学ぶこれからの神戸」

9班「日本における地熱発電の現状と提案」

3班「神戸市の児童虐待の現状と改善」

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令和3年2月8日 GRⅠ 多文化共生センターひょうご講義「コロナ禍における外国人住民の課題」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)31名を対象に、多文化共生センターひょうご代表北村広美氏に「地域における多文化共生『コロナ禍における外国人住民の課題』」をテーマにオンラインで講義、及びワークショップをしていただいた。初めに多文化共生の概念や在留外国人の現状について講義をしていただいた。続いて、在留外国人の課題となる「制度の壁」「コミュニケーションの壁」「文化の壁」についてお話をしていただき、これら3つに加え「情報の壁」についてその対策を考えるワークショップを行った。生徒からは日常的に子供を呼んだイベントで交流を深めることや、半官半民のHPの作成などの提案があった。

〈生徒感想〉

私が一番重要だと考えることは、日常生活・近所付き合いに関する課題です。普段から周りとの関わりが薄いと、助けが必要な時、外国人はただでさえ怖くて不安なのに、状況が伝わってこないとさらに不安になり、周りからの疎外感を感じてしまうかもしれないからです。また私達は意識していなくても外国人に対してマイナスなイメージを抱いてしまいます。私達の外国人に対するイメージを変え、偏見をなくす、私達の行動や考え方で少しは解決になる課題であると思います。

印象に残ったのは、外国人に対する法整備が行えていないことです。これから今まで以上に日本に働きに来る人が増えるはずなのに法整備が行われないのはおかしいと思います。また、どの団体が出している条約か分からないのですが、条約を批准していないのは国連とかがSDG 10の「人や国の不平等をなくそう」について達成しようとしていないように思いました。

情報の壁の対処法として日本と外国の情報の分断はいけないという話で、ほんとにそうだなと思いました。もし、僕が外国に行ったときに現地の人が見ているのと違う情報だと心配になります。不安な気持ちは混乱を招くので、普段からの情報網について知ることは大切だと思いました。今後、外国と日本の関係や問題について調べる機会があれば、今回学んだ何人が多いかや、教育についてなど活用したいと思いました。

小学校の時にフィリピンの女の子が同じクラスにいて、その子はすごく日本語が上手だったのでこれといった問題はなかったのですが、もし身近に在日外国人の方がいた時変に身構えてしまったり、言葉が通じないからとコミュニケーションを図るのを躊躇ってしまったりすることがあると思います。今回の講義を聞いて、もっとこちら側からも歩み寄る努力が必要だと感じました。在日外国人の方に限らず、困っている方がいた時手を差し伸べられる人間になりたいです。 近年において多くの人にとっての情報源はマスメディアであるが、その中でも緊急を要する情報(緊急地震速報など)をいち早く伝える手段として、ラジオが再注目されているので、ラジオの放送の外国人向けのラインナップを増やしてみるという事について新たな試みで面白いなと思う。また日頃からその地域の市政だより等のインターネットの情報を、外国人向けに配信し興味を持ってもらうことが大切だと思う。

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令和3年2月3日グローバルリサーチ「WHO職員ヒアリング」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒2名が、WHO神戸センター テクニカル・オフィサーの茅野龍馬氏からオンラインでお話を伺った。生徒は新型コロナウイルス感染症の4月~5月の日本における緊急事態宣言とイギリスにおけるロックダウンを比較し、それらの有効性について研究しており、茅野氏からWHOとして各国の取り組みについてヒアリングした。茅野氏からは、当時未知のウィルスであった新型コロナウイルスに対し、結果としてどの程度有効であったのかはまだ評価できる段階ではなく、未だに収束が見通せないことから、各国の国際協調をすすめてワクチン接種を進める等の対策が求められるとアドバイスをいただいた。

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令和3年2月2日創造基礎B FW「クルたん食堂」

西鈴蘭台駅前にあるクルたん食堂において、創造科学科5期生(1年)の北区の子育て環境をテーマに活動をしている2班の生徒2名がNPOインクルひろば代表理事の松岡喜久子氏からお話を伺った。クルたん食堂は「子ども食堂」として3年前に設立しれ、地域の憩いの場や多世代交流の場として役割を担ってきた。生徒は今回のインタビューをもとに、施設案内できるよう活動を続けていく。

〈生徒感想〉

今回、フィールドワークに行かせていただいたインクル広場さん(クルたん食堂)でたくさんのお話を聞かせていただきました。くるたん食堂は0才〜中学生の子供たちを中心に、ご高齢の方やお父さんお母さんたちがたくさん訪れる場所でした。毎週木曜日に開かれています。コロナ前は1日50人〜70人くらいの人達が訪れていたそうです。現在でも20人ほどが訪れているそうです。子供でも大人でも障害があっても、誰でも訪れやすい優しくて暖かいインクルーシブな場所を目指していると所長の方が仰っていました。食堂だけでなく、オレンジカフェという認知症の方たちと触れ合うカフェが月に一度開かれていたり、コロナ前はたくさんのイベントも行われていたそうです。中でもお化け屋敷は近くのビルを使って手作り感溢れるものを子供たちも一緒に作り上げたそうです。また、机にアクリル板が立てられていたり、座席数が減らされているなど感染症対策もしっかりされていました。ご飯も食べさせていただきました。献立は白米、お吸い物、マカロニポテトサラダ、チャプチェ、ほうれん草とカニカマのおひたし、みかん、グラタン、パウンドケーキでした。どれもとても美味しく、暖かい家庭的な味がしました。特にチャプチェは大きな鉄板で作っていたこともあってか、香ばしくて美味しかったです。パウンドケーキは神戸市が提供しているものだそうで、それも本当に美味しかったです。所長さんはもちろん、働いていらっしゃる皆さんが本当に和やかに接してくださる、アットホームな雰囲気の場所でとても居心地のいい場所でした。

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令和3年2月2日創造基礎A WHO講義「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(1年)を対象に、WHO神戸センター テクニカル・オフィサーの茅野龍馬氏から「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」というテーマでオンライン講義を行った。新型コロナウイルス感染症について、伝播の状況や変異について説明していただいた。次にWHO、及び神戸センターの説明があり、最後にWHOの新型コロナウイルス感染症対策について講義をしていただいた。WHOから3つのメッセージ「Be SAFE」「Be SMART」「Be KIND」をいただき、自分一人ではなく、社会とともに新型コロナウイルスと向き合うことの大切さを学んだ。

〈生徒感想〉

私は今まであまりWHOと言うものを知りませんでした。感染症などの病気の時に活躍するグループという印象を持っていました。しかし今回WHOとはどのような組織なのかを聞くにあたってとても興味を持ちました。今までは国の政策位しかニュースを見てきていませんでしたが、各国ではなく世界規模で見ているWHOの対応にも注目していきたいなと思いました。また経済だけでなく治安など様々なところにも影響を及ぼす可能性がある、それをそれぞれの国やある人たちが食い止めていると言うお話を聞いて、今私たち国民が我慢をすることで世界がギリギリの状態で保たれていると感じました。北斗の拳の世界と言う話題も出てきましたが、世界中の皆でコロナに戦うと言う意識を持って行動していきたいと思います。

今回、講義を聞いてニュースで毎日見てきたコロナウイルスについて知らないことがたくさんあるということが分かりました。日本国民の大半がまだ情報をきちんと手に入れられていないのではないかと思いました。私は最近ひどい後遺症が残るという事実を知り、一層手洗いうがいを徹底するようになりました。感染がどれほど私たちの生活に影響を及ぼすのかということをきちんと説明する必要があると思いました。特に、映像や写真、感染者のリアルな声を届けることで危機感が高まるのではないかと思いました。「コロナ疲れ」という言葉があるように、緊急事態宣言が出ているのにもかかわらず気が緩んでいる部分があります。国を挙げてそのような情報を、メディアを通して提供していく必要があると思いました。

一部の地域に感染防止が出来ていなかったから感染が拡大したという話ではなく、世界全体で封じ込めが出来ていなかったからパンデミックが引き起こされたというお話を聞いて、グローバル化のリスクや欠点を知ることが出来ました。世界中でグローバル化が進み国境が曖昧になったことにより、感染症が広がるスピードも昔よりさらに早くなっている現代社会の感染症に対する対策の仕方を世界で今一度考え直し、これから先も敵対するのではなく協力し合わなければいくべき機会になったと思います。

ワクチンを早急に全国民が接種できるような環境を作るべきである。一部の人だけではなく、低所得の人もである。なぜなら、ワクチンを接種して抗体をつくることでこれまでのような制限された社会から解放され、人や経済も回復していくのでは思われるから。そして、接種は一部の人にするだけではいけない。例えば、ホームレスの方たちはマスクが買えずに街を歩くことになる人が多い。そうなると感染拡大がより一層広がるのは自明である。ただし、ワクチンを接種する際には、ワクチンの正しい知識を持たせるようにすることが必要であると考えられる。

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令和3年2月2日未来探求ゼミナール発表会

本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の成果発表を実施した。班で作成したポスターをもちいて、神戸の課題や魅力について発表した。

〈発表タイトル〉

1A 台湾人の心をつかめ!~ぽかぽか有馬温泉~

1B 大人も子供も楽しめる~神戸でかわいいスイーツ巡り~

2A 神戸市広報強化していこうや!

2B 三宮のあとは、掬星台でnight

3A 地元の人しか知らない、神戸の魅力。

3B こうべのたべものはおいしい。

4A 愛され神戸

4B KOBE坂道で高齢者に健康を

5A Let’s Go! KITANO IZINNGAI!!!

5B 電車賃が高いんじゃ!!

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令和3年2月2日第11回高校生鉄人化まつり実行委員会(3)

第11回高校生鉄人化まつり開催に向けた第2回会議がオンラインにて開かれた。今回はまず、緊急事態宣言延長における対応を検討した。次にポスター原案について議論した。そして、実行委員会企画のクイズについて、各校で役割分担したものを共有した。次回実行委員会は3月8日にオンラインで実施予定。

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令和3年2月1日グローバルリサーチ「発表会リハーサル」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒が、普通科探究(ひょうたん)生徒に対しプレゼンテーションを行った。2月8日と22日に普通科生徒全員が探究学習の発表会を行うが、グローバルリサーチ受講生がデモンストレーションとして発表を行った。

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令和3年2月1日グローバルリサーチ「神戸市職員ヒアリング」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、神戸市都市局市街地整備部市街地整備課再開発・にぎわいづくり担当部長の渡邊智明氏からお話を伺った。生徒はテレワークの推進と神戸市西区西神中央駅周辺のにぎわいづくりを関連付けて、まちづくりをしたいと考え、本校OBでもある渡邊に意見を求めた。渡邊氏からは、テレワークの経済的なよい面とそうでない面があることや、実際のにぎわいづくりには人的資源が欠かせないことなど、生徒の研究をより多角的に分析できるよう指導をしていただいた。

〈生徒感想〉

今回神戸市都市局市街地整備部の渡邊さんとお話しさせて頂き、研究を進める上で欠けていた視点に気付かされた。今まで僕たちは「テレワーカーがその地域に移住すれば、自ずと地域活性化につながるだろう」と考えていた。しかし、移住した人たちによって街に賑わいをもたらす必要があるということをご指摘頂き、巣ごもり状態になるなどのテレワークの欠点も考慮したより広い視野を持たなければならないと感じた。これから実施案を考えていくにあたっては、人々を呼び込むための工夫に加えて、移住してきた人々や地域の人々を結びつけてより過ごしやすい街にするための工夫を考えていきたい。

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