本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、神戸市都市局市街地整備部市街地整備課再開発・にぎわいづくり担当部長の渡邊智明氏からお話を伺った。生徒はテレワークの推進と神戸市西区西神中央駅周辺のにぎわいづくりを関連付けて、まちづくりをしたいと考え、本校OBでもある渡邊に意見を求めた。渡邊氏からは、テレワークの経済的なよい面とそうでない面があることや、実際のにぎわいづくりには人的資源が欠かせないことなど、生徒の研究をより多角的に分析できるよう指導をしていただいた。
〈生徒感想〉
今回神戸市都市局市街地整備部の渡邊さんとお話しさせて頂き、研究を進める上で欠けていた視点に気付かされた。今まで僕たちは「テレワーカーがその地域に移住すれば、自ずと地域活性化につながるだろう」と考えていた。しかし、移住した人たちによって街に賑わいをもたらす必要があるということをご指摘頂き、巣ごもり状態になるなどのテレワークの欠点も考慮したより広い視野を持たなければならないと感じた。これから実施案を考えていくにあたっては、人々を呼び込むための工夫に加えて、移住してきた人々や地域の人々を結びつけてより過ごしやすい街にするための工夫を考えていきたい。