西鈴蘭台駅前にあるクルたん食堂において、創造科学科5期生(1年)の北区の子育て環境をテーマに活動をしている2班の生徒2名がNPOインクルひろば代表理事の松岡喜久子氏からお話を伺った。クルたん食堂は「子ども食堂」として3年前に設立しれ、地域の憩いの場や多世代交流の場として役割を担ってきた。生徒は今回のインタビューをもとに、施設案内できるよう活動を続けていく。
〈生徒感想〉
今回、フィールドワークに行かせていただいたインクル広場さん(クルたん食堂)でたくさんのお話を聞かせていただきました。くるたん食堂は0才〜中学生の子供たちを中心に、ご高齢の方やお父さんお母さんたちがたくさん訪れる場所でした。毎週木曜日に開かれています。コロナ前は1日50人〜70人くらいの人達が訪れていたそうです。現在でも20人ほどが訪れているそうです。子供でも大人でも障害があっても、誰でも訪れやすい優しくて暖かいインクルーシブな場所を目指していると所長の方が仰っていました。食堂だけでなく、オレンジカフェという認知症の方たちと触れ合うカフェが月に一度開かれていたり、コロナ前はたくさんのイベントも行われていたそうです。中でもお化け屋敷は近くのビルを使って手作り感溢れるものを子供たちも一緒に作り上げたそうです。また、机にアクリル板が立てられていたり、座席数が減らされているなど感染症対策もしっかりされていました。ご飯も食べさせていただきました。献立は白米、お吸い物、マカロニポテトサラダ、チャプチェ、ほうれん草とカニカマのおひたし、みかん、グラタン、パウンドケーキでした。どれもとても美味しく、暖かい家庭的な味がしました。特にチャプチェは大きな鉄板で作っていたこともあってか、香ばしくて美味しかったです。パウンドケーキは神戸市が提供しているものだそうで、それも本当に美味しかったです。所長さんはもちろん、働いていらっしゃる皆さんが本当に和やかに接してくださる、アットホームな雰囲気の場所でとても居心地のいい場所でした。