令和3年3月21日第11回高校生鉄人化まつり

 六間道商店街にて、KOBE鉄人PROJECT主催「第11回長田区・高校生鉄人化まつり」が開催された。このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した創造科学科の前身である総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったものだ。本校創造科学科5期生(2年)4名と育英高校の生徒会、神戸野田高校の生徒会とで実行委員会を組織して企画、運営を行い、本校生が実行委員長を務めた。今回は雨天であったため、予定していた若松公園鉄人広場での実施を中止し、六間道商店街にて動画撮影し、後日オンラインで配信されることになった。

配信元(3月30日から5月9日まで配信予定)

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〈生徒感想〉

  第11回高校生鉄人化祭りの実行委員が発足されてから割と長い時間が経った様に思う。この鉄人化祭りは今年で11回目を迎える伝統のある先輩の作った行事だ。その行事で僕は今回実行委員長を務めることになった。昨今の新型コロナウイルス感染症の影響を受け、リモート会議が続いた。実行委員発足当初は兵庫高校など各校に集まり会議をすると言う予定だったが、2度目の緊急事態宣言を受け、リモートでの会議になったのだ。この影響で会議が進みづらかったりと少し悪いことが起きたりもしたが、これはこれで今回のテーマの「NEW festival」に合っていると思った。実行委員企画としてクイズ大会を企画していたが、それも雨により不可となった。当日に実行委員長として新聞記者からインタビューを受けたり、初めと終わりの挨拶を言うことになったが、緊張していて何を言ったか曖昧にしか覚えていないのでいらないことを口走って無いことを切に願う。ここまでこのようにやや低いテンションのようにレポートを書いているが実際のところは演目を1観客としてとても楽しませてもらった。こんなに大成功で終われたのは、出演者の方々、観客の方々、そして実行委員の皆様や手伝って下さった皆様のおかげだと思う。感謝してもしきれない。大切な一つの伝統を次の世代に渡せて良かったと思う。

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令和3年3月16日DXスタートアップ研修 事前指導

 普通科グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科4期生(2年)を対象に参加希望者を募り、8名がDX研修に応募した。この日は株式会社OPSIONが提供する「クラウドオフィスRISA」のログイン及びアバター設定のデモンストレーションを行った。また、当日はおもに自宅参加となるため、オンライン授業の心得やトラブル対応について確認した。

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令和3年3月17日創造基礎FW「がまっち完成」

 studio kiichiにおいて、創造科学科4期生(2年)4名が、studio kiichi代表の片山氏からがま口財布型マッチケース「がまっち」の完成品を受け取った。生徒が考えたデザインをもとに製作していただき、若者から大人まで関心を得られる仕上がりとなった。

〈生徒感想〉

 今日は「がまっち」完成品を受け取りにKiichiに行きました。実際に完成したものを見せていただいたのですが、そのクオリティの高さに驚きました。私は特に、がま口財布の質感とマッチラベルのデザインが良い感じにマッチしているところが好きです。マッチラベルの雪だるまが可愛いことに加えて、自分たちで考えた色彩も派手目なパステルカラーにしたのが大正解と言わんばかりに現代的でポップに仕上がっていて、かつがま口財布のシックな感じもそこにあって最高だと思います。また、マッチを着火する部分の金具も用意して下さっていたり、これまで私たちの要望に応えてくださった片山さんには感謝の気持ちでいっぱいです。今後は、SNSを活用したり北野工房で展示していただくことでがまっちを様々な人に知ってもらい、がま口財布とマッチの良さを広めていく予定です。具体的には、がまっちを日々の生活の中で使い、利点や改善点を見つけ、それをマッチの歴史や豆知識等と一緒にまとめてポップ形式にまとめようと考えています。また、新聞にとりあげて頂くことも考えています。

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令和3年3月16日第11回高校生鉄人化まつり実行委員会(5)

 神戸野田高校にて、第11回高校生鉄人化まつり開催に向けた第5回会議が開かれた。今回は21日当日が雨天の予報が出ているため、その対応について確認した。そして、神戸野田高校放送委員会とともに司会原稿の読み合わせ、実行委員会企画の最終確認をした。21日本番は六間道商店街にて無観客で撮影し、後日編集したものを以下のHPにて配信する予定である。

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令和3年3月8日第11回高校生鉄人化まつり実行委員会(4)

 第11回高校生鉄人化まつり開催に向けた第4回会議がオンラインにて開かれた。今回はまず、ポスター完成版について確認した。そして、実行委員会企画のクイズについて、各校で考えた問題の出題内容や順番について確認した。次回実行委員会は3月16日に神戸野田高校で実施予定。

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令和3年2月22日グローバルリサーチ「中間発表会」(後半)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表7分、質疑応答3分)を行った。今回は、甲南大学フロンティアサイエンス学部教授の甲元一也氏と大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門特任助教の金泓槿氏、龍谷大学講師の川元康一氏にオンラインで参加していただき、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり(発表順)

4班「男性の育児参加の現状とこれから」

10班「韓国の制度を取り入れた介護技能実習生の労働環境の改善について」

7班「市街化調整区域とまちづくり~神戸から30分の秘境に迫る!~」

8班「神戸市の竹害~経済活動と自然保護の両立を求めて~」

2班「日英のコロナ対策」

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令和3年2月21日「令和3年度創造科学科合格者説明会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、令和3年度推薦入試に合格した本校創造科学科6期生(来年度 新1年)40名を対象に、合格者説明会を行った。学校長および学科長からの挨拶の後、創造科学科3期生(3年、東京大学工学部推薦入試合格、京都大学教育学部特色入試合格)の生徒から、創造科学科で学んだことを踏まえて、創造科学科6期生としての心構えについて話をしてもった。最後に今後の日程と入学までの課題について説明を行った。

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令和3年2月12日課題研究最終発表会

本校武陽ゆーかり館において、本校創造科学科5期生(1年)40名が最先端の自然科学探究活動の成果を発表する「課題研究最終発表会」をオンラインで行った。緊急事態宣言が発出される中、オンラインでの発表会となったが、半年間指導していただいた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生8名の皆さんにも参加していただき、神戸高校との交流発表会で学んだことを生かして主体的な発表を実践した。各班前回の発表会での課題をひとつひとつクリアして、大学院生からもその成長した内容や表現に高い評価をいただいた。なお、発表テーマは以下の通りである。

1班 嶋田ゼミ 半永久的?!第二のカビキラー ~イオン液体のカビ予防効果の検証~

2班 西澤ゼミ 5時間後に意外な結果 ~環境DNAを用いたコイとオオクチバスの分布調査~

3班 西前ゼミ 君は麗しきシャボン玉の真相を見たか ~表面張力とシャボン玉の関係~

4班 冨田ゼミ どんなフードロスが豆苗を成長させる? ~コンポストを用いて調べる~

5班 松本ゼミ おさかなたちのバーコード集め ~環境DNAで獅子が池の外来種調査~

6班 小田ゼミ 町中の石の放射線量について調べる ~GM管を用いた調査~

7班 増田ゼミ 土壌のpHが猫草の生長に与える影響

8班 三谷ゼミ ジェルポリマーの吸収実験  ~イオンとの関係に迫る~

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令和3年2月11日「第8回高校生国際問題を考える日」代表発表

普通科グローバルリサーチ受講生(1・2年)10名、創造科学科4期生(2年)7名と5期生(1年)4名が、文部科学省指定グローカル型地域協働推進校探究成果発表委員会主催「第8回高校生国際問題を考える日」に参加した。創造科学科4期生4名が発表動画を投稿し、このうち1名が生徒代表の4つのうち一つとして発表した。続いて、「地域にある国際関係機関を知ろう~JICA関西とWHO神戸センターと振り返る2020年~」というテーマで、独立行政法人国際協力機構(JICA)関西センター業務第一課/国際防災研修センター 副調査役の永田禎章氏とWHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)テクニカル・オフィサーのローゼンバーグ恵美氏から国際関係に興味をもった経緯や仕事の内容についてお話をしていただいた。最後に発表に対する講評として、大阪大学全学教育推進機構講師の柿澤寿信氏から探究学習をより深めるポイントについてお話をしていただいた。

〈発表タイトル〉 「教員の長時間労働改善方策の検討~教員と生徒へのアンケート調査をもとに~」生徒投票1位(県立姫路西高校発表と同率)

〈生徒感想〉

他校がどのような取り組みをしているのかを知ることができたと同時に、創造科学科4期生は文理問わずとてもレベルの高い研究をしているんだなと感じた。また、大学教授からの講評であった「根拠を集める」「効果が本当にあるのか検討する」「調査設計が妥当か考える」といったポイントは、これからの論文作成、大学で行う卒論にも非常に役立つものになったと思う。以前神大の先生の動画で見た調査設計の講義で学んだ「順序効果」なども、当時は「ふーんこんなものがあるんだ」くらいにしか思えなかったが、今回他校の発表を聞いてその重要性を知ることができた。

僕は特に、各高校の発表とそれに対しての講評がとてもためになりました。今までデータをただ提示するという点が多かったですが、統計学的にt検定やデータの代表性などにも考慮することがとても大切だと思いました。また、大学の教授の方々は提案にどれだけ効果があるのを示すのか重視するということを聞き、以前神戸大学の石川先生も僕たちの基礎Bの提案のアドバイスをしてくださったのを思い出しました。どれほど僕たちの作るカードゲームの効果があるのかを確認するために、かるた大会などを開いてはどうかなども頭に入れつつ、今後の探究活動に大いに活かしていきたいと思いました。 JICAやWHOの方々からお話を聞くことができる機会はそうそうないと思うので、大変貴重な経験をありがとうございました。コロナウイルスの影響は計り知れず、甚大な被害が今もなお広がっていることと思いますが、その中でも正しい情報を正確に伝えることも含め活動をしてくださっていることを知りました。今の情勢になる前から色々な問題はあったはずですが、その問題と同時並行で国際間を通してコロナ対策をしてくださっていることに今一度感謝したいと思いました。

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令和3年2月10日創造応用ⅠL「研究発表会」(社会科学)

本校において、創造科学科4期生(2年生)が社会科学分野の研究成果について英語で発表した。大阪大学大学院国際公共政策研究科から松繁寿和教授、同博士課程3年の孫云之鹏氏、同博士課程1年の曹可虓氏、同じく小林祐美氏、ラティッポーンクン・ルアンリン氏にオンラインにて参加していただき、生徒の発表に対する質問や講評をしていただいた。

生徒の研究テーマ

・” Research on How the Media Can Increase Interest in Elections”(選挙への関心を高めるメディアの在り方について)

・” Examining of Measures to Improve Long Working Hours for School Teachers”(教員の長時間労働改善方策の検討~教員と生徒へのアンケート調査をもとに~)

・” Gender Issues in Western Movies: Focusing on Working Women”(洋画から見たジェンダー問題~ワーキングウーマンに焦点を当てて~)

・” Suggesting a Proposal to Increase the Numbers of Female Lawmakers to 50% : Based on an Investigatory Questionnaire for Lawmakers of Kobe”(女性議員を5割に増やすための政策提言~神戸市会議員へのアンケート調査をもとに~)

・” How to Make Your Speech More Attractive”(興味を引く話し方~もう式典で眠らない~)

・“Development of Audible Traffic Signal which isn’t grasped noise” (騒音と捉えられない音響式信号機の開発)

・” To institutionalize Euthanasia”(安楽死を法整備する為に)

・” Proposal for Religious Knowledge Education ~religious diversity in Kobe as a teaching material~”(宗教知識教育の提案~「神戸」イスラームを教材に~)

・” Measures against Piracy Comic Websites”(マンガ海賊版サイト対策)

・” The Needs of the Power of the Youth in the Aged Areas”(高齢化する地域における若者の必要性)

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