本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で数学分野の探究活動を行いました。
「A4用紙を道具を用いず正確に三つ折りする方法」「傘を忘れる確率を考える」など、
身近にある疑問を数学の幾何、確率を用いて考えました。普段の授業の学びをどのように活用していくかを考える機会になりました。
またその考えを他の人が納得できるように互いに説明をしあいました。探究活動において、自分たちの研究の内容や考えをしっかりと他者に伝えることも大切です。
本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で数学分野の探究活動を行いました。
「A4用紙を道具を用いず正確に三つ折りする方法」「傘を忘れる確率を考える」など、
身近にある疑問を数学の幾何、確率を用いて考えました。普段の授業の学びをどのように活用していくかを考える機会になりました。
またその考えを他の人が納得できるように互いに説明をしあいました。探究活動において、自分たちの研究の内容や考えをしっかりと他者に伝えることも大切です。



創造科学科6期生(1年)が「創造基礎B」の授業の一環で、長田区役所を訪問した。「広報」をテーマにした1班は広報相談担当の山橋係長と東間氏、「美しいまちづくり」をテーマにした2班は協働推進担当の吉田係長と坂元氏、「地域活性化イベント」をテーマにした3班は事業推進担当の上達係長と皆木氏、「地域主体のまちづくり」をテーマにした5班はまちづくり推進担当の杉山係長と齋藤氏から各テーマの現状と課題、長田区の施策について説明を受けた。今後それぞれのテーマに沿って、地域に出て活動をしていく予定である。なお、「名谷図書館」をテーマにした4班は、当該施設が休館日であったため、校内でテーマ学習をおこなった。
〈生徒の感想〉
今回、フィールドワークに行ってこれからの創造基礎Bの進め方や何をしていくかが分かった。僕たちの班は広報担当で区役所の方から広報を出している目的やどんな記事を目指しているかなどの話が聞けた。そして僕達は、広報の裏表紙を手伝わせていただくことになった。今年の長田区の広報は長田区の不思議なところについての取材を毎月記事にしているそうで、僕達1班は実際に長田区を歩いて長田区の不思議なところをまずは探すことになった。広報を見る人が興味を持つようなネタを探したい。また、広報の発信の仕方についても議論した。もっとSNSや動画を活用して長田区の魅力を発信することを考えたりした。 区役所の方に話を聞くことでこれからの活動の計画が立てられたし、とても良い時間となった。また区役所の方にいろいろな質問を積極的にできていてとてもいい雰囲気で実施できたと思う。
1班の全体としての反省と、個人的な反省をしようと思う。まず、全体の反省点はそもそも今回何をしに行くのかを全員が把握しきれていなかったことだ。その証拠に、実際に対面したときにかなり間があり、明らかな準備不足を感じさせた。ただ、全員が役員の方の話をしっかり聞いて理解しようとしたり、内数人がその話し合いの流れから質問したりというのは良い点だったと思う。次に個人的な反省点だが、主に二つだ。一つは、名刺交換がおぼつかなかったこと。もうひとつは最初の質問で、いきなり長田区の治安について聞いてしまったことだ。名刺交換は慣れだからよしとして、いきなり失礼なことを聞いて、いけないことをしたとは質問した直後にもわかった。この原因は先ほど同様準備不足、そしてそこから生じた緊張だ。今後は気をつける。良かった点は少し場をなごませる発言ができたことだ。役所の方が私たちの緊張をほぐすためかたまに面白い発言をされて、そこに便乗して自分も少し滑稽なことを言って、場に笑いをもたらすことができて我ながらかなり良かったと思う。
私たちの班は長田区役所に訪問し、獅子ヶ池の良さや活動についてお話をお伺いしました。現在、獅子ヶ池では「獅子ヶ池を美しくする会」を中心に清掃活動や環境を守るための活動、長田区の北部の小学生と南部の小学生の交流の場として親しまれているそうです。主に獅子ヶ池に関することをされている方は高齢者が中心であるので、 多くの方に獅子ヶ池について知ってもらい、若い世代へつなげていくために、私たちは広報や提案を考えていきます。2班の中でAとBにわかれて活動するか、具体的にどのようなことをするかはまだ決まっていませんが、SNS等を通じて若い世代にも知ってもらえればと考えています。
長田がビーチサンダル発祥の地である事をどうアピールしていくか、またストリートピアノをさらに利用していただく為には何をすべきかなどについてのお話を伺いました。そこで考えたことは次の通りです。ビーチサンダルについて、利点のアピールやオリジナルデザインを考えたり、8月3日のビーチサンダルの日に向けた広報を考える。ストリートピアノについて、誰でも気軽に弾けて楽しめる場所にする目標を達成するために、ターゲットを定めたり、イベント開催するための条件(法律・条令・施設管理等)を調べる。
3班はビーチサンダルやストリートピアノに関するお話を伺いました。お話から今私たちがしようとしていることで難しいこともでてきました。特にストリートピアノでは、装飾やチラシの設置に許可がいり、私たちだけではなく鉄道会社の方々にメリットがあるということを伝えなければ難しいと知りました。そのことについても班で話し合い、新たな案や鉄道会社の方々に納得してもらえるようなプランを考えていきたいと思います。まだA班とB班の間でどちらが何をするかはまだ決まっていませんが、ビーチサンダルとストリートピアノのうち一つに絞るのかどちらも盛り込むのかを決めていきたいです。特にビーチサンダルは私たちと同年代の人々にも良さを知ってもらえるよう3班で公式のインスタグラムを始めました。ビーチサンダルだけのメリットなども伺うことができたので、広めていきたいです。また、それでビーチサンダルに対する若者のリアルな声を拾っていきたいです。
今回のフィールドワークの目標は、区役所の方々の考えと自分達の考えとを交換して、次に何をすべきかを考えるということだったが、なかなか上手に出来なかった。もう少しちゃんと駒ヶ林について調べておくべきだったのに、結局区役所の方から教わる事の方が多かったので次にお話しをする時までに、ある程度の知識を蓄えておくことが今後の課題です。また、実際に現地に行くことになったので色々なことを肌で感じて、自分達が何をするのかを班のみんなと話し合いたいです。



本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、兵庫県企画県民部ビジョン課の森川智弘氏から「兵庫県の未来のことを考えよう」というテーマで講義を実施した。ゴールデンウイークの課題として、兵庫県将来構想研究会「兵庫県将来構想試案」の今後30年の大潮流(1.人口減少・超高齢化、2.自然の脅威、3.テクノロジーの進化、4.世界の成長と一体化、5.経済構造の変容、6.価値観と行動の変容)について各自で質問を考えた。これをもとに班内で共有し、森川氏に質問を投げかけた。次回5月18日は、6つのビジョンの方向性「個性の追求」「開放性の徹底」「つながりの再生」「集中から分散へ」「美の創出」「次世代への責任」について議論する予定である。
〈生徒の感想〉
今回の講座を受けて、将来自分が大人になったときの兵庫県について深く考える良い機会になったと思う。今までは、兵庫県は人口減少や少子高齢化がヤバい、地震が起こりそう、など表層的な部分しか知らず曖昧な認識でいたが、人口減少・高齢化については具体的な地域の例によって現状に対する危機感を感じたり、自然災害については兵庫県の方でしっかりと対策していると聞き安心したが、自治体だけでなく私たち個人単位でも災害に備えることで、被害をより少なくできるようにも思う。他にも、テクノロジーの進化によって起こる課題や期待、経済構造の移り変わりなんかは自分たち“若者”が特に考える必要のある重大なテーマであり、幸せや地域の発展につながる形で取り込むべきだ。しかし、私はこのテクノロジーの進化によって都市圏と地域の間で技術格差が起こることを懸念している。現に今、淡路島など地域の方には5Gは通っていないし、他の都道府県でも5Gが通っているのは都市部だけ。こういう格差をなくすために何をどうすれば良いのか、と言ったことをクラスの中で話し合ったり、深掘りしていくことで解決策が出てくるかもしれない。今回は、クラスで意見を交換することは出来なかったが、これからの社会の流れや課題、目標を具体的に知ることが出来、とても良い経験になった。みんなで目指す未来を実現できるように県民が一丸となって、「将来構想思案」に取り組み、より良い社会を創り上げていきたい。
私は、今回の講義で兵庫県及び神戸市の問題の現状や、これからの課題について知ることができました。講義では兵庫県の市町の人口減少の具体的なデータを見て、「将来構想試案」では日本のGDPが世界的に下がっている、そしてこれからも下がっていく予測がなされていることを知りました。私は、この2つの問題は繋がっているところがあると思います。人口減少はそのまま労働者減少に繋がるからです。しかし、日本と同じように、むしろ日本よりも人口の少ない先進国でこれからも発展していくと予測されている国もあります。そういった国は、北欧に多くあります。それらの国の共通点として税金が高額であることが挙げられると思います。日本や兵庫もそういった国を参考にして、税金をあげてみる政策を取り入れてみれば良いのではないのかなと思います。そして、新しい産業への投資をすれば、経済に還元されていくのではないかと思いました。
今回の講義を聞いて兵庫県の構成、将来の方向性、現状の問題や取り組みを学ぶことができ、これから生活していく中で生きてくるような意義のあることを聞けてよかったです。僕は人口について興味を持ちました。兵庫県の人口は今下降状態にあります。そして、人口の分布を見ると神戸や阪神に大半が集まっています。つまり、土地が上手く使えていないということです。この事により、多自然地域の無人化が発生し、産業が衰退していくのではないかと思いました。そして機会では代用しにくい産業の職が減る事で間接的に人口も減っていくと思います。これは日本全体にも言える事なので、僕はもっと人口の分布の範囲を広げていき、日本という国の端から端までを使って、これからの物事を進めていくべきなのではないかと考えました。



本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で物理分野の探究活動を行いました。
今回のテーマは「天井までの高さを正確に求める」です。定規や三角定規、分度器、たこ糸等与えられたものを組み合わせ、講堂の天井までの高さをできるだけ正確に測定する方法を探究しました。考えた方法が実際には上手くいかず、ショックを受けながらも粘り強く測定を繰り返しました。失敗から考え、根気強く研究に取り組むことは探究活動において非常に大切なことです。
最後に結果報告を行うと、実際の高さと僅かな差で高さを求められているグループもありました。



本校理科1教室において、普通科1年生を対象に2・3年生のグローバリサーチ受講生が説明会を開催した。上級生からグローバリサーチの研究や発表、論文作成等の取り組みについて、また研修について自身の経験をもとに伝えた。1年生はこの説明会を参考に、今後応募する予定である。



北野工房にあるマッチハウス「マッチ棒」において、創造科学科4期生(3年)3名が、店長の岡部由樹氏に生徒が考案し作成されたがま口財布型マッチケース「がまっち」の展示を依頼した。生徒はがまっち作成の経緯の説明やポップ案を提示し、岡部氏から展示の了承をえた。兵庫県に発出されている緊急事態宣言の解除後に展示をしてもらう予定である。



〈生徒感想〉
今日は、北野工房にある”マッチ棒”へ、がまっち展示についての相談を挨拶も兼ねて伺った。がまっち展示の許可を頂き、一番目につくであろう店の入口に展示させていただけることになった。店長の岡部さん、本当にありがとうございます。また、購入希望者がいた場合の対応や展示の日程等についても話し合った。岡部さんも仰られていたが、今、コロナ禍で客足も減っており、更に今後緊急事態宣言も発令されるという厳しい状況だ。そんな中だが、今回のFWの中で見えてきた課題や今後のスケジュールにしっかり取り組み、マッチの良さを少しでも多くの人に広めていきたいと思う。
本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で化学分野の探究活動を行いました。
今回は「最強のカイロを作るには?」をテーマとし、カイロに使われる成分物質の役割を実験の結果から考察し、最高温度、持続時間の向上を目指しました。結果を深く考察し、グループで考えを出し合い、実験方法を考え改善に繋げていくという探究活動の基本の流れを体感し、普段の実験との違いに苦戦しながらも、問いに対して真剣に向き合い実験を行う姿が見られました。



本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(1年)40名を対象に、長田区まちづくり課課長の平岩正行氏をお招きし、「神戸市の施策と長田区の現状、そのまちづくりの取り組みについて」というテーマで講義をしていただいた。神戸市が「若者に選ばれる」魅力あるまちづくりに向けた施策や課題についての講義をしていただいた。本講義は、本校と長田区との連携協定(平成30年)にもとづき、「創造基礎B」の導入として行われたものである。
続いて、講義を受けて地域課題研究のテーマ設定を行うワークショップを実施した。8人5班に分かれテーマを設定した。長田区まちづくり課の職員3名もテーマ設定のアドレスや情報提供を行ってサポートをしていただいた。今後、各班がAB2つに分かれ同じテーマで活動していく。
〈各班のテーマ〉
1班 広報-広報誌の取材-
2班 美しいまちづくり-獅子ヶ池の自然-
3班 地域活性化イベント-ストリートピアノ、ビーチサンダル-
4班 神戸市の課題-図書館を中心に名谷の活性化-
5班 地域主体のまちづくり-駒ヶ林の活性化-



本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(1年)を対象に、「新聞ワーク」を実施した。入学前課題として新聞の切り抜きと感想を書く活動を行った。それをペアで発表し、各新聞テーマについて意見交換を行った。今後、同様の活動を「新聞ノート」として実施し、創造基礎Aのテーマ学習の予習や各自の興味関心に合わせて時事問題の理解につなげていく予定である。



本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(1年)を対象に、「創造基礎を創造しよう」というテーマでワークショップを行った。入学前課題として同テーマで各自で授業案を考えた。それをナショナル・グローカル・その他(新型コロナ関連等)に分類し、3~4人の班を編成し、お互いに授業案を共有ってグループの授業テーマを発表した。なお、ローカル課題については、「創造基礎B」の授業で扱う。授業テーマは以下の通り。
〈ナショナル〉
・模擬選挙―若者の投票行動、外国人、選挙権を軸に―
・男女間の育休取得の違いについて
・コロナ禍とアフターコロナの国内経済
・原子力発電所を稼働させるべきか ※ディベート
〈グローバル〉
・南北問題の解決―医療体制やコロナワクチンの不平等―
・尖閣諸島問題について現状と解決策
・世界の人権問題―格差、BLM、外国人労働者―
〈その他〉
・コロナと経済―日英のコロナ対策の比較―
・しあわせ中心社会
・コロナ不況―飲食店を中心に―
今後これらのテーマのうち、いくつかを生徒とともに授業準備や講師選定を行い、実施していく予定である。


