令和3年6月15日グローバルリサーチ「ガイダンス」

本校第一STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチⅠ(1年)17名対象に、授業ガイダンスがおこなわれた。グローバルリサーチの位置付けや授業の流れに説明したあと、名刺を配布し、挨拶や名刺交換の仕方について練習した。

【グローバルリサーチの位置付け】

本校は、本年度から文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定、兵庫県教育委員会より「STEAM教育実践モデル校事業」指定校に選ばれました。グローバルリサーチは、創造科学科に限らず普通科クラスにも探究学習を本格的に実施する授業として、グローカル型教育やSTEAM教育の中核として活動します。

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令和3年6月14日グローバルリサーチ「研究計画」

本校第二STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチ(2年)31名対象に、研究計画の作成を実施した。前回の研究テーマ発表会について、コメントやふりかえりをもとにブラッシュアップし、テーマの明確化や背景知識の整理などを行った。また、夏季休業中を含む今後の予定について班で相談した。なお、今回はグローバルリサーチの3年生6名が生徒の探究活動の補助を行った。

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令和3年6月9日創造基礎B FW中央図書館

創造科学科6期生(1年)4班の生徒8名が「創造基礎B」の授業の一環で、中央図書館を訪問した。「名谷図書館」をテーマにしたこの班は神戸市文化スポーツ局中央図書館企画情報担当の村井課長と同総務課地域連携推進担当の西山係長からお話を伺った。生徒は神戸市の図書館施策全般や利用促進の取組みについて、名谷図書館設置の経緯や運営形態について質問した。公共施設としての図書館の役割が新型コロナウイルス感染症の影響で市民のニーズを再認識したことや、さまざまな取組みで幅広い世代が利用できるよう工夫していることについてお話をしていただいた。

〈生徒の感想〉

私たち創造基礎4班AはB班と共に6月8日、中央図書館に訪問し、事前に知らせていた、利用者の年齢層や名谷図書館に関する特徴など、事前に用意していた質問を伺った。神戸市の図書館全体としては、最近の図書館ではドライブスルーのように自動車で行けるものや、予約をできる、共通のカードやサービスポイントを利用して近所で返却できたりと、便利になってきている。これらによって、コロナの影響を軽減できているそうだ。しかし、コロナで読み聞かせなどのイベント関係ができなくなっており、今できるとすれば資料の展示ぐらいだろう。中央図書館は、高齢者にも楽しんでもらえるよう、認知症予防のための朗読会などをする予定だったが、できていない。もし、私たちがイベントを考えるなら室外の方が良いだろう。また、名谷図書館について、できた経緯は人を誘致させる神戸のリノベーションの事業と大丸40周年の大型改装とが重なって出来た。この名谷図書館のこだわりは、木を多用した温もりと、高校生、高齢者、親子世代などが多世代共生し、気軽に立ち寄ってもらえることだそうなので、これらを生かしたイベントや活動の提案をしていこうと思う。しかし、ブックスタートについてはできるかどうかはまだ分からないし、そもそも名谷図書館は忙しすぎて受け入れてもらうのが厳しく、また図書館の運営会社の方の計画もあるのでアプローチを変える必要があると思う。例えば、こだわりに合うような空間作りやトライヤルウィークのような感じで手伝ってから提案を聞いてもらうなどなら、まだできる気がする。とりあえず次回のフィールドワークでは、館長さんにしっかりと話をしていこうと思う。

今日は中央図書館に行き、お二人の職員に事前に伝えてある質問に加えていくつか補足で質問をしました。名谷図書館についての現状は、寄贈の図書は処理が追いつかない、高齢の男性の利用が多い、Facebookでの告知があまり閲覧されないとのことでした。名谷図書館は今窓口の仕事だけで手一杯で、イベントを行ったりボランティアを受け入れる余裕がないとわかりました。ただ、イベントはしなくてはいけないし本のニーズも増えているため私たちが関われる隙はあると感じました。そこで、マイクロライブラリーの活用やポップ作りを提案できないか、今度考えていきたい。

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令和3年6月7日グローバルリサーチ「探究活動とその進め方」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)が、研究テーマの発表会を実施した。タイトル、研究目的、仮説、検証方法等について2分程度で発表し、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門の金泓槿特任助教から質問やコメントをいただいた。さらに、甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元一也教授から全体の講評をいただいた。続いて、「探究活動とその進め方~研究計画と調査方法」というテーマで講義をしていただいた。今後、今回の指導をもとにテーマをブラッシュアップし、研究計画の作成、夏季休業中に研究を進める予定である。

〈生徒発表テーマ〉

1班「適度なスマホで頭がよくなる⁉」

2班「リモート診療の現状と課題」

3班「神戸の未就学児の教育格差をなくそう」

4班「部室棟のトイレをきれいにしよう!」

5班「神戸市中学校に温かくておいしい給食を!!!」

6班「消防団の女性参加について」

7班「効率の良い風車を3Dプリンターで作り、風力発電に生かす」

8班「フォーより簡単な医療手続き」

9班「Do you know “Ammodytes personatus”?」

10班「情報とネットとのうまい付き合い方」

〈生徒の感想〉

多くの班の発表を聞いて、動機から仮定まで納得させられる内容ですごいなと思っていたが、キム先生はほとんどの班に対して一見見過ごしてしまいそうなところまで突っ込まれていて、驚いた。私の班も含め、多くの班が曖昧なところをそれっぽく言葉にして書いていたところをキム先生は見つけ出して、その本意を各班に聞かれていたので、研究テーマの発表は全ての言葉においてちゃんと考えを持っておかないと研究自体も曖昧なものになってしまうのだなと実感した。

今立てている仮説が完全に自分たちの予想なので、ある程度調べて根拠のある仮説を立てたいからです。そこからまた研究の焦点を絞っていきたいと思います。また、先生方の助言から新たな方向性があることに気がつけたので、それをもとに調べていきたいです。

しっかりと5W1Hをはっきりさせることによってよりやるべきことがはっきりとしたテーマとなり、今後、調査をするという段階に入っていく際においても進めていきやすいと思ったからです。私たちの班においてもまだまだアバウトな部分が多いというのは改めて分かったのでより探究活動の輪郭をくっきりとさせるためにもはっきりさせていきたいと感じた。

アンケートを作るときに自分たちに有利になるような内容にせずに客観性を確保することが重要だということがもっとも印象に残りました。僕たちの班では、情報の受容や発信の方法や、嘘や脚色を見破れるかどうかについて、アンケートを実施したいと思っているのでアンケートの内容を熟考することは大切だと思いました。

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令和3年6月2日 創造応用IS「都市工学分野 集中講義」

 本校の第2STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、大阪大学工学研究科 澤木昌典教授から都市工学の分野説明や研究内容、テーマ設定についてのオンライン集中講義を受講しました。                          本日の講義を聞くまでは、都市工学はスケールが大きく高校生が研究を行えるのだろうか?と不安に思っていた生徒も多かったようです。しかし、都市工学の研究が社会に果たす役割や過去の研究内容を聞き、都市における身近な問題の解決や人間が安全・快適に過ごすための工夫など、自分たちが生活する地域を良くするための研究だと知り、研究のイメージが湧いてきている様子でした。

 今後、数学・物理・化学・生物・都市工学の5分野から自分の希望の分野を選び、本格的に探究活動を行っていきます。今回の集中講義は希望分野を選ぶためのよい学びになりました。

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令和3年6月1日創造基礎B FW駒ヶ林地区

駒ヶ林地区活性化の仕掛けや提案などに取り組む創造科学科6期生(1年)5班の生徒8名が「創造基礎B」の授業の一環として、駒ヶ林地区を訪れた。まちづくり推進担当の杉山係長と齋藤氏に案内をしてもらいながら、路地をめぐり,町の様子を肌で感じることができた。また、空き家再生に取り組んでおられる方から直接話を伺うこともでき、これからの活動に大いに参考となった。

〈生徒の感想〉

私たちは実際に路地を歩き、いろいろな紹介を受け、調べていた以上のことを色々発見することができた。課題点についても色々と伺い、思っていたよりもさらに狭い路地や、歴史の深い場所などを訪れることができました。また、インターネットで調べた時には見つからなかった防災空地や、水平距離指定からできた道などについてのお話も聞けました。初駒を訪れた際には直接お話しを伺い、気軽に集える場所がなくなった、などの貴重なお話を伺えました。反省点としては質問をあまりできなかったことが挙げられると思います。今回のフィールドワークを通じて、それぞれ気づいた点、思ったことがあると思うので、それを今後にうまく活用できるように振り返っておきたい。

私たちは、長田区役所の方に駒ヶ林町を案内して頂き、要所、要所の魅力をお伺いしました。実際に駒ヶ林町の路地を歩いてみて、道の狭さやお地蔵さんの多さ、町の雰囲気などを感じることができました。また、区役所の方から、漁港がある町ならではの町の特徴や、神社やお寺の歴史、芸術関係のことなどを教えて頂きました。さらに、「初駒」という日替わりカフェ兼設計事務所を経営されている方からお話を聞かせて頂くこともできました。今回のフィールドワークで、以前よりも駒ヶ林町に対するイメージが膨らみ、各々アイデアが浮かんだのではないかと思います。

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令和3年5月14日5期生創造基礎B「長田区役所発表会」

長田区役所702会議室において、創造科学科5期生(1年)の3つの班、11名が昨年度取り組んだ創造基礎Bの実践活動の報告を行った。長田区役所からはまちづくり課の職員5名が生徒の報告を聞き、コメントをしていただいた。発表内容は次の通りである。

2班「マイクラマップで北区にGO!」:北区の子育て環境PRのために、鈴蘭台駅周辺の子育て支援施設のマップをマインクラフトで表現し、動画作成した

3班「繋げよう、空き家をアーティスト~PR動画を架け橋に~」:駒ヶ林地区で空き家を改装して活動する芸術家にインタビューを行い、その様子を動画にしたり、ホームページを作成し、外部から芸術家を呼び込むツールを作成した

4班「なぁタンチャレンジ~写真で長田区のイメージ改革~」:Instagramを使って、長田の風景写真を継続して投稿し、それらをまとめて長田区マスコット「なぁタン」に見えるようなモザイクアートを作成した

〈生徒の感想〉

今日のフィールドワークでは、長田区役所に行き基礎Bの進捗を発表した。神戸市の人口増のためにマイクラマップを作り、それをSNS、区役所のインスタグラムで広めるという内容だが、マップのデザインについて、クオリティが高いとお褒めの言葉を頂いた。また、子育て施設の方や、子育て世代の方の感想を入れるといい、とも仰っていた。マイクラマップを広める際に、マップを見る人は全員子育て世代、という訳ではないため、マップを見た人が、知り合いの子育て世代に広めようとしやすい投稿にするといいと聞いた。他にも、なぜ北区を選んだのかという理由も書くといいということだった。今後は、緊急事態宣言が解除された後に許可をもらうことになっているため、インスタで投稿できるよう、動画を作成するなど準備を進める。広報についての方法も、今日のアドバイスを受けて改良する。

基礎Bでこれまで行ってきた活動と現状における課題、方針を役所の方に発表した。モザイクアートポスターに関して、活動が持続する見通しがあるのであれば掲示案に応じてくださるとのことなので、1年生の広報班に話をし、何かしらの形でアカウントを動かせるようにする。また、引き継ぎを終えるまでは投稿を毎週金曜日に行う。また、学校名やアカウントの説明を載せるなどしてポスターもブラッシュアップしていく。先生のお話にもあった通り、今回のFWで1つの締めくくりができた。引き継ぎ終えるその時まで、見通しを持って活動していく。

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令和3年5月19日 創造応用IS 「生物探究」

本校の生物教室において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で生物分野の探究活動を行いました。

今回は「発酵を科学する」をテーマとして、酵母菌を用いたアルコール発酵について科学的に考察する探究活動を行いました。発酵に用いる糖の種類や温度などを変化させ、発酵速度がどのように変化するのか調べ、その結果をもとに発酵がどのようなメカニズムで起こっているのかを考えました。温度を上げると速度が上がることから90℃の熱湯を用いると全く発酵が起こらないなどハプニングもありながらも、それについてもじっくり考察を深めていました。

生物の探究活動は同じ手順で実験を行っても環境や条件によって結果が変わる難しさがあります。しかしそれが生物学の面白いところでもあります。

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令和3年5月18日創造基礎A「兵庫県の未来のことを考えよう」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、前回に引き続き兵庫県企画県民部ビジョン課の森川智弘氏から「兵庫県の未来のことを考えよう」というテーマで講義を実施した。まず、前回の今後30年の大潮流(1.人口減少・超高齢化、2.自然の脅威、3.テクノロジーの進化、4.世界の成長と一体化、5.経済構造の変容、6.価値観と行動の変容)の詳細から各班で3つ課題を選択した。それらの課題に対して、ビジョンの方向性(「個性の追求」「開放性の徹底」「つながりの再生」「集中から分散へ」「美の創出」「次世代への責任」)合計39の項目から優先順位の最も高いものを1つ選び、その理由についてグループで議論し、発表を行った。

〈生徒の感想〉

私たちの班では、「活躍するシニア」と言うビジョンについて話し合い、その中で超高齢化、IoTの社会、ICTなどの技術格差が課題として挙げられた。少子高齢化によって労働人口の減少は止めようが無いので、逆に高齢者を活躍させればよいのではないか。特に50年後の日本は社会保障が揺らぐ時期でもあるので、年金に頼らずに自分で稼げる社会になって欲しい。しかし、高齢者が働くにはいくつか気になる点がある。その最も大きいものが対応力の衰えである。高齢者を活躍させるには、その体力の衰えをサポートするようなサービスを行う必要があり、サービスを行うためにIoTのさらなる拡大が必要になってくると思う。しかし、いまだに地方ではネット環境が整っていなかったりと、都市部との技術的格差があるように感じる。このままでは環境が悪いので都会に移る。若者が少なくなるからネット環境の整備が後回しにされる。という負のスパイラルに陥ってしまう。そうなると、地方の「無人化」が進み、市町村が地図からひとつまた一つと消えてゆくだろう。そうならない為にも、50年後なんて待たずに、今のうちから地方のインターネット環境を整えるべきではないか。

私たちの班は楽しく子育てできる社会をテーマに話し合いました。話し合いの中で私たちは3つの課題について気づき、考えることができました。1つ目は男性の育休取得率が低いという課題です。日本は他の国と比べても男女共に育休の制度は整っています。しかし、日本は他の欧米諸国と比べて男性の育休取得率が圧倒的低いです。私たちはこの問題を制度が整っていない訳では無く、周りの理解が少ないことが原因だと考えました。ですから、上の立場の人が積極的に育休を取得したり、推奨することで男性の育休取得率が上がるのではないかと考えました。2つ目は特別養子縁組の普及が他の国と比べて進んでいないという問題についてです。この問題について、私たちはこの制度について良く知ってもらうということが大切だと考えました。3つ目は育児や家事の時間の男女の差についての問題です。この問題は男女での育休取得率の差が影響していると思いました。ですから、この問題を解決するためにも男性の育休取得率を上げていかないといけないと思いました。

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令和3年5月17日グローバルリサーチ「探究活動とその進め方」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)を対象に、甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元一也教授から「探究活動とその進め方~探究活動の意義と良い課題の設定法」というテーマで講義をしていただいた。まず、コロナが変えた社会情勢や企業が新入社員に求める力など、探究の意義についてお話をしていただいた。次に探究活動のサイクルのうち、課題設定、調査、目的・仮説について具体的な実施方法について教えていただいた。これらをもとに、生徒は担当教員との面談を経てテーマ設定をしていく予定である。

〈生徒の感想〉

コロナウイルスについてマイナス面ばかりから捉えるのではなく、抗菌加工の技術の発達や、テレワークの普及による人口分散の可能性などのプラス面もあるように、一見して良くないことのように見えるものもよく考えると良い面もあると言う発想の転換についてのお話しが印象に残りました。この考え方は、僕たちが探究をするときにも役立つと思いました。例えば僕たちは、メディアリテラシーをテーマとしているので、メディアの発達によって誹謗中傷や、デマの拡散といった問題が引き起こされた一方で昔よりも早く情報が伝わるようになり、利便性が増したことや、世界中の人々と容易にコミュニケーションを取れるようになったことが利点として挙げられます。このように物事には良い点と悪い点があるので、問題点を解決することももちろん大切だけど、利点を最大限に生かすことも大切だと思いました。

今、企業が求めているのは人数より質であり、その求められる質の中に課題設定・解決能力があるということに驚きました。その力は授業では身につけられず、課題研究をすることで身につけられると分かりました。なので、この課題研究は将来の為にも精一杯取り組まなければならないと思いました。また、探求活動では今、設定しようとしている探求課題によって大きく研究内容が変わると分かったので、よい探求にするためにも探求課題を深く考えていきたいと思いました。

たった一つの単語からキーワードマップを広げただけでも、いろいろな方面にたくさんの課題やテーマが出てきたことに正直驚きました。自分の班で作った時は今回の例と同じように作ったつもりだったけれど、その後テーマを探す時に、まだまだ多角的に捉えられておらず、どうしても自分の元々考えていたテーマや興味を特に持っている分野にしか目が向けられていなかったことに気がつきました。また、このキーワードマップは今回の探究活動に限らず、これから社会に出て会社へ勤めたとしても、課題を見つけることに役立つなと感じました。

私が今回の学習でもっとも印象に残っていることは、探究活動は課題設定から調査、データ収集、考察、結果、発信そしてまた課題設定と1つのサイクルが繰り返されているということです。自分がこれから探究活動を行う上で、自分達が結果を出すことがゴールでそこで探究活動が完成すると思うのと、探究活動に明確な完成はなく、続いて行くものと考えているのでは、課題設定をする時から少し違った視点を持てる気がしました。

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