令和3年6月25日 RRE「外国人留学生交流会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科6期生(1年生)40名が兵庫教育大学と神戸大学の留学生10名と英語を用いて交流会を行った。まず、お互いの自己紹介を行い、アイスブレイクのゲームを行った。次に、本校生は「SDGsについての課題」をテーマにポスターを用いてプレゼンテーションを行い、留学生は「「SDGsに基づく自国が抱える課題について」をテーマにパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行った。最後に各グループ代表が、セッションの報告を行った。生徒は楽しみながら積極的に留学生と交流することができたとともに、他国の魅力と課題を学ぶことができた。

外国人留学生の出身国:ブルキナファソ、ナイジェリア、ジンバブエ(2名)、インドネシア(3名)、中国(1名)、バングラディシュ(2名)

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令和3年6月23日 創造応用IS「探究演習②」

 本校の化学教室において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、今後の探究テーマの設定を意識したSDGsに関連した探究活動を行いました。

 今回は「安全な水とトイレを」について考え、「高機能かつ高効率のろ過装置の開発」をテーマとして汚水から不純物を取り除くための手作りろ過装置を作成し、その評価も行いました。単純に物質を詰めるだけでは不純物が除去されず、得られるろ過水が少ないことを実感したうえで、粒子の大きさや物質吸着のメカニズムを考えろ過装置に詰める量やメカニズムを考えながらろ過装置を作成しました。

身近なものを組み合わせて探究活動が行えることを実感する一方で、ろ過装置開発の過程で大量の汚水や廃棄物が出てしまうなど、視野を広く持ち研究を進めなければいけないという課題も浮き彫りになりました。今後の探究活動でこの実体験をいかしていってほしいです。

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令和3年6月22日グローバルリサーチ「新聞ワーク」「夏季休業中活動報告」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ(1年生)受講生が新聞ワークと夏季休業中の活動報告を行った。1学期から行ってきた新聞ワークは3回目となり、各自で準備した資料を要領よく発表、議論した。続いて、夏季休業中の活動報告では、KOBE研修やSTEAM特別講座、各自の活動についてパワーポイントにまとめて発表した。次回は多文化共生をテーマに外部講師を招いて講義を行う予定である。

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令和3年6月22日創造基礎A「父親の育休を当たり前にしたい」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、株式会社ワークライフバランスの大畑愼護氏から「父親の育休を当たり前にしたい」というテーマで、オンラインで講義を実施した。事前学習で男性の育休取得について是非やその理由、質問事項について生徒にアンケート調査した。大畑氏には、それを受けて今回は講義を構成していただいた。まず、株式会社ワークライフバランスの紹介が行われた。男性の育休取得にとどまらず、長時間労働やハラスメントなど労働者の働き方の課題解決のコンサルティングを行っていることや社会への働きかけについて紹介をしていただいた。次に、男性の育休取得に関する課題とその解決のための対策について講義をしていただいた。生徒の質問に一つずつ答えていただく形で、双方向の授業とすることができた。

〈生徒の感想〉

育休を取らなかった男性が後悔している、というのが印象的でした。男性の育休について、今までに育休をとった経験のある方やこれからの世代のことばかり考えていましたが、今までに育休を取らなかった人の意見はあまり聞いたことがなかったからです。家族の時間がもっと多ければよかったと後悔していたというのは、これから育休を推進するときに大きな一言になるのではないかと思いました。

日本の育休、産休制度は世界の中でとても恵まれており、普及していないのは日本人の意識によるものが大きいということが印象に残った。それは、私は日本の男性の育休、産休取得率が低いのは制度に問題があると考えていたからだ。問題は、育休を取る権利をもつ男性達がそれについてよく知らないこと、職場の環境などにあるとよく分かった。

はじめは育休を取ることによって、金銭的な問題や会社の地位上での問題が発生する恐れがあるので、男性育休は取れないと思っていましたが、収入の8割入ってくることや大臣でも育休を取っているということ、また様々な会社の社長さんが男性の育休も望んでいるということを知って、男性でも育休を取った方が良いと思いました。 また、育児疲れでストレスが増えて自殺まで追い込んでしまう人がいることもはじめて知り、本当に育児は両親2人でした方が良いと感じました。 働き方改革で社員のワーク・ライフ・バランスをより実現されたらと思います。

男性が育休をとるメリットは家事や育児の分担が主だと思っていましたがそれだけではなくて、母親の精神的な大きなサポートにもなっていることが分かりました。産後の母親はうつになりやすく、それが原因で自殺をしてしまう人も少なくないので父親が一緒にいるだけで、少しでも母親の気持ちを楽にできるのではないかと思いました。

育休に関する施策も増えてきて、今まで不安視されていた育休取得者への対応の仕方も変わってくると思う。何よりも、育休をとって一緒に育児に関して取り組んでいかないと、産後うつや第二子に繋がらなかったり、夫婦の仲が急激に冷え込んだりと、取らないと配偶者に多大な負担を与えてしまうことがわかった。

帰ってから両親と私が小さかったときの話をしました。私が生まれた16年前の2005年はまだまだ制度もなく父は育休を取らずに子育てを母としたそうです。父は制度が無くても子育てしたかったらするもんやで、と言っていました。たしかに制度を整えて環境を作っていくことも大切だと思います。でも父の言葉を聞き、何よりも大切なのは他人には作ることのできない愛情なのかなと感じました。正直その話をしているときは私に対する熱い想いを感じ泣きそうでした。このような家族での良い話をする機会ができたこと、育休について何が大切なのか教えていただいたことがよかったです。

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令和3年6月16日 創造応用IS 「探究演習①」

 本校の化学教室において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、探究活動を行っていくに当たり必要な「実験計画の立て方」、「研究ノートの書き方」について実践的に学びました。「同じ濃度の塩酸・硫酸・酢酸を同定する方法を探究する」をテーマとして、実験計画を立て、必要な器具や試薬の準備をその場で行い、実験を行いながら研究ノートに実験記録を残して行きました。

 しっかりと計画を立てることでスムーズに研究を進めることができます。また、行った研究の記録をしっかりと残しておくことは、自分が行った研究を振り返ってさらに深めることや研究内容を発表する上で非常に重要です。これまでに学んだ化学の知識をフル活用し、3種類の酸を同定する方法を考え、楽しみながら真剣に実験に取り組んでいました。

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令和3年6月15日グローバルリサーチ「ガイダンス」

本校第一STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチⅠ(1年)17名対象に、授業ガイダンスがおこなわれた。グローバルリサーチの位置付けや授業の流れに説明したあと、名刺を配布し、挨拶や名刺交換の仕方について練習した。

【グローバルリサーチの位置付け】

本校は、本年度から文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定、兵庫県教育委員会より「STEAM教育実践モデル校事業」指定校に選ばれました。グローバルリサーチは、創造科学科に限らず普通科クラスにも探究学習を本格的に実施する授業として、グローカル型教育やSTEAM教育の中核として活動します。

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令和3年6月14日グローバルリサーチ「研究計画」

本校第二STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチ(2年)31名対象に、研究計画の作成を実施した。前回の研究テーマ発表会について、コメントやふりかえりをもとにブラッシュアップし、テーマの明確化や背景知識の整理などを行った。また、夏季休業中を含む今後の予定について班で相談した。なお、今回はグローバルリサーチの3年生6名が生徒の探究活動の補助を行った。

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令和3年6月9日創造基礎B FW中央図書館

創造科学科6期生(1年)4班の生徒8名が「創造基礎B」の授業の一環で、中央図書館を訪問した。「名谷図書館」をテーマにしたこの班は神戸市文化スポーツ局中央図書館企画情報担当の村井課長と同総務課地域連携推進担当の西山係長からお話を伺った。生徒は神戸市の図書館施策全般や利用促進の取組みについて、名谷図書館設置の経緯や運営形態について質問した。公共施設としての図書館の役割が新型コロナウイルス感染症の影響で市民のニーズを再認識したことや、さまざまな取組みで幅広い世代が利用できるよう工夫していることについてお話をしていただいた。

〈生徒の感想〉

私たち創造基礎4班AはB班と共に6月8日、中央図書館に訪問し、事前に知らせていた、利用者の年齢層や名谷図書館に関する特徴など、事前に用意していた質問を伺った。神戸市の図書館全体としては、最近の図書館ではドライブスルーのように自動車で行けるものや、予約をできる、共通のカードやサービスポイントを利用して近所で返却できたりと、便利になってきている。これらによって、コロナの影響を軽減できているそうだ。しかし、コロナで読み聞かせなどのイベント関係ができなくなっており、今できるとすれば資料の展示ぐらいだろう。中央図書館は、高齢者にも楽しんでもらえるよう、認知症予防のための朗読会などをする予定だったが、できていない。もし、私たちがイベントを考えるなら室外の方が良いだろう。また、名谷図書館について、できた経緯は人を誘致させる神戸のリノベーションの事業と大丸40周年の大型改装とが重なって出来た。この名谷図書館のこだわりは、木を多用した温もりと、高校生、高齢者、親子世代などが多世代共生し、気軽に立ち寄ってもらえることだそうなので、これらを生かしたイベントや活動の提案をしていこうと思う。しかし、ブックスタートについてはできるかどうかはまだ分からないし、そもそも名谷図書館は忙しすぎて受け入れてもらうのが厳しく、また図書館の運営会社の方の計画もあるのでアプローチを変える必要があると思う。例えば、こだわりに合うような空間作りやトライヤルウィークのような感じで手伝ってから提案を聞いてもらうなどなら、まだできる気がする。とりあえず次回のフィールドワークでは、館長さんにしっかりと話をしていこうと思う。

今日は中央図書館に行き、お二人の職員に事前に伝えてある質問に加えていくつか補足で質問をしました。名谷図書館についての現状は、寄贈の図書は処理が追いつかない、高齢の男性の利用が多い、Facebookでの告知があまり閲覧されないとのことでした。名谷図書館は今窓口の仕事だけで手一杯で、イベントを行ったりボランティアを受け入れる余裕がないとわかりました。ただ、イベントはしなくてはいけないし本のニーズも増えているため私たちが関われる隙はあると感じました。そこで、マイクロライブラリーの活用やポップ作りを提案できないか、今度考えていきたい。

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令和3年6月7日グローバルリサーチ「探究活動とその進め方」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)が、研究テーマの発表会を実施した。タイトル、研究目的、仮説、検証方法等について2分程度で発表し、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門の金泓槿特任助教から質問やコメントをいただいた。さらに、甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元一也教授から全体の講評をいただいた。続いて、「探究活動とその進め方~研究計画と調査方法」というテーマで講義をしていただいた。今後、今回の指導をもとにテーマをブラッシュアップし、研究計画の作成、夏季休業中に研究を進める予定である。

〈生徒発表テーマ〉

1班「適度なスマホで頭がよくなる⁉」

2班「リモート診療の現状と課題」

3班「神戸の未就学児の教育格差をなくそう」

4班「部室棟のトイレをきれいにしよう!」

5班「神戸市中学校に温かくておいしい給食を!!!」

6班「消防団の女性参加について」

7班「効率の良い風車を3Dプリンターで作り、風力発電に生かす」

8班「フォーより簡単な医療手続き」

9班「Do you know “Ammodytes personatus”?」

10班「情報とネットとのうまい付き合い方」

〈生徒の感想〉

多くの班の発表を聞いて、動機から仮定まで納得させられる内容ですごいなと思っていたが、キム先生はほとんどの班に対して一見見過ごしてしまいそうなところまで突っ込まれていて、驚いた。私の班も含め、多くの班が曖昧なところをそれっぽく言葉にして書いていたところをキム先生は見つけ出して、その本意を各班に聞かれていたので、研究テーマの発表は全ての言葉においてちゃんと考えを持っておかないと研究自体も曖昧なものになってしまうのだなと実感した。

今立てている仮説が完全に自分たちの予想なので、ある程度調べて根拠のある仮説を立てたいからです。そこからまた研究の焦点を絞っていきたいと思います。また、先生方の助言から新たな方向性があることに気がつけたので、それをもとに調べていきたいです。

しっかりと5W1Hをはっきりさせることによってよりやるべきことがはっきりとしたテーマとなり、今後、調査をするという段階に入っていく際においても進めていきやすいと思ったからです。私たちの班においてもまだまだアバウトな部分が多いというのは改めて分かったのでより探究活動の輪郭をくっきりとさせるためにもはっきりさせていきたいと感じた。

アンケートを作るときに自分たちに有利になるような内容にせずに客観性を確保することが重要だということがもっとも印象に残りました。僕たちの班では、情報の受容や発信の方法や、嘘や脚色を見破れるかどうかについて、アンケートを実施したいと思っているのでアンケートの内容を熟考することは大切だと思いました。

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令和3年6月2日 創造応用IS「都市工学分野 集中講義」

 本校の第2STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、大阪大学工学研究科 澤木昌典教授から都市工学の分野説明や研究内容、テーマ設定についてのオンライン集中講義を受講しました。                          本日の講義を聞くまでは、都市工学はスケールが大きく高校生が研究を行えるのだろうか?と不安に思っていた生徒も多かったようです。しかし、都市工学の研究が社会に果たす役割や過去の研究内容を聞き、都市における身近な問題の解決や人間が安全・快適に過ごすための工夫など、自分たちが生活する地域を良くするための研究だと知り、研究のイメージが湧いてきている様子でした。

 今後、数学・物理・化学・生物・都市工学の5分野から自分の希望の分野を選び、本格的に探究活動を行っていきます。今回の集中講義は希望分野を選ぶためのよい学びになりました。

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