平成27年1月20日創造基礎A(英語)

前回の創造基礎Aに引き続き、ALTのRiana先生の知人のShaleelに授業に参加してもらいました。今回はShaleelの母方がマオリであることを踏まえ、New Zealandのマオリについて学びました。All Blacksで有名なラグビーの試合前のhakaをはじめ、マオリの神話・文化についてShaleelの解説もありながら紹介されました。授業の後半は、多文化共生の観点から以下の質問について考えました。生徒の解答(一部)です。

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Topic

The Maori people use traditional tattoos to show their identity as a person and as a Maori.In 2013, a Maori woman who visited Japan was not allowed to enter Hokkaido Onsen because of the tattoos on her face. The world has a lot of diversity and is important to understand other cultures.

Do you think Hokkaido Onsen made the right decision?

(「マオリの人々は伝統的に自分がマオリ族であることの証としてタトゥーを使用している。2013年、マオリ族の女性が日本を訪れた際、顔にタトゥーをしていたために北海道の温泉に入ることを断られた。世界には多様な文化があり、異文化を理解する事は重要だ。」Q:あなたは北海道の温泉は正しい決断をしたと思いますか。)

It is a difficult problem, but it is the right decision. If the Maori people entered Onsen, in the Onsen Japanese people would be afraid of them. And when Japanese people with tattoo see them, they may get so angry. That’s so dangerous. But I have an idea. It is that when the people show passports to the clerk, the clerk allow them to enter Onsen. This makes Maori people happy.(これは難しい問題だが、正しい判断だった。もしマオリの人が温泉に入れば、日本人が彼らを怖がるだろうし、また入れ墨のある日本人が彼らを見たら怒るかもしれない。それはとても危険だ。ただ、1つアイデアがある。それは店員にパスポートを見せれば温泉に入ることが許されるというものだ。これでマオリの人も喜んでくれる。)

I think Hokkaido Onsen made the right dicision. Because the tattoos on a Maori woman’s face is seen by other people in Hokkaido Onsen. Person has tattoos look like frightening. It has no choice.However it is important to understand other cultures like Maori, so I have an idea. Onsen should prepare another room for people has tattoos. A worker in Onsen take people has tattoos to the room when they come to Onsen. Then the worker make them take a bath. (北海道の温泉は正しい判断をしたと思う。マオリの女性の顔にあるタトゥーは温泉に入っている人には怖く見えるからだ。それは仕方がない。しかしマオリのような違う文化を理解する事は重要なことなので、アイデアがある。温泉がタトゥーをしている人用に別の部屋を用意するべきだ。従業員はタトゥーの入っている人が来ればその部屋に入ってもらえばいい。)

I think Hokkaido Onsen made the right dicision. Today I learned that the tattoos are very important for the Maori people. But she visited Japan and she wanted to enter Japanese Onsen. I think in this case people should follow their country’s low. When I go to other country I behave as if I were the people in the country. For example I don’t use the hand sign which made their country’s people angry or sad. Each country has each culture and religion. So I think we should know the countries’ rules and follow them. When in Rome, do as the Romans do. I think this is very important when we go abroad. (北海道の温泉は正しい判断をしたと思う。今日タトゥーがマオリの人々にとってとても大事であると知った。しかし、彼女は日本を訪れて温泉に入りたかった。このような場合は、その国のしきたりに従うべきだと思う。私が他の国に行ったら、その国の人のように行動する。例えばその国の人が怒ったり悲しんだりするようなジェスチャーやしぐさはしない。それぞれの国にはそれぞれの文化や宗教がある。だからそれらのしきたりを知って従わなければならないと思う。郷に入れば郷に従え。外国に行くときにはこれがとても大切だと思う。)

I think it is very difficult, but I think it made the right decision. Certainly, it should understand other cultures and allow her to enter Hokkaido Onsen. However, it isn’t realistic. Can you see the tattoos on Maori people’s face without feeling bad image? I think you can’t do this. Generally speaking, Japanese people think understanding other cultures is important, but they don’t do anything to understand them. They unconsciously think that someone change bad customs. No one try to do actions.If Hokkaido Onsen allowed her to enter Hokkaido Onsen, the fact will be known to a lot of people and customers of Hokkaido Onsen will decrease.I want to say that Hokkaido Onsen made the wrong decision. However, I can’t say it. It is the present circumstance.(とても難しいが、正しい判断だったと思う。確かに他の文化を理解して温泉に入るのを許可するべきだったが、それは現実的ではない。タトゥーが入ったマオリの女性の顔を見て恐い印象を持たない事は出来るだろうか。それはできないと思う。一般的に言って、日本人は異文化を理解する事は大切だと思っているが、彼らは何もしない。そしてつい悪い習慣は誰かが変えてくれると思ってしまう。そして誰も行動を起こそうとしない。もし北海道の温泉が彼女に温泉に入るのを許可したら、その事実は多くの人に知れて、そこに訪れる人は少なくなるだろう。私が言いたいのは、北海道の温泉は間違った決断をしたけれど、そうとは言い切れない。それが現状なのだ。)

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平成27年1月17日「11th ONE HEART」ボランティア

新長田・西神戸センター街において、「11th ONE HEART」のボランテシアスタッフとして未来創造コース1期生8名が参加しました。15時の豚汁の炊き出しには250名もの方々が来られて、震災のことを思い出しながら暖をとりました。途中、新長田駅前広場のろうそくの設置の手伝いを行ったり、新長田アートプロジェクトに参加したりしました。17時半から震災復興フリーライブが始まり、南野陽子さんの「しあわせ運べるように」の朗読と真陽小学校の合唱、YENA・KRD8・KOBerriesのライブが行われました。片づけも含め長い1日でしたが、震災を体験していない生徒にとっては震災のことや地域の方々の思いを知る機会となり、また多くの出会いもあって貴重な日となりました。

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平成27年1月17日「ひょうご安全の日のつどい 交流ひろば」出展

HAT神戸なぎさ公園において、「ひょうご安全の日のつどい」が開催され、交流ひろばで「シニアのための減災グッズ提案~震災体験事業『シニアと高校生、ともに創ろう減災グッズinかけはしカフェ』~」を出展しました。減災グッズ提案に取り組んだ6班の生徒4名が参加し、グッズについて説明しました。たくさんの方に来ていただき、他班が作製した減災グッズについても説明するなど大変忙しい時間を過ごしました。減災グッズの反響が高く、実際に商品化されるのかという質問も多かったようです。

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平成27年1月16日兵庫区青年記者クラブ編集会議

兵庫区ユースステーションにおいて、兵庫区青年記者クラブの編集会議が行われました。これまでの取材情報をもとに記事にしていきます。神戸新聞社の記者さんからアドバイスをもらいながら、文章構成・表現を工夫していきました。

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平成27年1月14日第5回高校生鉄人化まつり実行委員会(3)

長田区役所701会議室において第5回高校生鉄人化まつり実行委員会が開かれました。今回は神戸野田高校漫画・動画研究部に作製してもらったポスターとシンボルマークの原案が提示され、どれを採用するか検討しました。また、実行委員会企画の内容についても話し合われました。次回実行委員会は2月2日(月)長田区役所702会議室で、実行委員会企画の具体的なルールを決めたりしていく予定です。

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平成27年1月13日FMわぃわぃ「ゆうかりに乾杯」打ち合わせ

本校資料室において、FMわぃわぃで1月24日放送「ゆうかりに乾杯」の打ち合わせが行われました。今回の放送にコース1期生の3名が参加します。兵庫高校の現在の様子や未来創造コースの取組、第5回高校生鉄人化まつりの案内などの内容になりそうです。

77.8MHz FMわぃわぃ(http://www.tcc117.org/fmyy/index.php)

1月24日(土)16:00~17:00「ゆうかりに乾杯」

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平成27年1月13日創造基礎A(英語)

ALTのRiana先生の知人のShaleel(16歳)が「夏休み」を利用して来日し、創造基礎Aの授業に参加しました。Shaleelからオーストラリアと日本の高校の違いについてプレゼンテーションをしてみらいました。内容をいくつか紹介します。

・教科は英・数以外は選択。選択科目には「テレビ番組や映画を作る教科」「シミュレーターを使ったパイロット実習」「農作物や牛の飼育」など日本には全くなじみのない科目がある。

・アルバイトが可能で、放課後や週末はアルバイトをして車を購入したりする(Shaleelは車を2000豪ドルで購入!)

・卒業して1週間休みがあり、パーティーをしたりして楽しむ。アルコールを飲んでトラブルを起こす人もいる(オーストラリアでは18歳から飲酒可)

・“ギャップイヤー”という卒業から大学入学までの1年間でアルバイトをして旅行に行ったり自由に過ごせる期間がある。

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プレゼンテーション後、グループで質問5問以上つくり、質疑応答を行いました。

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67回生ブログ 3年3学期

67回生ブログ 3年3学期

2015/3/18更新
・床磨き・ワックスがけの記事を掲載しました
・卒業生講話の記事を掲載しました

当ブログの更新はこれにて終了ということになります
3年間ご覧いただき、ありがとうございました

2015/3/18 卒業生講話

志望校合格を果たした卒業生に、68回生に向けて体験を語ってもらいました。
9人の卒業生が集まってくれ、学習法やお勧めの問題集、後輩へのメッセージなど、熱く語ってくれました。

文系
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理系
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2015/3/17 床磨き・ワックスがけ

1年間使った教室の床磨きとワックスがけを行いました。
多くの卒業生が集まってくれ、1年間の汚れ落としに汗を流してくれました。

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2015/2/27 卒業式(クラス集合写真)

各クラス、最後に集合写真を撮りました。

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2015/2/27 学年通信第30号

下のリンクをクリックしてご覧ください。

学年通信第30号

2015/2/27 卒業式

卒業おめでとうございます。
思えばあっという間の3年間だったのではないでしょうか。
多くの人は入試の真っ最中。引き続き最後までがんばりぬいてほしいと思います。
67回生の今後の活躍を祈念しています。

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生徒入場
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卒業証書授与
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式辞
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送辞
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答辞
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記念品贈呈
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2015/2/26 卒業式予行・武陽会入会式・表彰式

式次第の確認、式歌練習などを行いました。
同窓会の入会式も無事に終わり、いよいよ102陽会の誕生です。
表彰式では皆勤賞、ゆうかり賞の表彰を行いました。
67回生の学校生活も、残すところあと1日になりました。

武陽会入会式
同窓会入会式

表彰式(皆勤賞)
3年間皆勤者の紹介と、代表生徒の表彰を行いました。
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表彰式(ゆうかり賞)
ゆうかり賞の受賞者の紹介と、代表生徒の表彰を行いました。
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校長講話
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2015/2/20 学年集会

久しぶりの登校日。久しぶりに5階の廊下がにぎやかになりました。
学年集会では学年主任の講話と、卒業記念品の披露を行いました。
(写真の演台と司会台が今年度の記念品です)
登校日も残すところ2日となりました。
来週はいよいよ前期入試。実力をいかんなく発揮してくれることと期待しています。

主任講話

2015/1/16 センター試験激励会

進路指導部M先生による諸注意
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進路指導部長S先生の講話
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学年主任T先生の講話
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1組Tさんによる応援パフォーマンス
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67回生全員の健闘を祈っています。

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修学旅行がやってきた

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平成26年12月26日ONE WORLD FESTIVAL FOR YOUTH見学

大阪国際交流センターにおいて開催された「高校生のためのワン・ワールドフェスティバル」に総合科学類型4期生13名と未来創造コース1期生2名が参加しました。4期生の先輩は、ギャラリーでパネル展示を行って研究発表を行い、また、ブース出展ではシリアのフェアトレード商品「アレッポの石鹸」の販売を行いました。さらに、高校生によるプレゼンテーション大会では4期生が難民の定住政策について研究発表を行いました。コース1期生の生徒はプレゼンテーション大会の見学したり、先輩のブースをはじめ、各ブースを回りました。フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのブースでは立命館宇治高校で知り合った中島早苗氏に再会しました。以下はプレゼンテーション大会に対する生徒の感想(抜粋)です。

ワンワールドフェスティバルに行って一番驚いたことは、みんなのプレゼン能力の高さです。ほとんど原稿は見ずにゆっくりはっきりと話し、観客に伝えようとしているのがよく分かりました。中には汚れた水を飲んで虫が体に寄生したときの実演をしてした人もいました。まず、ハザードマップを作ったグループは、オススメの安全ルートを提示するのではなく、道幅などを調べて危険エリアを定め、避難者がルートを選べるようにしていたのがすごいと思いました。災害のときは何が起こるか分からないので臨機応変に使えそうなマップだと思います。次に、フィリピンのスモーキーマウンテンを研究したグループは、スマホゲームのアプリを作り、ゲームを通じて楽しんで現状を知ってもらおうとしていました。また、アプリ内での課金で得た収入を寄付するという案も良いと思いました。スマホゲームと聞いてとても身近に感じることが出来ました。そして、発展途上国でポリグルを使って汚い水を綺麗な水にして売るという提案をしていたグループでは、この計画を実現させるためにかかるお金を計算して具体的に考えていた所がすごかったです。利益も大切ですが、それ以上に人のことを大切にする会社をクローズアップしているようなので実現させてほしいです。今回私が学んだことは、テーマとなる問題を探す→詳しく調べる→誰も考えたことのないような提案をする→具体的に計画する、という研究の流れと発表の仕方です。これを今後の参考に頑張りたいです。

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「平和」という漠然とした難しいテーマについて考えていたり、フィリピンが抱える「スモーキーマウンテン」という問題を世界の人に知ってもらうためにスマホのゲームアプリをつくるという革新的な提案が出されていたりして、とても面白かったです。また、どの高校の人もプレゼンの仕方が上手かったです。例えば、実際に体を動かして文字だけでは分かりにくいことを分かりやすく説明していたり、聞いている人に「伝えよう!」としているのがよく分かりました。質疑応答でも、みんな聞かれたことに対してはっきり答えていてすごいなと感じました。来年は私たちもそこで発表するということなので参考にしたいと思います。今日のプレゼンを聞いて私が一番共感したことは、「もちろん私たちが利益を得るのも大切だが、その向こう側で過酷な状況で労働をさせられている人がいるということも頭の片隅において思いやり、互いに利益を得られるようにしなければならない」ということです。このプレゼンは、「ファストファッションは、低価格で手に入れやすくて人気だが、実はその裏ではフェアトレードがおこなわれていない」という内容でした。私もよくファストファッションのブランドを利用しますが、今までそんな背景など考えたことがなかったので、もっとこれからそういったものにも厳しく目を向けていかなければならないと思いました。

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