平成26年12月20日福井大学探究コラボレーション参加(1日目)

福井大学において、探究コラボレーション「“新しい高校教育”の先に何を描くのか」-高校・大学・企業の協働による“ギャップイヤー”構想の探究-が開催されました。1日目はグループで参加者の実践交流が行われ、高校卒業後から進学・就職までの間の1年間の猶予期間(ギャップイヤー)に「どのようなことに、どのように取り組みたいか」について課題探究をしていきました。以下は生徒の感想(抜粋)です。

福井大学探求コラボレーションに参加して、様々な視点から自分のしたい事やしてきた事について考えることができました。また他校ではどのような活動をしているのかを知って、もっといろんな高校、中学校、大学のことを知りたいと、とても興味が湧きました。ギャップイヤーについて初めて考えてみると、自分のしたい事ばかりを並べるのではなく何故それがしたいのか、それをするためにどうするか、この2つが大切なんだなと改めて感じました。

社会人の方や中学生、大学生と多彩な人と交流できて、自分の知識がより一層高まりました。ギャップイヤー討論では、自分が持ってきた意見がことごとく打ちのめされて、そこから得た意見を元に新たなギャップイヤーを作り上げることができました。

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岡山県立和気閑谷高等学校ではボランティア活動が盛んで、「和気愛ブッセ」等の企画で地元の地域おこしをしているそうで、興味を持った。福井市立安居中学校は独創的な校舎で、文化祭も自主的に作り上げるなど興味深い学校だった。ワークショップでは二年生の班員さんの「町おこし」をベースとしつつも、議論では知的な話し方に物怖じすることなく、強気に発言し、自分の意見も入れることができました。模造紙に緊張感なく楽しく書けたのも成果でした。一年の活動の流れの表し方は参考になりました。商店街の活性化について考えつつも、そこに持続性、自身の成長も取り入れることができてよかったです。

まず、自分がこれまで創造基礎で学んできたこと報告し、参加者からアドバイスをいただき様々な視点から振り返ることができました。活動がいっぱい詰まりすぎて自分の中でまだ整理しきれていないといった課題、自分がいかに貴重な体験をしているかといったこと、それらがはっきりと見えた気がします。次にギャップイヤーについての話し合い。私には公務員になるという目標があります。今まではそれに向けていかに効率よく歩みを進めるのかということに重きをおき自分の将来について考えてきました。しかし正直このまま公務員になって仕事を進めて行けるのかという不安もありました。働く意義、生きる意味、安定志向、具体的な夢の欠如など、様々なことについて話し合い、たくさんの意見を聞くことで、自分の考えを練り上げることができました。そして、ギャップイヤーの構想。私が重きを置いたのは「無駄」ということ。地方や外国にいき、バイトやボランティア等を通して見物を深める。様々な人間と接する。そして決まったテーマが「迷っても大丈夫な人間」になるというものです。それは自分探しの旅であり、公務員という目標の再確認・準備であり、あらゆるものの吸収であり、やりがい・生きがい探求でもある。それらは非効率的行為であり無駄な行為ですが、私はあえてそれをしたいと考えました。

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カテゴリー: 未来創造コース1期生   パーマリンク

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