平成27年11月14日 創造科学科説明会

本校講堂において、全県の中学生を対象に創造科学科説明会が行われました。まず、未来創造コース2期生による社会科学分野のポスターセッションを行いました。これまでの活動をポスターにまとめ、中学生や保護者にわかりやすく説明しました。次に、創造基礎Bの発表を、空き地活用をテーマに取り組んだ8班が行いました。そして、未来創造コース1期生による創造応用の発表を行いました。創造応用ⅠLは欧州の難民政策と教会のかかわりについて、創造応用ⅠSは数学・物理・生物・化学の各班が現在の研究状況について発表を行いました。最後に学校設定教科「創造」の各科目の体験授業を実施しました。

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平成27年11月13日創造基礎B FW「ええやん長田」ふりかえり

長田神社前商店街において、「笑顔が集まる商店街」をテーマに取り組んでいる6班が、長田区まちづくり課主催「ええやん長田動画コンテスト」への応募作品を撮影協力していただいたお店に伺い、動画を見ていただきました。以下は生徒の感想です。

私たちは長田の魅力を伝えるために『ええやんながた動画コンテスト』に商店街の食レポ動画を応募しました。今日は完成した動画を、協力していただいたお店に見てもらいました。「高校生が盛り上がっていて楽しそう」「お店の良さが伝わった」と好評でした。しかし「店名や商品名がわからないらない」という感想も頂きました。そこでもう少し長い動画を作って、さらに沢山の情報を盛り込もうと思っています。また、動画を多くの人にみてもらう方法も考えていきたいです。

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平成27年11月11日創造応用ⅠS 探究活動7回目

11月に入って2回目の授業、各科目の研究グループも中盤戦を迎えて、テーマの設定、および中間発表や実験実習に向けての準備に力を注ぎました。

数学は次週に稲葉先生を迎えて実施する中間発表会の準備を行いました。ひとりあたり10分という限られた時間の中で現状と今後の課題を報告するため、いかにわかりやすい資料を作成するのかに四苦八苦しながら、現在の進捗状況を確認しながら準備を行いました。

物理は今週も大阪大学を訪れ、航空班が当初のテーマである滑空を変更することになりました。あらたなテーマを議論する過程で、ダイラタンシー現象に一度は落ち着き調べ学習を行いましたが、具体的に何を調べるかを班員全員が分からないということで、下田教授の助言もあり再度変更することになりました。結局,音の振動に関するテーマに落ち着きました。具体的には,媒質による音速の変化(下田教授の提案)か、防音or騒音(綱木君提案)になりました。次週から巻き返しにかかる予定です。分光班は滑り出しこそ順調でしたが,ここにきて壁にぶつかりました。一部の金属の炎色反応が検出できないのです。原因が分からず、推定しうる失敗因子をことごとく取り除く努力をしましたがかなわず、次週以降に多くの課題をのこしました。この日は本校OBでもある冬広先生(錯体化学)の全面協力のもと炎色反応とその分光の実験を行いました。

物理 化学 数学 生物

化学は今週も大堺先生に来ていただき、先週の実験結果を踏まえて、鉄の不動態を形成する条件、形成された不動態酸化被膜が壊れる条件の2つの研究テーマを仮テーマとし、4名ずつに分かれてテーマを絞るための実験をしました。不動態形成条件を探究するグループは用いた鉄が自然に酸化されているところに目を向け、酸化鉄(Ⅱ)を酸できれいに反応させてフレッシュな鉄にすることから考え、いろいろな酸で試してみました。酸化被膜崩壊条件を探究するグループは昨年の研究データと比較し、より小さな熱エネルギーで崩壊する傾向を見つけ、来週以降さらに探究することになりました。

生物は、まずはじめに溶液を水質基準を超える物質にしてミドリムシの生物体流に対する影響を観察しました。生徒はpH、ベンゼンなどの溶液を作り、それに培養しているミドリムシを入れて、生物体流の有無を確認し、その後顕微鏡観察も行いました。その後、次週神戸大学で実習させていただくための準備を行いました。

 

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平成27年11月10日創造基礎B 自然科学FW「住吉川の水採集」

住吉川において、「環境DNA」をテーマに研究している橋爪ゼミの生徒が、川の水の採集を行いました。採集の方法を教えてもらったり、アユなどの川の魚について教えてもらいながら、下流・中流・上流の3か所で川の水を採集しました。水は細胞壁を壊さないために冷凍せず、低温保存するそうです。この水を使って、11月17日に神戸大学鶴甲第2キャンパスにおいて「リアルタイムPCR」という方法を用いて環境DNAの実験実習を行う予定です。

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平成27年11月8日創造基礎B FW「こどもいちば」ボランティア

アスタくにづか南地区地下街において、アスタくにづか3番館地下テナント会主催「町のこども会-秋のこどもいちば-」に、未来創造コース2期生の生徒8名が参加しました。このイベントは、小学校程度(5歳~12歳)の児童を対象とした地域の市場商店街のお仕事を模擬体験できる就業体験イベントです。子どもたちは「こどもハローワーク」で『お仕事カード』を受け取って各店舗でお仕事をして、参加店で使える『地域通貨(アスタえん)』を給料としてもらいます。その地域通貨はこどもいちば内でお買い物を楽しむことができます。当日、100名を超える子どもたちが参加し、大きな声を出して販売のお手伝いをしました。以下は生徒の感想です。

今日のボランティアは前回のボランティアとは違うことを学べました。今回のイベントは子供たちの職業体験。子供たちが商店街ではたらき、その分お給料の「アスタえん」をもらう。小さい子でも働く大変さや、楽しさ、人と触れ合うことの大切さが学べているように感じました。子供たちが頑張っているのを見て、うらやましいなあ、いつから体験を手伝う側になったのだろうなぁと思いました。ある人がこのイベントを見て『下町のキッザニアやなあ』と話されていました。本当にそのとおりだと思います。職業体験が身近にあるということは将来に向けてのいい経験だと思いました。また商店街のイベントに参加したいです。

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今日はアスタくにづかで「アスタこども市場」のボランティアをしました。夏に行われたこのイベントにも参加していたので二回目の参加となりました。今回は広告代理店、果物屋さん、町作り屋さんのお手伝いをしました。広告代理店ではクリスマスの飾り作りを、果物屋さんでは販売のお手伝いを、町作り屋さんでは点検作業の補助をしました。今回のイベントで感じたことがいくつかありました。一つ目は前回のイベントでも感じた、こどもたちや親との交友関係が広がるということです。前回来てくれていた子が私達のことを覚えてくれていました。二つ目は一つのイベントが行われるまでの準備の大切さです。広告代理店の準備は開始三時間前くらいから始めたのですが、時間ギリギリでした。今回感じたことを忘れずに私達の班の目標であるイベントの企画、運営に活かしていきたいと思います。

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平成27年11月8日グローバルリサーチ OWF実行委員会

大阪国際交流センターにおいて、「第7回ワンワールドフェスティバル for Youth実行委員会」が開かれました。今回は各プログラムの進捗状況の確認や当日配布するプログラム用の文の推敲をしました。以下は生徒の感想です。

今日はワンワールドフェスティバル実行委員会会議に参加してきました。内容も大方決まり、パンフレットに載せる文章の推敲や当日各プログラムで配布する缶バッジの作成など本番に向けてかなり準備が進んできました。どのプログラムにも実行委員の努力が見え、とても楽しいイベントになりそうです。残り一ヶ月半、皆さんに楽しんでもらえるイベントにするべく、最後まで頑張ります!

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平成27年11月7日創造基礎B 実践活動「銭湯で外国人と交流しよう」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、「銭湯で外国人と交流しよう」というテーマで研究している2班が、県立高校のALTら6名を招き、ワークショップを開きました。まず、2班の生徒が銭湯の歴史や現状、その魅力、入り方、今回協力してくださる銭湯の紹介を英語で発表しました。その後、2つの班に分かれて「ゆえ~ぶ・なぐら」と「扇港湯」に移動し、入湯しました。ALTの方々は銭湯のお湯の熱さに驚いていたようですが、日本のローカルな文化に触れることができて喜んでくれました。最後に本校に戻り、「外国人がもっと銭湯を利用するには?」というテーマでディスカッションを行いました。このワークショップを受けて外国人利用客増加の秘策を考え、浴場組合連合会の場で提案したいと考えています。以下は生徒の感想です。

今日の実践活動では外国人の方に銭湯を紹介するということで、英語でなかなかうまく話せないこともたくさんありました。でも、なんとか銭湯の問題点についてのワークショップまですることができ、成功できたので良かったです。そして様々な課題を見つけることができました。銭湯のルールのようなものが英語表記されていないことや、お湯が熱すぎるなどがあり、銭湯になじみづらいことです。また、ワークショップでは銭湯に観光目的で外国人を呼ぶのは難しいという意見もありました。でも、外国人の皆さんに銭湯の良さを分かってもらえたので、とても良い実践活動になったと思います。何より銭湯にまた入ってみたいと言われたことが本当に嬉しかったです。これからは今日の実践活動を踏まえて銭湯の活性化、そしてどうすれば外国人が銭湯を利用しやすくなるか具体的に考えていきたいです。

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今日、外国人に銭湯と、今までの研究活動を英語で発表しました。外国人は、意外と銭湯に興味があるということを知って驚きました。しかし、興味があっても、英語で情報収集ができないから、なかなか行くことができない。という問題もわかりました。銭湯は、観光に近い温泉とはちがい、リラックスするための他に、地域のコミュニケーションの場でもあります。だから、これからもっと外国人が銭湯にきて、地元の人と会話をして、交流ができたらいいなと思いました。また、今日英語しか使えない状況の中、想像以上に英語を喋ることができなくて、まだまだ勉強が足りないと気づき、もっと英語を勉強しようと思うきっかけになりました。

今回は私たちの班にとっては初めての実践活動でした。一番実感できたことは他言語同士でのコミュニケーションの楽しさ、難しさです。拙い英語でも自分の言いたいことが伝わったときの気持ちは嬉しいのひとことでは表せません。その裏には、先述の難しさが関わっていると思います。英語しか話せない、または日本語が話せても少しだけという外国人の方が多いのは日本人も英語を話すことが難しい人が多いということと同じことで、わかりきっていることだったはずなのに改めて他言語間でのコミュニケーションの難しさが非常によくわかりました。また、銭湯文化についてはALTの方が多いからか、スピーチ、話し合い等も思っていたよりスムーズに進んだかと思います。外国人の方ならではの言語間での気づかなかった問題も飛び出し、今後の課題として私たちの研究に活かしたいです。総合的に非常に実りのある活動になりました。研究を深め、より良い答えを模索したいと思います。

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日本人には当たり前の事でも、外国人にとっては不自然なことの多さを改めて感じました。まず、注意書きがあったのですが、やはり目につきにくいし、絵が少なく日本語ばかり書いてあるので、全く理解出来ていないようでした。また、パンフレットには英語もありますが、パッと目に入ってくるイラストではあたかもやって良いかの様な感じがしたと感じる外国人もいました。やはり、この様な説明などには細心の注意を払って、初めて来た外国人でもすぐに理解できる様なものが出来るといいと思いました。特に、僕たちが目指す銭湯を外国人にも馴染んだものにしようというのにはとても厳しいと言われました。銭湯は地域のものであり、その地域の人々が安らぎ、銭湯仲間とのコミュニティの場であることが大前提なのです。それを、外国人までも利用してしまうと、やはりその空気が乱れ、大前提が破られてしまいます。この様に、地域のものとして使われている施設を国際化するのはすごく難しいことが分かりました。今回の貴重な活動を参考に、組合に提案するモノをしっかり考えたいと思いました。

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外国人の方のうち数名銭湯に入らなかったのは残念だったが、文化の違いというものなのかもしれないと感じた。僕達の視点では気づけなかった銭湯の課題について知ることができたので、とても有意義な活動になったと思う。英語が頭で一応分かっていても実際に話すのは難しいなーとも感じた。今後もしこの活動をすることになったら、外国人向けに英語で銭湯のルールなどのビデオを作ったりしてみたいと思った。

今回の活動で外国人の方を銭湯に招くことにおいてでてきた課題は、広告が足りないこと、外国人向けの注意表記が少ないことでした。また、銭湯内でのコミュ二ケーションが思っていたより少なく、外国人の方と地元の方の交流は難しいと感じました。

神戸新聞NEXT「外国人に銭湯文化広める秘策は? 兵庫高校の生徒が調査」

http://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201511/0008547375.shtml

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平成27年11月4日創造応用ⅠS 探究活動6回目

試験等を挟んで3週間振りの授業になり、各科目ともいよいよ研究テーマの決定に向けて授業時間以降も実習をする科目が増えてきました。

数学は今回も稲葉先生から講義を受けました。そろそろテーマ設定に向けて各自が考えていく時期になりましたが、授業時間以外でも稲葉先生とメールを通じてアドバイスをいただくなど、生徒たちも主体的に取り組む姿勢が見られるようになってきました。

物理は今週も阪大へ行き、到着後下田教授の案内で、全員冬広(ふゆひろ)研究室に移動し、試験管の中での炎色反応を見学しました。金属塩と強力な酸化剤をそれぞれ粉末で混合し、これを試験管の中に入れ,強熱して溶融したところに硫黄の粉末をひと匙いれて、二酸化硫黄の生成熱で電子を励起させて炎の中で起こる現象を試験管内で実現するわけです。人ひとり通るのがやっとの通路で肩身を寄せ合い観察しました。とても丁寧に説明してくださった上に、単色光の性質とレーザー光(赤と緑)を用いた簡易実験による体験,はては江戸時代の花火の話とその文献の複製を配布してくださるなど、まさに懇切丁寧でした。生徒も興味深げに聞き入っていました。最後に冬広先生自身が○○陽会(数字は秘密だそうです)ということが明かされ一同盛り上がりました。兵庫高校の大先輩にお礼をいい、潜水艦の様な研究室を後にしました。その後、分光班と滑空班に分かれて別々の部屋でそれぞれの実験をおこないました。各班とも思い通りにならず、いきづまりました。来週は課題の克服の方法を更に試すか、研究テーマの方針転換をするかどちらかになります。

生物 物理 数学 化学

化学は今週も大堺先生に来校していただき、大堺先生のご指導の下、研究テーマを絞るための予備実験を始めました。ところが、昨年の研究と同じ条件で確認実験をしましたが、先輩のデータのような結果が得られず、鉄の不動態が形成されない状況になり、なぜなのかを大堺先生も交えて議論しました。結局結論が出ないまま来週に持ち越しになりましたが、改めて教科書通りにはならない事実に考え込む1日でした。

生物は前回神戸大学で実習させていただいたデータをまとめた後、学校でずっとデータを取っている溶液中のユーグレナの運動を調査する実習を行いました。今回は溶液を水質基準を超えるpHにして、ミドリムシの生物体流に対する影響を観察しましたが、水質基準を超える重金属や有機物のある状況では、生物対流が確認できませんでした。ユーグレナが死んでいることも考えれるので、来週はもう一度同じ条件で観察する予定です。各科目とも仮説通りの結果が得られず、四苦八苦している様子がうかがえますが、それがこの授業の大きな目的でもあります。専門家のアドバイスに耳を傾けながらも、自分たちの考えを深めて、苦しい中にも楽しみながら探究して欲しいと思います。

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