平成27年10月25日創造基礎B 自然科学分野FW「高山植物園」

創造基礎B自然科学分野2班は、虫と植物の生態を調査するため、六甲高山植物園に行き、フィールドワークを行いました。少し肌寒い中でのワークでしたが、指導していただいている神戸大学大学院人間発達環境学研究科の勝原さんの アドバイスの下、主体的に活動していました。いろいろな植物に接し、花と送粉者との関係を研究していくうえで貴重なデータを取ることができ、今後神戸大学で行う実習でさらに研究を深めていくことができそうです。以下は生徒の感想です。

今日は、六甲山にある高山植物園に行きました。植物園では、ノコンギク、タムラソウ、リンドウ、キイイトラッキョウという花と、それらの花に蜜を吸いに来る虫(送粉者)の観察をしました。主な送粉者はハナアブ、ハナムグリ、スズメガ、ミツバチ、ホスヒラタアブ、シジミチョウでした。リンドウは、開花しきっていなかったのでほとんど送粉者は来ませんでした。それ以外の花は、15分間で5~8花に5~10匹の送粉者が来ました。また、キク科の花は数え方が頭花ということや、見た目が似ているハナアブとミツバチの見分け方も教えて頂きました。例えば、ハナアブとミツバチは飛び方が違い、ハナアブはためらい行動という危機察知のための行動をします。だから、なかなか花に止まりませんでした。今日観察をして、いろんなことを知りました。その身につけた知識をこれからの活動に活かして行きたいです。

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