昨年に引き続き、創造基礎自然科学講座で月について研究する8班の5名と、昨年研究したコース1期生の3名が神戸大学発達科学部を訪れ、お世話になっている大学院生の成清さんの指導で、月の観測を行いました。最初は雲の影響で観測できるか微妙なところでしたが、みんなの日頃の行いが良いせいか(?)、少しずつ雲が切れだして、クレーターまではっきりと観測することができました。実際に望遠鏡で観測した経験がある人も少なく、雲の合間から見ることができた月の美しさ、神秘な姿に歓声が上がりました。また、コースの先輩からクレーターカウンティングについてのアドバイスもいただきました。以下は生徒の感想です。
今日は、月のクレーターの観察及び撮影の目的で神戸大学発達科学部にお邪魔させていただきました。しかしながら、残念なことに雲が月にかかっていたため、撮影は困難となりましたが、肉眼での観察は雲の切れ目の瞬間にすることができ、より一層月への興味が湧いてきました。観察に使用した望遠鏡は、とても高価なものでした。大きく、普段私たちが使う細いもなとは太さが全然違いました。そして、動かすのは手ではなく、リモコンで操作しました。写し方は、凸レンズではなく鏡の反射を利用しているものでした。また、今日の月の観察には、去年自分たちと同じ研究内容だった先輩方も同行してくださり、たくさんお話が聞けたので良い機会ともなりました。