平成29年6月6日 創造基礎A 講義「誰もが元気に働ける兵庫を」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(1年)40名を対象に、「誰もが元気に働ける兵庫を」をテーマに兵庫県ビジョン課の中山優子氏にお話をして頂きました。生徒は兵庫県が目指す社会像やその実現に向けた21世紀兵庫長期ビジョンについて学ぶことができました。

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また兵庫県の雇用に関する施策で現状の問題点や改善案などを話し合うグループワークを行いました。最後に発表や質疑応答を通じて雇用問題について深く考える時間となりました。

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〈生徒の感想〉

質問1.もし、またビジョン出前講座を受けることがあれば、どんなテーマで受けたいですか。

兵庫の名産物や企業など具体的な特色が知りたい。また、各地をブロックに分けて盛んな産業を取りあげてほしい。

女性の働き方について詳しく話をききたいです。今日もかなり触れていただいたけれど、予算の使い方や具体的な活動について知りたいと思いました。

質問2.2040年に兵庫県がどんな姿が望ましいと思いますか。もしくはどんな姿にしてみたいですか。そのために自分ができることなど、何でもいいので自由に書いてください。

外国人であっても障害のある人でもしっかりと思いっきり“日本の良さ”“県の良さ”を知れる兵庫にしたい。

兵庫に住む老若男女がいきいきと働き、住んでいてとても楽しい、誇れるような兵庫県。そのためにはまず行われているプロジェクトに興味を持って接することが大事だと思う。

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平成29年6月6日 創造基礎B FW「水産資源の知名度Up↑」

長田区役所において、「水産資源の知名度Up↑」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年)社会科学分野3班の生徒5名が、神戸市経済観光局農政部農水産課水産漁港係長の森本久仁子氏と同係 德田心氏から、神戸市の漁業のあらましや神戸市が取り組んでいる施策についてお話を伺いました。

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〈生徒の感想〉

6月6日、長田区役所にて神戸市経済観光局の方と会議を行った。名刺交換を終えた後、まず漁業体験ツアーについての説明を受けた。このイベントに3班が参加することはないが、お手伝いなどをさせていただければありがたいという話だった。(まだ未定)
係長森本 久仁子さんのお話によると、魚介類を使った食べ物を作るなら、PRする相手をはっきりさせることが大事だとご指摘を受けた。これらのアドバイスを参考に、中間発表に向けて検討していきたい。

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平成29年6月5日 グローバルリサーチⅡ FW「神鋼環境ソリューション訪問」

グローバルリサーチⅡ受講者(2年)の3名が、フィールドワークで(株)神鋼環境ソリューションを訪問しました。ベトナムが抱える水に関する課題に対して企業としての取り組みについてお話をしていただきました。日本の技術がベトナムで大いに活用できることやそのためには巨額の費用が必要なこと、ビジネスとしてはベトナム、カンボジア、ミャンマーが魅力的な市場であるなど研究を深めるための情報をたくさん得ることができました。今後、ベトナム研修に参加し、現地の状況を調査する予定です。

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(生徒の感想)

日本の下水道では汚泥物を燃やして処理するけれど、ベトナムの下水道ではその設備がまだないため、埋め立てて処理するなど、日本との違いなどがよくわかりました。ベトナムは大雨や洪水が多いために、貯めているタンクがダメになってしまって失敗に終わるなど、ベトナムの気候も関係していることもわかりました。私たちが事前に調べていた対策の、もみ殻を使う処理の仕方は家庭レベルで国全体として全く対策にならないことに驚きました。また、日本では当たり前の技術でもベトナムにとっては新技術であることもわかり、日本の技術を現地で伝えることで改善できる問題がたくさんあるのだなと思いました。

僕たちは、神鋼環境ソリューションで上下水処理場について、多くのことを質問してきました。まず、ベトナムの下水道普及率は5%にも満たないというのは驚きでした。よって下水処理場は少なく、川に垂れ流しになっているので、さらに上水処理場も作らないと処理が追いつかないという、ちょっとした負のループが起こっていることを知りました。日本での水処理技術も、ベトナムではお金がかかるからできないというケースも多々あり、ベトナムの水が日本のように、飲めるくらい綺麗になるのはまだまだ遠い未来かなと思ってしまいました。僕たちは夏休みにベトナムに行くのですが、川がものすごく汚いことと、出された水は飲んではいけないことを強く忠告していただいたので気をつけたいです。今日の話を聞いて、しっかり研究テーマを定めて、洗練された研究にしなければと思いました。

私は神戸環境ソリューションの方に時間をとっていただき貴重お話を沢山聞けました。私が特に印象に残ったのは、下水処理場のベトナムと日本との違いです。下水処理能力の基準も大きく差がありましたし、下水処理場にかけられるコストの関係もあり、下水処理方法も異なることを知りました。また、日本の技術の高さも実感させられました。私達の班はこの日本の高い下水処理技術をどのように海外戦略に活かしていくか今日教えていただいた話をヒントに研究を深めていきたいと思います!!

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平成29年6月5日 グローバルリサーチⅢ「グローバルリサーチをふりかえる」

本校コンピューター教室において、グローバルリサーチⅢ受講者(3年)を対象に、グローバルリサーチの最後の授業を行いました。生徒はこれまで行ってきた3年間の取り組みを振り返り、感想文を書きました。また、これからグローバルリサーチを受講する後輩たちに向けてメッセージを書きました。最後に3年間の集大成である論文を持ち、全員で記念写真を撮りました。

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研究を終え、これから受験勉強に向けて気持ちを切り替える時間となりました。

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平成29年6月1日 イギリス研修事前学習①「顔合わせ」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科1期生(2年)とグローバルリサーチⅡ受講者(2年)から選抜されたイギリス研修参加者10名の生徒を対象に、イギリスに滞在している英国国際教育研究所の坂出義子さんとテレビ会議を行いました。今回は、顔合わせとして、自己紹介を行いました。

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今年度のイギリス研修はヨークとロンドンにおいて、7月16日(日)~22日(土)の期間で実施します。坂出さんには、現地のプログラムをサポートしていただく予定です。

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平成29年5月31日 創造応用ⅠS「化学②」

本校化学教室において、創造科学科1期生(2年)理系選択者対象に、2回目の化学実験による探究活動を行いました。今回の課題は、「目の前にあるビニール袋を二酸化炭素でいっぱいにせよ!」というものです。各班で課題解決のための方法、必要な実験器具および薬品をその濃度や量から考えて、実験を行いました。

ビニール袋(ジップロック)の容積をメスシリンダーで量るところから始まり、ビニール袋をいっぱいにするために必要な二酸化炭素の体積を予測し、必要な薬品の量を計算して求めました。炭酸水素ナトリウムの加熱による方法、または炭酸カルシウムと希塩酸の化学反応による方法で、ビニール袋に二酸化炭素を集める班が多かったですが、他にも独自の方法を考える班もありました。化学反応の反応速度や二酸化炭素の生成量が予想に反していたり、想定していた方法が上手くいかないときは、班員同士で話し合い、工夫を凝らして課題解決を試みました。また、演示実験でナトリウムやナトリウムと水の反応を実際に見ることで理解を深めました。

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<生徒の感想>

袋を完全に密閉している状態でも空気がほとんどたまらなかったのに、水上置換法では結構な量が集まった。この原因が何なのかに興味を持った。もし置換法が原因なら、上方・下方置換法では集まりにくいと言うことになるのではないかと思う。また、計算を全て理想上の考えで行ったので、実際の結果とは異なっていた。理想と現在の環境の誤差を考えることで、より正確になると思うので、もっと深く研究する時はそれを考える必要があると感じた。

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平成29年5月28日 グローバルリサーチⅡ FW「VBIG交流会」

大阪大学中之島センターにおいて、グローバルリサーチⅡ受講者(2年)の3名が、VBIG交流会に参加しました。ベトナムをフィールドとした食の安全や地球環境問題、高度人材育成など、様々なグローバルな課題について講義がありました。参加した生徒はそれぞれ、「食の安全」や「地球環境」について研究を進めています。本日の講義内容を参考に、夏休みのべトナム研修に向けて研究を深めていきます。

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〈生徒の感想〉

今回の大阪で行われた交流会に参加して、多くの貴重なお話を聞き、より一層ベトナム研修旅行に対する気持ちが深くなりました。僕の研究グループでは、ベトナム ハロン湾をついて環境面また、社会的な面からインターネット、文書など多くの方法で研究を進めています。そんな中、今回の交流会でベトナムについての事業や研究を進める講師の方々からお話を聞き学んだことがあります。それは、たくさんの経験を積んでそれを生かして行くことの大切さです。どの講師の方も、豊富な経験があるからこそ今、活躍なさっているのだと感じました。そこで、僕もこれからは今までに増して多くのことに挑戦し、様々なことをしたいです。もちろん夏の研修旅行にも参加したくさんの刺激を受けたいと思います。最後に、貴重なお話をしてくださった、講師の方々、本当にありがとうございました。

今日の交流会は自分の研究テーマであるハロン湾の水質汚染の改善について考える上で貴重な体験となった。今までに調べた内容だけでは全く研究には足りないということが今日の講義を通じてわかった。講義の1つで北九州の水質汚染に関する話があり、そこでは北九州の工業に関することから水質汚染、大気汚染について聞くことがでた。講義では研究につながる話が多く、新たな考え方など様々なヒントを得ることができた。7月のベトナム研修では今日の体験をさらに有効に活用できるよう取り組んでいきたいと思う。

第10回VNBIG交流会では、新しい有機農業についてのお話が1番印象に残っています。地面に存在しているバクテリアや、炭酸ガスや液体窒素などの産業ガスを利用して農薬を使わずに植物の成長促進や病害虫の殺虫をする、という方法があるというお話でした。特別な化学物質などを使わないから、農業跡地や野菜の残留農薬を気にしなくてもいい点が画期的だと思いました。ただ施設費用などのコストがかかりすぎるためにおのずとその方法で育てられた植物は高額になり世間に普及しないという大きなデメリットもあります。非常にもったいないです。安全であっても、高額だと売れず利益をえられないために無農薬・有機栽培が普及しない、という悪循環を断つための方法を考えて提案したいと思いました。

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平成29年5月26日 創造基礎B FW「芸術で空き地・空き家に人を集める」

長田区駒ヶ林地区の角野邸において、「芸術で空き地・空き家に人を集める 」をテーマに研究している本校創造科学科2期生(1年)社会科学分野1班の生徒5名が、長田区まちづくり課事業推進係の長岡氏とNPO法人芸法の小國陽祐氏にお話を伺いました。

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〈生徒の感想〉

僕達1班は、芸法の小國さん、長田区まちづくり課の長岡さんとお話をしました。今日の内容は主に、「駒ヶ林の空き地(防災空地)について」と「芸法の活動について」です。
小國さんは、プロセスと関係を強調していたと感じます。小國さんが防災空地を作ろうと思った時、計画をたててすぐに着手出来るわけではなかったと教えて頂きました。空き地の所有者はもちろん、その地区の住民の理解を得ないとできないからです。日頃から、挨拶やちょっとした会話が強い信頼関係を作っていくとおっしゃっていました。失礼な言動はなかった訳ではありません。今後も関係やリサーチしに行く機会もあるので、気を付けていきます。そして、「駒ヶ林の方々とどう関係を持つか」やプロセスなどについて考えていくことが現時点の課題です。

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平成29年5月26日 創造基礎B FW「長田を住みたくなるまちに」

梅田阪急ビルオフィスタワーにおいて、「長田を住みたくなるまちに」をテーマに研究している創造科学科1期生(1年)社会科学分野4班の生徒5名が、㈱リクルート住まいカンパニー関西営業部 部長の竹内豊和氏と同営業統括本部の横田裕香氏からお話を伺いました。4班は、「SUUMO住みたい街ランキング2017関西版」で神戸市長田区は神戸市内で最下位となっていたことからテーマ設定をしました。今回、SUUMOの調査に出てくる数字の意味や、数字には見えてこない街選びのポイントについて教えていただきました。

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〈生徒の感想〉

今日、自分たちが当初思っていたよりもはるかに多い収穫があった。まず、自分たちの考える良い街について伝えた。話を聞くうちに、その考えはただ「良い感じな街」のことを並べただけで、実際はそれほど関係ないことに気付かされ、本当に住みたい街は何なのかわからなくなってしまった。それを見つけるのも1つの課題だと思う。また、生活の要素のほぼ全てが住む場所に関わっていることもわかった。例えば利便性、予算、子供や自分がしたいこと、学習塾などがあった。特に子供の習い事、学習塾に関してはとても面白い話を聞けた。この2つはそれぞれ企業活動なので、人が多いところにできるのは当たり前で、そうするとさらに人が集まるという連鎖があるとわかった。リクルートの竹内さんと横田さんの対応にも感謝して、それに応えられる発見や研究をしていくことがこれからの使命だと思う。そしてそのことを長田区役所などに伝えてられれればいいと思う。

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平成29年5月19日 創造基礎B FW「長田区でのイベントを知ってもらおう!」

長田区役所において、「長田区でのイベントを知ってもらおう!」をテーマに研究している本校創造科学科2期生(1年)社会科学分野7班の生徒5名が、長田区まちづくり課事業推進係の長岡氏と大前氏からお話を伺いました。自己紹介と名刺交換を行ったあと、長田区で開催しているイベントについて説明していただきました。また、生徒たちが考える課題とその解決法について話し合いました。

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〈生徒の感想〉

僕らにとっての初めてのフィールドワークということでとても緊張していましたが、いざ行ってみて長岡さん、大前さんと意見を交わしているとだんだん緊張もほぐれていき、とてもいい時間を過ごせたと思います。あらかじめ伝えておいた質問もしっかりと調べ、資料も用意していただいており、僕たちの班はイベントについての研究をしようとしているのですが、そのイベントに対する思いや、どういう意図で行っているのかなど、求めていたこと以上に教えていただき、とても勉強になりました。また、話し合いの中で、自分たちが一体何をしたいのか、どのように役に立ちたいのかを伝えることもできました。それだけではなく、「イベント等の情報の伝達手段」の話になった時には、「○○はして(使って)いますか?」や、「今の若者に狙いを定めるなら、これよりも○○を使うほうがほうがいいと思います。」など、こちらの意見も積極的に言うことができ、初めてのフィールドワークにしてはとてもいい能動的な活動ができたと思います。今日もたくさんの資料をいただきましたし、たくさんのお話や思いなども聞くことができました。今日教えていただいたこと、学んだことをしっかりと生かしてこれからの研究活動やフィールドワーク、実践活動に取り組んでいきたいと思いました。

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