令和8年度 京都大学研修

日  時   令和8年8月27日(木)

場  所   京都大学理学部

講  師   野田口 理孝 教授(京都大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 植物生理学研究室)

参  加   1年生国際理学科

内  容

1年生国際理学科を対象に、京都大学研修を実施しました。今年度は、午前に化学実験、午後に講義を受講するプログラムで、大学における学びや研究に触れる貴重な機会となりました。

午前の実験では、「薄層クロマトグラフィー(TLC)」を用いて野菜に含まれる色素の分離に挑戦しました。身近な題材を通して、科学的な分析手法の面白さを体験することができました。昨年度より内容がバージョンアップし、生徒たちは真剣な表情で実験に取り組んでいました。

午後からは、京都大学大学院理学研究科の野田口理孝教授による「植物の接木における組織再生と全身コミュニケーション」の講義を受講しました。接木は、人類が文字を獲得するよりも前から行われていたとされる最古の農業技術の一つです。この技術によって、私たちが普段口にしている野菜や果物の品種改良が進められてきました。野田口教授は、異なる科の植物同士の接木の仕組みの解明に取り組まれています。研究内容だけでなく、研究に対する情熱や探究心が伝わる講義で、生徒たちもその話に引き込まれていました。講義の後は実際に接木を体験させていただき、初めてながらも楽しみながら取り組む様子が印象的でした。

今回の研修を通して、生徒たちは大学で行われている研究の奥深さに触れるとともに、高校での学びが将来の研究につながっていることを実感する機会となりました。