第2回オープンスクール スクールオリエンテーションin氷上

中学生の皆さん、本校のオープンスクールにお越しいただき、ありがとうございました。朝早くから集まってくれた皆さんの、生き生きとした表情や積極的な参加姿勢に、私たち教職員一同、大変嬉しく思っています。

オープンスクールの目玉企画の一つとして、先日開催された「農業クラブ連盟大会」で優秀賞を受賞したプロジェクト発表を、中学生の皆さんの前で披露しました。

普段から熱心に研究に取り組んできた生徒たちは、専門的な内容を分かりやすく、そして堂々と発表してくれました。プロジェクトにかける熱い想いや、試行錯誤を繰り返してきた日々の努力が伝わる、素晴らしい発表でした。

参加してくれた中学生の皆さんからも、「高校生になったら、自分もこんな発表をしてみたい」「農業の新しい可能性を知ることができた」といった感想をいただき、生徒たちの自信にもつながったようです。

また、日頃の学びや学校生活の魅力を、高校生自身が中学生の皆さんに伝える様子が見られました。最初は少し緊張した面持ちだった生徒たちも、次第に日頃の学校生活の様子をいきいきと話し始め、授業内容や部活動、行事について、生徒目線で熱心に説明してくれました。中学生の皆さんも、真剣に耳を傾けたり、質問をしたりと、積極的に関わってくれて、とても良い交流の場になったと思います。

今回のオープンスクールが、中学生の皆さんにとって、これからの進路を考える上で少しでも役に立てば幸いです。今回のオープンスクールを通して、本校の魅力が伝わっていたら嬉しいです。また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

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第1回学校間交流授業「ブドウサミット」

9月3日(水)、本校を会場に第1回学校間交流授業「ブドウサミット」が開催されました。

・学校間で情報交換することにより、果樹栽培の技術向上につなげる。

・各校の課題と現状を理解し、問題解決につなげる。

・試食調査により品質と栽培意欲の向上につなげる。

以上の3点を目的としてブドウを栽培している4校(播磨農業高校・但馬農業高校・篠山産業高校・氷上高校)が集い、活発な意見交換と交流の場となりました。

試食調査、質疑の後、各校のブドウ栽培へのアツい思いを込めた「共同宣言」に署名し、閉会となりました。

本校生徒からは、「とても良い経験になった」「他校のブドウ栽培の状況が聞けて勉強になった」などの感想があり、学びを深める絶好の機会になったようです。

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氷上高校ぶどう、校内販売

少し早めの収穫となった今年度。生徒・教職員むけに校内販売が行われました。

放課後、学年ごとに販売した生徒の感想は「甘い!」「もっと買いたかった!」「家族で食べる!」など、笑顔があふれていました。

その一粒一粒には、栽培を手掛けた生産ビジネス科の生徒たちの想いが詰まっています。

「氷上高校ぶどう」――それは、挑戦と継承の象徴です。先輩から後輩へ。引き継がれる「思い」のバトン。

ぶどうを育てることは、簡単ではありません。でも、土に触れ、季節を感じ、仲間と汗を流す時間は、きっとかけがえのない経験になります。中学生の皆さん、氷上高校で一緒にぶどうを育てませんか?あなたの手で、未来の「氷上高校ぶどう」を実らせましょう。

地域の多くの方々に「おいしいね」と言ってもらえる日を目指して、私たちの挑戦は、これからも続いていきます。

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3年生 外部講師模擬面接

3年生就職希望者を対象に外部講師による模擬面接を行いました。

それぞれの受験先が決定し、履歴書に書いた内容について、より具体的に説得力をもって話せているか、あるいは質問への回答が明確で論理的であるかといった気づきの場になる模擬面接。

本校の教員で積み重ねてきた面接練習ではなく、外部の講師による面接練習とだけあって、緊張した面持ちの中にもひとつでも多くの収穫を得ようと真剣に取り組む様子が見られました。9月に入り、就職試験の解禁日まで残された日はわずかですが、今日確認したことをより自然にできるよう、所作はもちろんのこと、さまざまなシチュエーションでの面接練習に取り組んでいます。

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努力の成果が光る!表彰伝達式  新しい先生ようこそ!着任式

夏休み中も、多くの生徒が部活動や探求活動で活躍し、その栄光を称え、全校生徒の前で表彰が行われました。

農業クラブや部活動は「自分との戦い」です。暑い夏の日も、地道な研究や練習をどう続けるか、という自分自身の課題に打ち勝ち、見事な結果を残した生徒たちの姿は、全校生徒に大きな感動と勇気を与えてくれました。

また2学期は、新たな先生を迎え、新体制でスタートします。生徒一人ひとりが持つ力を存分に発揮し、輝かしい学校生活を送ってくれることを期待しています。

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2学期始業式 校長講話から~氷上高校生は素敵です~

夏休みが終わり、2学期がスタートしました。始業式では、校長先生が夏休み中の体験を元に、生徒たちへ「当たり前」の大切さを伝えました。

ご自身の体の治療で、リハビリ生活を送った校長先生。思うように体が動かせない中で大好きな読書をする、といった「当たり前」のことが急にできなくなったと言います。

「当たり前が失われるかもしれない不安を感じたとき、そのありがたさを痛感しました」と生徒たちに語りかけ、日々の生活にある「当たり前」は、実はとても尊いものだと話されました。

この氷上高校で挨拶から始まる日々があること、友人と笑い合えることなど、当たり前の日常に感謝の気持ちを持つ生徒が増えているところが、氷上高校生の素晴らしいところだと締めくくられました。

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2学期を迎えるにあたって ~夏の努力が実を結ぶとき~

8月も終わりが近づき、いよいよ来週から2学期が始まります。

今日は教職員対象の研修会が2講座ありました。2学期にむけて、先生方は真剣なまなざしで講義に臨んでいました。夏休みといえども、教職員にとっては「準備の期間」。研修だけでなく、授業の構想、教材の準備、行事の打ち合わせなど、校内は静かでありながらも、どこか慌ただしさが漂っています。

3年生は、就職・進学に向けて大切な時期。面接練習や履歴書・願書の準備に取り組み、進路実現に向けて一歩ずつ前進しています。部活動の生徒たちは、炎天下の中でも懸命に練習や試合に挑み、仲間とともに汗を流しました。 

また、農業高校ならではの夏の風景。野菜や畜産など、命と向き合う学びは、季節を問わず続きます。農場当番として、朝早くから作業に励む生徒たちの姿は、まさに「学びの実践」。その姿に心を打たれます。

夏休みは、生徒にとっても教職員にとっても、決して「休み」だけではありませんでした。それぞれが自分の役割と向き合い、努力を重ねた時間だったと思います。

2学期は、行事も多く、学びも深まる季節です。夏を越えて少し成長したみなさんが、元気な姿で登校してくれることを、私たちは心から楽しみにしています。

先生方も、暑さの中での研修や授業準備等、本当にお疲れさまでした。夏休み明け、生徒の笑顔にむけて、もうひと踏ん張りです。

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たんば子ども塾in氷上高校 

うどんづくり、手作りの竹器、ランチョンマットで彩りを添える

本校生徒が先生となって、小学生向けの体験講座が開催されました!今回のテーマは「手打ちうどんを作ろう」。生徒たちが、それぞれの科で学んでいることを活かして、楽しい企画をたくさん用意しました。

食品ビジネス科の生徒が担当したのは、本格的なうどん作り。前日仕込んでおいた生地を包丁で麺切りする際には、小学生でも安全にできるように、当て木を使うなど、一つひとつ丁寧に教えました。はじめは少し難しそうにしていた小学生たちも生徒のサポートのおかげで、あっという間に自分だけのうどんを完成させていました。

生産ビジネス科の生徒は、竹を使って手作りの器作りを担当しました。口当たりがよくなるサンドペーパー(やすり)に一心不乱に取り組む子どもたち。自然の素材を活かした器は、それぞれ形が違って温かみがあり、うどんを盛るのにぴったりです。

さらに、生活ビジネス科の生徒は、廃棄野菜を使ったスタンピングでオリジナルのランチョンマット作りを企画。普段捨ててしまう野菜を使うことで、素敵な生活品に変わることに、小学生たちは目を輝かせていました。

今回、特に印象的だったのは、講座をサポートする生徒たちの姿でした。

安全に配慮しながら小学生に寄り添う優しい一面はもちろん、準備や片付けも率先して行う頼もしい姿が見られました。おかげで、講座は終始スムーズに進み、参加した小学生や保護者の方々からも「とても楽しかった」「また参加したい」という声がたくさん聞かれました。生徒たちも小学生とのふれあいから学ぶことが多く、この企画に参加してとてもよかったと話していました。

3つの科の魅力がぎゅっと詰まった今回の講座は、大成功のうちに幕を閉じました。参加してくれた皆さん、この企画を設定いただいた兵庫県青少年本部様、本当にありがとうございました!

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SPLASH‼丹波’25へ参加! 美術部・サッカー部

丹波青年会議所主催のイベント「SPLASH!!丹波’25」

美術部・サッカー部ともに初めての参加。「フェイスペイント」に挑戦した美術部は、専用の絵の具も、人の顔に描くことも、全てが初めての経験。老若男女を対象にデザインを考案し、部員同士で互いの顔に描き合いながら、来るべきイベントに備えました。

最初は筆運びが思うようにいかず、一つのデザインに時間がかかってしまうこともありました。しかし、「ありがとう」という感謝の言葉をいただくたびに、部員たちは勇気づけられました。お客さまの笑顔が、美術部員たちに力をくれたのです。イベントを終える頃には、みんな筆運びもスムーズになり、自信を持って描けるようになりました。

SPLASH!!丹波’25での「丹波うまいもん研究会」の模擬店出店は、サッカー部にとって地域活動の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。

地域の方々と直接触れ合う中で、部員たちは単なる商品の販売にとどまらない、プロの仕事への意識を育みました。食を扱う責任として、衛生管理を徹底すること。お客様を待たせないよう、提供スピードを意識し、効率的に動くこと。そして、自ら積極的に商品の魅力を伝える広報活動を通して、地域を盛り上げる一員としての自覚を持つことができました。

この経験は、サッカーとは異なる視点から、協力し、課題を解決する力を養うきっかけとなりました。部員一人ひとりが、地域社会との繋がりの中で、自身の役割を考え、主体的に行動する成長を見せてくれました。

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恵みの雨 農場当番に吹く風

連日続いた厳しい暑さも、ここ数日の雨で落ち着き、農場に吹く風もどこか嬉しげに感じられます。生徒たちは、恵みの雨で潤った農場で、熱心に当番に取り組んでいます。

特にこの日は、氷上高校の代名詞であるブドウの収穫。中腰での作業に「腰が痛い」と嘆く声も聞かれますが、生徒たちの手は止まりません。ミニトマトの鉢植えでは、水やりをしても土がこぼれない、3年生の熟練した技術も見られます。シカに食べられてしまった小豆畑では、鹿対策と除草作業に奮闘。最初は「大変そう」と感じた当番活動も、今では「慣れました」と頼もしい声が返ってきます。

仲間と協力し、作物を育てる喜びと命の尊さを肌で感じる日々。汗だくになりながらも、当番をやり遂げた後のすがすがしい笑顔は、何ものにも代えがたいものです。

これからも、農業高校の熱い夏は続きます。

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