うどんづくり、手作りの竹器、ランチョンマットで彩りを添える
本校生徒が先生となって、小学生向けの体験講座が開催されました!今回のテーマは「手打ちうどんを作ろう」。生徒たちが、それぞれの科で学んでいることを活かして、楽しい企画をたくさん用意しました。
食品ビジネス科の生徒が担当したのは、本格的なうどん作り。前日仕込んでおいた生地を包丁で麺切りする際には、小学生でも安全にできるように、当て木を使うなど、一つひとつ丁寧に教えました。はじめは少し難しそうにしていた小学生たちも生徒のサポートのおかげで、あっという間に自分だけのうどんを完成させていました。
生産ビジネス科の生徒は、竹を使って手作りの器作りを担当しました。口当たりがよくなるサンドペーパー(やすり)に一心不乱に取り組む子どもたち。自然の素材を活かした器は、それぞれ形が違って温かみがあり、うどんを盛るのにぴったりです。
さらに、生活ビジネス科の生徒は、廃棄野菜を使ったスタンピングでオリジナルのランチョンマット作りを企画。普段捨ててしまう野菜を使うことで、素敵な生活品に変わることに、小学生たちは目を輝かせていました。
今回、特に印象的だったのは、講座をサポートする生徒たちの姿でした。
安全に配慮しながら小学生に寄り添う優しい一面はもちろん、準備や片付けも率先して行う頼もしい姿が見られました。おかげで、講座は終始スムーズに進み、参加した小学生や保護者の方々からも「とても楽しかった」「また参加したい」という声がたくさん聞かれました。生徒たちも小学生とのふれあいから学ぶことが多く、この企画に参加してとてもよかったと話していました。
3つの科の魅力がぎゅっと詰まった今回の講座は、大成功のうちに幕を閉じました。参加してくれた皆さん、この企画を設定いただいた兵庫県青少年本部様、本当にありがとうございました!

















