露頭調査に行ってきました(自然科学部)

10月27日(日)、秋晴れの中、神戸の北区にある露頭を調査してきました。(露頭調査には、事前にその土地の地権者の許可を得て実施しています。)

今回は、本山南中学校と一緒に調査活動をしました。また、地層のガイド役として「神戸の植物化石を考える会」の山本さん、野外活動の安全面をボーイスカウトの上西さんの指導のもと2か所の露頭調査を進めました。

始めに露頭の概要を知るために周囲も含め地層をたどり、露頭観察から始めました。

午前中は、中学生グループは粒ぞろいの植物化石が取れている一方、高校生グループはなかなか化石を得ることができませんでした。そしてようやく午後過ぎぐらいから高校生グループでも徐々にとれるようになりました。

調査中に、お目にかかるのは、2,30年に1度と言われるぐらい立派な珪化木も見つけることができました。(地権者の方に寄贈しました。)

珪化木とは…樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで化石化したものです。

「サッカー部 選手権大会  県ベスト32」

10月19日(土)より開催された選手権大会決勝ラウンド、本校サッカー部は1回戦を突破し、県ベスト32に進出しました。残念ながら2回戦で敗退してしまいましたが、来年にはこの悔しさを挽回できるように、これからも頑張っていきます。今後も応援よろしくお願いします。

10月19日(土) 1回戦 東灘4-3宝塚東

10月20日(日) 2回戦 東灘0-3神港学園

弓道部壮行会

10月21日(月)考査終了後に、弓道部の近畿大会へ向けた壮行会を行いました。

弓道部の都賀京さんは、先に行われました県新人大会に於いて女子個人近的競技で第4位となり、11月24日に大阪府で行われる近畿大会に出場します。

始めに校長先生より、学校の代表であり兵庫県の代表であることを誇りに頑張って欲しいと励ましのお言葉を頂きました。

続いて生徒会長より、激励の言葉とともに、PTAより寄贈して頂きました横断幕の披露がありました。
(この横断幕は生徒昇降口の上に掲示しています。)

最後に近畿大会に出場する都賀京さんから挨拶があり、普段お世話になっている方々への感謝を胸に頑張りますと決意を述べられました。

近畿大会での活躍を期待しています。
ご声援、宜しくお願いします。

バスケットボール部 ウィンターカップ県大会

バスケットボール部の活動報告です。

2019年度のバスケットボール部は、
男子が16代目、スローガンは「下剋上 Break the limit」、
女子が10代目、スローガンは「猪突猛進 籠球を愛し、仲間を愛す。」、
男女ともに新体制で活動を始めています。

夏にはウィンターカップの予選を終え、男女ともに県大会進出を決めました。

ウィンターカップの県大会は10月26日(土)、会場は東灘高校です。
男子の対戦チームは武庫荘総合高校、
女子の対戦チームは播磨高校
です。

男女ともに、日々練習を積み重ねています。ぜひ応援、よろしくお願いします。

「身近なアリ調査~情報交換会~」に行ってきました。(自然科学部)

今年度、神戸市環境局環境保全部環境都市課の企画のもと 本校自然科学部のほか、県立長田高校、県立神戸高校、市立須磨翔風高校、県立神戸商業高校、須磨学園、滝川高校の神戸市内にある7校で、神戸市内のアリの実態調査を行いました。

その報告会が、9月28日(土) あっぷすてっぷKOBEにて、「身近なアリ調査~情報交換会~」が催されました。

県立大学(橋本佳明)、環境省(大西調査官)からも、アドバイザーとして専門家が参加されています。各校、4ヵ月前に講習会を受けて種の同定などを習得し、今回その報告会となりました。

http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/ant2019_report.html

生物多様性の観点から、アリは1万の種(国内では270種)が存在しており、生き物のつながりを考えるうえで重要な位置づけと考えられています。また、昨今話題になった、外来種のヒアリなどは、もともと在来種のアリが生息している所には定着しにくいという知見もあるらしく、その実態を知る活動になります。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/img/2019_ant_paper3.pdf

東灘高校の自然科学部は、校内に生息するアリについて調査し、発表しました。東灘高校の立地している場所は、50年前は海で、埋め立てられてつくられた人工島の真ん中にあります。周辺には主に食品工場などがあり、国内はもとより、海外とも流通が盛んな場所にあります。

各校、着目するポイントを見つけ、海と山に挟まれた神戸の地勢的な側面と、人工島でできた立地と時間の経過から、アリの種の動態、分布の偏りなどが見えてきた報告会でした。

生徒たちも、12分間のプレゼンテーションでしたが、人前で分かりやすく説明することの難しさについて学んだと同時に、他校の生徒の発表から刺激を受ける良い経験ができたと思います。

なお、神戸市が主催する「第6回 生物多様性シンポジウム」(御影公会堂)11月16日(土)でポスター発表を行います。

http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/tayousei_sympo.html