サツマイモ掘り「秋の収穫祭」大盛況!!

 11月18日(日) 10時から、神戸市立東灘のぞみ幼稚園の園児19名、保護者の方26名、教員2名の方々を迎えて「第1回 サツマイモ掘り『秋の収穫祭』」が行われました。

 27名のボランティアの生徒たちが集まり、やってくる園児たちひとりひとりを校門で迎えました。最初照れくさそうにしていた園児たちも、高校生がひざまずいて語り続けると、次第になれていき、開会の式が始まる頃には、高校生の膝の上に乗っていたりしました。

 10時。開会の式は、本校澤田校長の挨拶で始まり、のぞみ幼稚園吉村園長先生の挨拶と続きました。諸注意が終わると、高校生と一緒に園児たちは葉が茂るイモ畑へと入っていきました。

 歓声の上がる中、園児も高校生も夢中で芋掘りをしました。果たしてサツマイモは立派に育っているのだろうか、と気をもむ毎日でしたが、さらに雨のため1週間延びたときには、サツモイモの収穫には絶望的にさえなりました。しかし、園児や高校生がスコップも使わず、夢中で掘り出したサツマイモはどれも立派で、ーときには芋だか根っこだかわからないものもありましたがー満足のいく収穫ができました。

 11時になると空手道部の演武を皆で道場へ見に行きました。7年連続全国大会出場の演武に魅入り、ドラえもんのパフォーマンスにもわきました。そして畑へ戻ると、そこには家庭科の先生2人と生徒2人の手伝いによって蒸かされたお芋が、事前に生徒たちの手で作られた絵入りの紙袋の中に入れられて登場しました。大きいかなと思われたお芋も園児は夢中で食べ、ひとりで食べきってしまった園児もいました。芋を食べ終えた園児たちは、落ち葉を踏みしめ、どんぐり拾いを楽しみました。

園児は何をするにも一生懸命です。高校生も一生懸命遊びます。

 楽しいひとときを過ごした園児と高校生は、終わりの式を終えると、互いの別れを惜しんで抱きしめ合いました。そして正門で、高校生たちは、今日来てくれた記念の紙のメダルをひとりひとりの園児の首にかけながら、穏やかな笑顔で見送りました。

「来年も是非この企画を続けてほしい」ほとんどの保護者の方からご意見をいただきました。

 

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