本日2月28日水曜日、平成29年度・第42回卒業式が行われました。
春の訪れを予感させる晴れ晴れとした青空の下、290名の生徒が東灘高校を巣立っていきました。
厳粛な雰囲気の中、国歌斉唱、卒業証書授与が行われ、一人一人の名前が、各学級担任により読み上げられました。在校生のお手本となる姿をみせてくれました。
学校長式辞では、「激動する時代の中ではあるが、日本は努力で未来を切り拓いていくことができる国である。誇りを持って自分の持つ無限の力を信じてほしい」そしてインド独立の父、マハトマ・ガンジーの「目的を見つけよ 手段はついてくる」という言葉に込められている「目標を見つけることの大切さ」、「目標を持って生きることが、生きる意味につながっていく」というメッセージについてお話をいただきました。ガンジーのように人生を賭ける目的に出会えることができれば、それこそが人生最大の幸福であり、生きる意味となっていくであろうと思います。人生を賭けた目標に出会うには、まず目の前のことに精一杯取り組む。そうすれば手段は必ず見つかるものだ。という激励の言葉が伝えられました。
次に、PTA会長 苅谷しのぶ様から「当たり前と思わずに感謝の気持ちを伝えることの大切さ」「無関心にならず、人と接する時には愛情を持つことの大切さ」について祝辞を送っていただきました。
在校生代表、下原衣黎菜さんの「先輩方のように後輩たちを導いていけるよう精進していきます」という送辞に対し、卒業生代表、嵐沙希さんは野球部マネージャーとして頑張った思い出がこみ上げ、涙をこらえながらも、いつも無言の握手で応援してくれたお父さんと、どんなに朝早くてもお弁当を作り続けてくれたお母さんへ、そして先生や友人へ感謝の言葉を精一杯伝え答辞を送りました。3年間の大きな成長が感じられる力の込められたものでした。
厳粛な中にも心温まる卒業式を迎えることが出来、生徒たちは本校で学んだことを胸に刻み、巣立つことができました。多くの御来賓の皆様、保護者の皆様の御臨席を賜り、また兵庫県知事様、各中学校校長様はじめ多くの祝電、祝詞をいただきました。多くの方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。
まだ入試や面接を控えている生徒もおりますが、どうか最後まで諦めず夢を実現してください。応援しています。