校長通信 No.7

令和5年度第1学期終業式式辞

「笑顔の力」

皆さんおはようございます。今日は、まず本校の同窓会である翔雲会から50周年記念として体育館スクリーンを寄贈していただきましたのでご紹介します。正式な贈呈式は50周年記念式典の第2部で行ないます。

そして、終業式の前には大掃除を一生懸命やってくれていましたが、先週の金曜日、3年生がクリーン作戦で通学路の清掃活動を行ないました。体操服に着替えて、各クラスの分担区域を中心にゴミ拾いをしてくれました。暑い中ですが元気に取り組み、しっかり地域貢献できたと思います。ご苦労様でした。1、2年生も実施するときは頑張ってください。

さて、今日は最近感じたことをお話しします。それは「笑顔の力」ということです。最近、暑さもあってマスクを外す機会が増えてきました。おかげで顔の表情がよくわかるようになって感じたことです。朝、先生方が校門で立っていますが、私も職員打ち合わせが終わったあと5分ほど校門に立って登校してきた生徒の皆さんに挨拶して、それから校舎を回るようにしています。その時、一人の生徒が気持ちのいい笑顔で「おはようございます」と挨拶してくれました。そうすると私の気持ちがパッと明るくなりました。その時、笑顔ってすごいなと思いました。それから私もマスクを外して笑顔で挨拶するように心がけました。そうすると自分の中にも明るい気持ちが出てくるように感じました。不思議ですが、笑顔は人を元気にするし、自分も元気になるのだなと思いました。皆さんも少ししんどいなと思ったときでも、意識して笑顔を増やすようにしてみてください。きっと前向きな気持ちが出てくると思います。

最後に、期末考査の最終日に50周年記念の人文字の空撮をしましたが、大変きれいに撮れていました。50周年に向けて、みんなが協力してひとつの物を作ったという気持ちが湧きました。もしかすると何十年か後に写真を見て、「自分はここにいる」と話をするようなときが来るかもしれませんね。では、式典の当日にみんなでできることは何でしょうか?式典のプログラムを見るとあいさつがほとんどですが、皆さんが一緒になってできるのは校歌斉唱です。校歌は在校生だけでなく、50年間の卒業生、教員など東灘高校に携わってきた人すべてが、ひとつに繋がることができるので、式典の見せ場になると思います。始業式や終業式でも歌いますが、是非とも、心を込めてみんなで歌いましょう。

それでは、久しぶりに感染防止の規制がほとんど無い夏休みを迎えます。でもウイルスがなくなったわけではありません。規制がなくなった今こそ感染防止の「自覚と思いやり」を持って、皆さんが充実した夏休みを過ごし、これまで以上の笑顔で2学期会えることを期待しています。