特色類型の取り組み
本校の特色類型は、昨年度から「子どもの未来・健康スポーツ類型」として一部改編し、2年目となった今年度から、健康スポーツ類型において、特色ある学校設定科目がスタートしました。
その一つである2,3年生合同の「ウェルネスデザイン」の授業において、神戸松蔭女子学院大学食物栄養学科の林直哉先生を2週続けてお招きし講義をしていただくことになりました。第1回目は「アスリートとして必要な基本的な栄養素【鉄】」と題して、筋肉づくりに必要な三本柱である睡眠、栄養、運動のうち、栄養に関わる食事を取り上げ、特に体内の鉄分が関係する貧血についての講義を受けました。最後には採血しないでも血中のヘモグロビン量が簡単に測定できる最新の装置を使って、各自の血中ヘモグロビン量を測定しました。次回まで鉄分を意識して食事を取り、血中ヘモグロビン量の変化を確認する予定です。
特色類型1年6組の総合的な探究の時間では、神戸常盤大学教育学部こども教育学科の近藤みづき先生にお越しいただき、「運動している人の内面の変化について考える」というテーマで、子どもの成長段階に応じた遊びやスポーツについて学び、「すぐ飽きてしまう」ことへの対応や適正な負担のかけ方を実践しました。運動の内容は、二人組で縄跳びをする「交互跳び」という跳び方でしたが、二人が動きやタイミングを合わせないと、出来そうでなかなか出来ない跳び方で、生徒達は楽しみながら取り組んでいました。1年生の総合的な探究の時間では、2年、3年で自分が探究していくテーマを見つけるために、外部からいろいろな分野の講師を招いて講義を受けていきます。