NK祭開幕‼️(その1)

 待ちに待ったNK祭が開幕しました。西宮北高校にとっては最後の文化祭でもあります。第1日目は、3年生の演劇と吹奏楽部、ダンス部の舞台を全校生で鑑賞しました。3年生は4月に劇団四季の「ノートルダムの鐘」を鑑賞したこともあり、どんな舞台を創り上げてくれるのか期待値が上がっていましたが、いずれのクラスもその期待を遥かに超える素晴らしいものでした。脚本、演出、舞台装置、照明、音響、そして演技。クラスが団結し、一人一人が自分の役割を全力で出し切っているからこそ成し得た舞台だとわかりました。本校には演劇部がありませんが、ピッコロ劇団の皆様のお力添えもあり、演劇部の生徒がいるのでは?と錯覚する程の演技力を見せた生徒も数多くいました。

3-5「インサイド・ヘッド3.5」では、レギュラーに選ばれなかった野球部男子高校生の苦悩と、友人との思い出によりそれを乗り越える姿が描かれていました。「本当に大事なことは、忘れても何度でも思い出せる」という言葉が印象的でした。

3-3「あの花が咲く丘で、君がくれたもの」では、母親と喧嘩した女子高生が、過去にタイムワープし、特攻隊員の青年と出会って、当時の若者の苦悩に触れる中で成長していく姿が描かれていました。

3-1「リメンバー・ミー」は、音楽を禁じられた少年が、死者の国での冒険で本当の家族の姿を取り戻すストーリー。ギターの生演奏とともに歌ったミゲルの「リメンバー・ミー」は、心を揺さぶりました。

3-2「実写版ドラえもん〜のび太の選ぶ道〜」では、のび太に寄り添い努力を引き出そうとするドラえもんと、最初から成功するように助ける新型ドラえもんが登場。「昔ののび太さんはもっと一生懸命だった」「昔の君は失敗しても一生懸命だった」「昔ののび太くんが好きだった」という友人たちの声が、彼を正しい道に引き戻していきます。

3-4「ルパン三世〜AIと失われた秘薬〜」では、シリアスなテーマがコミカルに描かれていました。AIに依存しすぎない社会。共存できる社会の大切さを感じさせてくれました。エンディングでは不二子役による、ジャズ風ルパン三世テーマソングのピアノ生演奏が秀逸でした。

メッセージ性の高い脚本、舞台袖や2階と1階フロアーなど会場全体を立体的に使う演出と照明、感情を込めた演技、効果的な舞台装置など、想像を遥かに超える芸術作品としての舞台を創り上げてくれました。素晴らしい感動の舞台をありがとう!!

3年 演劇部門 最優秀賞   3-3「あの花が咲く丘で、君がくれたもの」 

        優秀賞    3-2「実写版ドラえもん〜のび太の選ぶ道〜」

        最優秀主演賞 3-3 藤本 初音  

        最優秀助演賞 3-3 三浦 七菜実