北高 校長室から 267 「里山づくり」#12

昨日の生け花は、今年度最後から2回目。でも、今日の里山づくりは、今年度最終回です!
1年に6回やってるから、私が赴任してから12回目。

ほかに仕事などがない限り、全て参加してきました。参加できないときには、ほかの先生に頼んで写真と情報をもらい、全回このブログに書いてきました。でも、今年度の里山づくりはこれで終わりなのです。

今日は、硬式野球部とバスケットボール部が参加してくれたので、大人数です。さらに、今日は「学習」はなく、作業のみ。大人数で何の作業をするかというと、里山だけでなく、隣の公園の周囲(柵の外)の草刈りもするのです。

その公園、大規模な工事をしていたのは知っていましたが、完成して、こんなすごいスロープができていました。非常に緩やかで、上の運動場まで車椅子でも十分に上れそうです。ただし、普通に歩くなら、数倍もの距離を進まないといけないので、時間がかかります。

下の最初の写真からカメラを引くと、2枚目の写真に。分かりにくいかもですが、2枚目の写真の左上には、六甲北有料道路の唐櫃ICが見えています。

上の最後の2枚の写真で分かるように、公園周囲の柵の外の草が刈られ、このようにきれいになっています。雑草は、夏場に最も伸びるのですが、9月頃でも十分に暑く、猛暑の中での作業は大変です。なので、今日のような作業は、毎年冬場にやっているとのことでした。確かに、昨年度も5回目、12月に行いました。

いつもの「里山」でも、休憩を挟んで前半は枝の伐採と片付け、後半ではササユリ生息地の草刈りが行われました。

上の最後の写真が、前半の成果物。伐採した枝などです。冬場には、里山の木々の葉が全て落ちてしまうため、このように見通しがよくなって明るくなります。夏場には、木々がうっそうと繁り、正に「森」のようになるのですが。

休憩のあとには、ササユリ生息区画の下草刈りをしてくれました。

最後の写真ですが、特色類型の生徒たちが実習などでお世話になっている(介護老人保健施設)カトレア六甲です。柵の外の草刈りをした公園の向こう側に隣接しています。この施設のすぐ向こう側を六甲北有料道路(裏六甲ドライブウェイ)が走っていて、写真の左手側には唐櫃中学校があります。

今朝は非常に寒く、私は手袋をしていても手が凍るように冷えてしまいました。そんな酷寒のなか作業をしてくれた硬式野球部とバスケットボール部の皆さん、顧問の先生方、そして、渡辺さんと中川さん、ありがとうございました!

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥