北高 校長室から 185 「里山づくり」#7

他の諸事と同様、今年度一回目の「里山づくり」も20日ほど遅れました。でも、遅れただけで実施できてよかったです。標題で「#7」としていますが、これは昨年度からの通し番号です。年間6回の実施なので。

その昨年度の年間6回のうち、私が用事があって参加できなかったのは2回でした。この行事には、できる限り参加しようと考えています。

今日も、渡辺さんと中川さんにお世話になりました。改めてこのお二人のことをお話ししますが、お二人とも、(大学の先生等の専門家ではないのですが)高度な専門的な知識をお持ちです。渡辺さんは「水生動物」、中川さんは「植物」全般。お二人の知識には、本当に驚くことが多いです。なお、今年度から、渡辺さん(男性)が「主担当」となられています。

今日の担当生徒は、1.63倍の倍率で合格した1年生の特色選抜入学者24名でした。毎年1回目には1年生の特色選抜入学者が担当します。2回目以降は、運動部員が中心となります。毎回、朝10:00~12:00頃までです。

いつものように、まず前半は、お二人による「授業」です。森の植生、植物について細かな知識を与えてくださいます。因みに、この「里山」区画には、ある希少な植物が存在します。これまでの十数年間の作業のおかげです。

私は、この前半部分は、本当に「授業」だと思っていますが、今日の「授業」は1時間弱。そのあとは、食べ物まで用意していただき、休憩となります。

そして、休憩のあとが本来の「奉仕作業」。今日は、雑草の草刈りです。道具の殆どは、北高が用意します。生徒は、鎌など使い慣れてないはずなので、作業前に使い方や注意を教わります。

このクラスには、放送部員が2名おり、その2名は、放送部員としても活動しました。この「里山」をテーマにした動画をつくるそうです。大変楽しみです。上下の写真に、その様子が写っています。

写真ではよく分からないかも知れませんが、約1時間ばかりの作業で、かなりの量の草刈りができました。最後は、生徒代表がお二人にお礼を延べ、終了となりました。

今日参加してくれた生徒の皆さん、引率の先生方、ありがとうございました。次回第2回は、7月11日(土)です。今年度から完全な「有志」の参加も受け付けます。参加希望の生徒は、担任の先生まで

★神戸北高校が2003年度から実施している「里山づくり」については、北高サイト内のこちらのページをご覧ください

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥