北高 校長室から 268 「公開授業」のご案内、ほか

ちょうど1年前(1月30日)にも、同様のお知らせを投稿させていただきました。本校が定期的に実施している「公開授業」のご案内です。

ただし、いつもは保護者の皆さまと関係中学校の校長先生方には、案内文書を発出させていただいていますが、現在のコロナ禍のため、今回は外部の方への「紙のご案内」は出しておりません。この場でだけのお知らせとなります。

さて改めて、神戸北高では、教員の指導力を高め、授業の改善を図ることを目的に、各学期に1回、公開授業を実施しています。今年度3学期の公開授業は、以下の要領で実施いたします。今月は入試もあるので、1週間のみです。

■実施期間: 2月1日(月)~5日(金)
1時間目 8:50~ から5時間目 ~14:15 まで

※本校の授業時間割については、こちらをご覧ください

■公開対象者: 本校保護者、中学校等の教員
■公開対象授業: 期間中の全授業が対象ですが、以下の授業については、特に「研究授業」として実施します。ご案内が遅くなり、「今日の今日」の授業が含まれていて申し訳ありません。

・1日(月)1時間目 2年5組文系 数Ⅱ
・3日(水)2時間目 2年5組理系 化学基礎
・4日(木)1時間目 2年5組 現代文B
・4日(木)5時間目 1年4組 現代社会
・5日(金)2時間目 1年1・2組 英語表現Ⅰ
・5日(金)4時間目 1年1・2組 体育(テニス)

ご来校いただいた際には、事務室受付にお申し出ください。ご案内させていただきます。

ところで、1年前、ここで以上のようにお知らせしたところ、何と!、岡場にある学習塾の先生(経営されている方)が「見に行きたい」とお電話をくださり、実際に来てくださいました。当日には、お会いして授業のあと、少しお話もさせていただきました。

正直には、ここに書いた時点では、まさかそんなふうに北高ブログを見ただけの方が、授業を見に来てくださるとは思ってもいませんでした。この北高ブログの「威力」を知ったできごとでした。


本日は、もう一件、関連した別の話題です。

実は本日、上の公開授業とは別に、本校の「タブレットやネットを使った授業」を見に来られる方がありました。

遠く但馬の県立村岡高等学校の大垣校長先生です。昨年12月に私と個人的に話がまとまり、見に来られることになりました。村岡からというと大変遠いのですが、今日午前に県庁に用務があり、その帰り道とのことでした。遠方からありがとうございました。

参観される授業は、5時間目の(地歴公民科)T教諭の授業でした。このT先生は、県教育委員会の「スクール・エバンジェリスト」にも任命されています。「エバンジェリスト」とは「伝道師」のことで、このようなICT機器やネットの活用を広く県下に広める役割を担っているのです。

更に、T先生の授業には、県立青雲高等学校の赤松校長先生と地歴公民科の先生1名も見に来られました。なので、外部からの参観者は、計3名だったのですが…。

教室内のタブレット、もうすっかり見慣れたというか、当たり前の風景になりましたね…。

さて、そんなふうに、この5時間目の世界史の授業の参観者は、私を入れても4名とばかり思って教室に行きました。

すると!、たくさんの北高の先生たちも見に来ていたのです!
この授業では40人に近い生徒がいたので、教室後ろにはあまりスペースがない中、十数名もの先生たちが来ました。

そもそも、北高の先生方には、今朝の打合せで教頭先生が、「村岡高校の校長先生が来られます」という連絡はしてくれました。でも、「できるだけ見に来てください」とは全然言っていないのです。

ということは、本校の先生方の、タブレットなどの機器の使用と、それに加え、スクール・エバンジェリストであるT先生の授業への関心の高さの表れであると思います。校内の授業公開では、一つの授業にこれだけ多くの先生たちが集まることは珍しいので、ちょっと驚きました。

今日の授業自体は、「いつもの」日常のものでしたが、「カフート」と「メンチメーター」という便利なオンラインツールが使われました。これらのツールは、私も、昨年10月の英語の先生向けの研究大会で知りました。教員だけでなく、生徒側にとっても非常に便利なツールだと思います。

村岡高校と青雲高校の先生方、今日は北高に授業を見に来てくださり、ありがとうございました。

兵庫県立神戸北高等学校
校長 長澤 和弥