8月2日(金)~3日(土)に、自然科学部物理班・地学班が、兵庫県佐用町にある兵庫県立大学西はりま天文台において、天文台研修を行いました。
お昼に学校を出発、14時に現地に到着し、「昼間の星と太陽の観察・講義」を受講しました。まずは、太陽表面の様子を太陽モニター望遠鏡で観察しました。太陽黒点の様子は11年周期で変化するそうで、このときは黒点があまり見られませんでした。次に、昼間の一等星の観測として、うしかい座の一等星「アルクトゥールス」を60cm反射望遠鏡で観測しました。その後、口径2メートルの反射望遠鏡「なゆた」の制御・観測室を見学しました。実際に天文学研究で使用されるデータを取得する様子を説明していただきました。
夕食、入浴後に、天体に関する講義を受講し、なゆた望遠鏡による天体観測を実施しました。木星と土星のほかに、ヘラクレス座の二重星「ラス・アルゲティ」、いて座の球状星団M22、こと座の散開星団M11を大倍率でみることができました。
その後、口径30cmのドブソニアン反射望遠鏡を借りて、様々な天体を観測しました。数多くの流星や明るい火球をみることもできました。原っぱにブルーシートを敷いて、心ゆくまで満天の星空を眺めました。
翌日、部員たちは全員元気に帰校し、天文台研修は無事終了しました。