STEAM

今年度実施予定STEAM特別講座

今年度、実施予定のSTEAM特別講座の一覧です。

「ワクワクする好奇心から新しい知を創造する」

というSTEAM教育の定義を基に26講座を用意しました。
ぜひとも自分の興味が湧いた講座に参加し、以下の3つの力を伸ばしていって欲しいです。

①新しいことにワクワクし、新たな変化を創出する深い探究心

②社会の一員として実現したい理想を、他者と協働して提案する関与力

③教科横断的な知識を利用して、根拠を持って課題解決する計画立案力

STEAM特講特別篇「播州を盛り上げる会」

STEAM特講「加古川市とともに、政策アイデアを実現しよう」で加古川靴下の普及を目指す加古川靴下班が、6月21日にmocco加古川で行われた「播州を盛り上げる会」に招待されました。見学も可能だったので、1・3年生の生徒も2名同行しました。

 播州を盛り上げる会は、播州を盛り上げたいという思いをもった経営者の方々が異業種交流を行う会です。本校卒業生の方々が多数在籍している縁もあり、昨年のスタートアップチャレンジ甲子園の最優秀賞の結果を受けて今回招待されました。

 まずは加古川靴下班が8分間のプレゼンを行い、質疑応答を行いました。その後、瀬戸内サニー大崎社長によるプレゼン、OffBeat井出社長によるプレゼンを拝見しました。本校卒業生のキング醸造大西社長やFamily Office Japan大石社長からもたくさんのアドバイスを受けることができました。

STEAM特講特別篇「神戸大学起業部見学ツアー」

6月20日に本校の1年~3年の希望者14名と雲雀丘学園高校の3名が神戸大学起業部を訪問しました。神戸大学起業部は「サッカー部がサッカーをするように起業部は起業をする」を合言葉に在学中の起業を目指す大学公式の部活です。全国の主な起業系コンテストを制覇するほど優秀な成果をあげています。本校卒業生が在籍している縁もあり、今回訪問させてもらえることになりました。

 まずは部員のピッチ(3分間スピーチ)と専門家と質疑応答している様子を見学してから、卒業生による起業部の紹介と交流会になりました。交流会では、本校生徒が次々と手を挙げて、大学生へ向けて起業プランのアイデア詳細に関する鋭い質問が相次ぎました。起業部顧問の先生も「大学生よりも鋭いんじゃないか」と驚かれていました。

 交流会終了後も生徒たちが大学生の元に行って質問や会話を続けていました。将来の進路選択にとっても非常に大きな刺激となりました。

STEAM特別講座説明会

6/3(月)の昼休みに、夏のSTEAM特別講座の説明会が行われました。主に夏休みにSTEAM特別講座が開かれます。「画像処理認識の研究プログラムを考えよう」「日本語学校で海外留学生と交流しよう」「Premiere Proで動画編集」「起業家セミナー」など、今年度もワクワクする内容で22の講座が開講されます。

高砂市長への政策提言(ルネサンスみなと町高砂総会にて)

昨年度STEAM特講地域デザインで高砂市の観光活性化の提案をして、地方創生☆政策アイデアコンテストで優秀賞を受賞した研究班が、5月11日にルネサンスみなと町高砂の総会に招待されて発表を行いました。

総会には高砂市長、市議会議長、市教育長、県議会議員、市議会議員の方々も来られて、生徒たちの提案を熱心に聞いてもらいました。

質疑応答の時間には、生徒との応答だけでなく、議員と地域の方々の議論が繰り広げられるなど、大きな意義がありました。若者が地域の課題に取り組んでくれたことに対して感謝の言葉もたくさんいただきました。

高校生「ものづくり・ことづくり」プランコンテスト2023 優秀賞受賞

STEAM特講「加古川市とともに、政策アイデアを実現しよう」で加古川靴下の普及を目指す靴下班が、2月17日に静岡県浜松市で行われた高校生「ものづくり・ことづくり」プランコンテスト2023の最終審査会において、全国から590件の応募があった中の2位に相当する優秀賞(静岡理工科大学長賞)を受賞しました。最終審査会では上位5班が、大学、浜松市職員、ベンチャー企業社長の前でプレゼンと質疑応答が行われ、本校生徒のプランが高く評価されました。

「環 Meguru Summit」で発表(STEAM特講 加古川靴下班)

2月3日(土)に神戸市のKIITOで行われた「環 Meguru Summit」(気候変動等の社会課題解決に資する最新技術を開発する革新的な企業が集まってアイデアやソリューションを共有する国際イベント)にて、STEAM特講加古川靴下班が「学生起業家によるPitch」に登壇しました。日本や世界から多くの起業家が参加する中、高校生の参加は本校だけでした。堂々とアイデアをプレゼンし、その後には数多くの関係者と情報交換をしました。

SSH研究発表会

1月31日(水)に、理数科課題研究、普通科探究、自然科学部、STEAM特講、台湾研修など加古川東高校SSHの研究成果の発表会を加古川市民会館で実施しました。

12時15分からはポスター発表、13時30分からは全校生徒の前で口頭発表を実施しました。SSH運営指導委員の大学や企業の方、他校の教員、保護者も参観しました。今年度初の試みとして、台湾研修植生班が英語での研究発表を行いました。質疑応答は日本語でも可としましたが、ほとんどの質問と回答が英語で交わされ、驚きの声も上がっていました。

発表のプレゼンは堂々としていて分かりやすく、質疑応答ではフロアから次々と質問の手があがり、とても活発で楽しい発表会となりました。ステージ発表をしたのは以下の7班でした。

  • STEAM特講 地域デザイン班:高砂や その観光に 帆を上げて
  • 台湾研修 植生班:Vegetation Research around The Kakogawa River
  • 理数科 課題研究 物理C班:水車を用いたジャイロ発電
  • 理数科 課題研究 物理A班:火災旋風~炎の配置と風の条件に注目して~
  • 理数科 課題研究 化学A班:竹の割れを防ぐ方法
  • 自然科学部 化学班:植物由来の物質を用いたプラスチックの作成 自然科学部 物理班:ダイラタンシー流体に砂鉄が与える影響