「子ども文化」の授業で、表現活動を行いました。

2・3年次生受講の家庭科「子ども文化」の授業で、紙コップを使った表現活動を行いました。

「子ども文化」は、子どもの遊び、表現活動、児童文化財などに関する知識と技術を習得し、子ども文化の充実を図る能力と態度を身につけていく授業です。

新型コロナウイルス感染症予防のためにマスクをしており、口元が見えない現状において、口が見えるような表現活動ができないか考え、紙コップ人形を使ったアクティビティを行いました。

まず、それぞれの生徒が、紙コップで、口がパクパク動く人形を作製しました。そして、それを動かしながら、「保育実習で、5歳児に自己紹介をして、これから一緒に活動する」という仮の設定で、各自が個性を発揮し、自分のアイデアを表現しました。

部活動を分かりやすく説明したり、5歳児の興味・関心に合わせたトークを行ったり、上手に問いかけをしながら、双方向のやりとりになるよう表現している生徒もいました。マスクを装着している中、自らの分身のような人形が、大きく口を開けている姿が印象的な表現活動となりました。聞き手の生徒たちが、5歳児になりきり、反応をしている姿もまたほほえましく見えました。

今後も、様々な工夫を重ねながら、子どものよき理解者、支援者になれるよう学習を深めていきたいと思います。

     

 

文責:「子ども文化」授業担当

 

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