教育目標
◇社会参加に必要な基礎的な知識や技能の向上を図るとともに、多様な人々と共生する態度を育成し、自立に必要な諸能力の伸長を 図る。
◇豊かな活動を通して生活意欲を高め、働く喜びを感じ、働く意味がわかることで、自らの生き方を考える力、創り出す力、楽しむ 力を育む。
2「主体的に生きる力」を育むための指導の重点
➀教科の学習を通して、認識の力、ことばの力、基礎学力を高める。また、生活、運動、芸術を楽しみ、主体的に取り組む力を育む。
➁日常生活を通して、健康で安全な生活を送るための基本的生活習慣を身につけ、体験的な取り組みの中で、自ら考え行動し、生活 を創り出す力を育む。
③作業学習を通して、ともに働く仲間との相互の関係を深め、ものを作り出す喜びを味わい、働く意識を高める。
④集団的な活動を通して 、人との関りを広げ、自らの思いを伝える力、 他者の意図を 受け止めるなどの コミュニケーション力を高める。
⑤進路の取り組みを通して、社会に意識を向け、 将来へ の見通しを確かなものにしながら 社会の一員 として生きていく 自覚を高める。
特色
☆『一人一人に応じた指導』と『主体的に生きる力を育むために』を充実させるために、類型別教育課程を編成している。 生徒の実態に基づき、類型別、学年別、学級別、グループ別、または個別に指導する。
Ⅰ類…社会生活の指導を重視(職業生活・社会生活への適応を目指して)
*2学年、3学年では実態に応じてさらに2類型(ⅠA類・ⅠB類)に分ける。
Ⅱ類…日常生活の指導を重視(身辺自立、コミュニケーションに視点をあてる。)
☆1学年と2学年のⅠ類作業学習は縦割り合同で行い、多種目から選択したり学年を越えて交流したりできるようにする。 (農耕、園 芸、食品加工、織物、縫製、陶芸)
☆卒業後の暮らしや働くことをイメージした教科として、
「しごと・くらし」を学ぶ。(週1時間)
例、健康管理、お金のやりくり、ネットのルール、 しごとのマナー、余暇、性教育など
☆趣味・特技などを通してゆたかな生活を送り、自分の「したい」をかなえられる時間として、「くらぶ」を充実させている。(年間8回程度、グランドゴルフ、ダンス、バドミントン、パソコン、カラオケ、文芸など13種目程度)
高等部生徒心得
R6生徒心得 10月改定