平成29年12月5日 創造基礎A「模擬選挙」&講義「自分の軸と政治」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(1年生)が創造基礎Aの授業で、模擬選挙を行いました。各班がそれぞれ政党になりきり、班から1名が模擬代表として演説を行いました。政党については、神戸市選挙管理委員会と相談し、現在国会内で政党要件を満たしている希望の党、自由民主党、日本維新の会、社民党、公明党、立憲民主党、日本共産党(発表順)に班分けをしました。事前学習で、各党について模擬選挙推進ネットワークからいただいた資料やHPから調べて、綱領・経済政策・福祉政策・外交政策・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成しました。そのカタログと模擬代表の演説をもとに評価を行い、休み時間を利用して模擬投票を行いました。

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〈模擬投票の結果〉

希望の党7票/自由民主党8票/日本維新の会6票/社民党1票/公明党3票/立憲民主党3票/日本共産党11票/白票1票(投票率100%)

模擬投票の後、NPO法人Youth Create代表 原田謙介氏に「あなたの軸と政治」をテーマに講義をして頂きました。講義の中で、選挙とは政治にアクセスするひとつの方法・通過点であり、国民ができることのすべてではないといったことや、「政治の」若者離れについて、また話し合いによって社会の中の様々な立場の人に視点を移すことの大切さを教えていただきました。

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〈生徒の感想〉

私は選挙において「話し合う」ことが大切だということに少し驚きました。これといった理由もないのですが、自分が投票することについてなんとなく秘密にしておいた方がいいのではないかと思っていたからです。また、1回選挙があって投票すればまたその後に選挙があるので、次までの活動をしっかり見ておかなければならないということも考えていませんでした。自分で見たり党について調べたり、観点ごとに比較したり演説を聞いたり、そして話し合ったり、選挙はこれからの日本や自分たちの暮らしに影響するので、本当にじっくり考えないといけないと思いました。私が実際有権者になったら、これらのことを怠らないようにしたいです。

今回の原田さんの講義を聞いて、今までより政治に興味を持ったし考え方が変わった。私が一番印象に残っている言葉は「若者の政治離れ」ではなく「政治の若者離れ」が進んでいるという言葉だ。確かに最近「若者の政治離れ」というのをよく耳にするが、そもそも若者には関係ない政策が多いので若者の興味が薄いのだと思う。それを責めるのならばどうにかして若者の興味をひくことができるように、若者に関連がある政策を打ち立て、議論できる場などを設ければよいと思う。そうすることによって政治に興味のある若者の意見が聞けたり、そもそもそういう若者の数が増え、次世代の日本の政治を担っていく若者が増えて、日本の将来が明るくなっていくと思う。話し合うこと、質問することが大切だとわかったので、選挙があれば家族などと話し合いたいと思う。

バングラデシュの投票制度はとてもいいと思いました。日本のようにすべての人が教育を受けられているわけではないので、そのような工夫はすごいと思いました。また私たちが18歳になって有権者となると自分が重点を置いている部分の公約を特によく読み、一番賛成できる政党に投票することが大切だとわかりました。若者の投票率を上げたり、政治が若者離れしないためにはSNS、インターネットを使うと効果があると思います。その場合指紋認証などにすると「自書式投票主義」に近づくのではないかと考えました。また有権者にとって大切なこととして、「話し合うこと」があったけれど社会人になると忙しく、そのような機会が少なくなると思うので、会社側からそのような機会を設けると良い日本を作れるのではないかと思いました。

今回は原田先生に貴重な講義をして頂き、大きく2つのことを学びました。1つは、1つのことでも色々な視野で物事をみるということです。例えば新聞やニュースなどの見出しに「若者の政治離れ?!?」などと書かれますが、これは「政治の若者離れ?!?」という違った見方をすることで、この言葉は新たな意味を持ちます。また「投票で決めること」「次に決める機会があること」というとらえ方を変えて違った角度から物を見ることです。2通目は政治は自分たちによって動かすことができ、当たり前のことではないということです。これは民主主義を新しくしていくという考え方も同じだと思います。今回原田先生から教わった政策は始まらない。選挙から始まるのではないということを基として、これから18歳が近づくに伴って当たり前を当たり前でない政治として考えていきたいです。

私は今回原田さんの講義を受けて、考え方が大きく変わったところがあります。それは「政策から始まらない」「選挙から始まらない」という考え方です。今まで若者が政治離れしていると聞いていた私にとって、政治が若者から離れているという発想は新鮮でした。私自身新聞ノートに書く時も「選挙の記事を選ぼう」と思って記事を選び、「それぞれの党の政策は何だろう」と政党の政策を読んで理解するという方法でやっていました。だから今まで「政策を吟味してある党を応援する」ことや「選挙が行われる」ことを当たり前だと思っていました。しかし今回の講義で、当たり前のものはないということに改めて気づき、当たり前と捉えないことでもっと制度の改善ができるのだとわかりました。具体的に私はまず、自分の将来、日本、地域のために選挙があることを理解したうえで、自分なりの考えを先に持ち、それと一致する政党を探すというような流れで政治に関わっていけるような人になりたいです。

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平成29年12月4日創造基礎B FW「駒ヶ林漁業体験ツアー」

長田区の駒ヶ林漁業会館において、「NAGATAおさかな天国プロジェクト」をテーマに研究している創造科学科2期生(1年生)3班の生徒5名が、「第3回親子で楽しめる!長田駒ヶ林漁業体験ツアー」の実行委員会に参加しました。長田区役所からまちづくり課の田中課長と長岡氏、小林氏、駒ヶ林浦漁業会の三浦氏、長田港の漁師の方々と一緒にイベント内容について検討しました。本校からはクイズ大会の問題について提案し、漁師の方々から意見をもらいました。また、生徒が前々回の実行委員会で提案した漁師メシは「漁師汁」としてチヌを主な具材として次回実行委員会で試作することが決まりました。

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〈生徒の感想〉

まず、私たちが提案した、丸バツクイズのクイズについて、意見・クイズの追加をしていただきました。そして、私たちが提案したものと合わせて問のクイズが出たので、その中から問ほど選び、次の会議で報告することになりました。また、前々回のフィールドワークでの宿題だった、オリジナルキャラクターを発表しました。そして、ポスターとチラシに載せていただけることになりました。提案したときは紙に手書きだったので、ポスターを各小学校に配布する予定の月日に間に合うように、絵をデータにして長田区役所の方に送ることになりました。これから、私たちが作ってきたものが形になっていくのが楽しみです。

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71回生_2年2学期_修学旅行

 71回生 修学旅行024

平成29年12月4(月)~7日(木)

12月4日mon. 修学旅行1日目
12月5日tue. 修学旅行2日目
12月6日wed. 修学旅行3日目
12月7日thu. 修学旅行4日目

 

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平成29年11月25日 グローバルリサーチⅡ FW「神戸コミュニティフォーラム プレイベント」

神戸サンボーホールにおいて、「災害弱者を救え」をテーマに研究している普通科グローバルリサーチⅡ受講生(2年)1班の4名が、神戸国際協力交流センター主催「神戸コミュニティフォーラム プレイベント」に参加しました。今回は「Creating a Resilient Kobe: How  Can We Use The Talented People And Abundant Resources In Our Community To Make Kobe Healthy, Socially Connected, And Resilient For Everyone?(つよいまち神戸を創る:誰にとっても健康的で、つながりがあり、つよいまちにするために私たちになにが出来るか)」というテーマで、住民や神戸在住の外国人がおよそ80名が集まり議論しました。今回はプレイベントで、1月20日に久元神戸市長を迎えて本イベントが開催されます。

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平成29年11月25日 SGH全国高校生フォーラム

パシフィコ横浜において、文部科学省・筑波大学主催「2017年度スーパーグローバルハイスクール全国高校生フォーラム」が開催されました。全国のSGH、アソシエイト校から代表生徒が集まり課題研究の発表を英語で行いました。本校からは、「Social Participation of High School Students ―Comparison between Practical Education in Japan and Citizenship Education in the UK ―(高校生の社会参画について ―日本の実践型教育と英国のシティズンシップ教育の比較―)」というテーマで、創造科学科1期生(2年生)がポスター発表を行いました。

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〈生徒の感想〉

SGH全国高校生フォーラムに参加し、悔しいという思いを抱きました。4月から研究をしてきた内容を初めて外部で発表する場だったのですが、4分という限られた時間の中で、英語で伝えることはとても困難でした。思うように内容を伝えられず、質疑応答も深い内容の話ではなく上辺だけの説明で終わってしまいました。更に、周りの学校は英語がとても上手で、劣等感さえ抱きました。しかしながら、他校の発表を見ていると、内容の濃さは大方負けていないのではないかと思いました。そこは自信に変えたいと思います。今回の経験から、研究というのは単に調べ、深く考え、論文を書くといった流れだけでなく、伝える力も非常に大切であることがわかりました。私にとってネックとなったのは、英語運用能力、プレゼンテーション能力の2つでした。特に英語で自分の言いたいことがうまく伝えられず、苦労しました。最終発表ではもっと使える英語を増やし、良いプレゼンテーションにできるよう努めます。九州から関東までさまざまなところから来た高校生と交流し、さまざまな方言が聞けて楽しかったです。

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平成29年11月25日 SCI-TECH RESEARCH FORUM 2017

関西学院大学神戸三田キャンパスにおいて、創造科学科2期生(1年)の自然科学分野2・4・5・7・8班が、関西学院大学理工学部主催「SCI-TECH RESERCH FORUM 2017」に参加し、ポスター発表を行いました。兵庫県内外の高校から課題研究に取り組んでいる生徒が集まり、現時点の研究の概要について説明を行いました。以下は各班の発表タイトルと生徒の感想です。

2班 丸嶋ゼミ「蛍光X線による成分の分析 ~楽器の表面にふくまれているものは?~」

<感 想> 今回、僕たちは関学で「蛍光X線による成分の分析」をテーマに発表した。楽器の表面のメッキ元素を調べることが目的だ。放射線を出すAmをクラリネットにあてることで発生する蛍光X線を分析し、クラリネットに含まれる元素を調べる実験だ。発表することで、大学生の人や大人の方、自分たちと同じ高校生、様々な方にアドバイスや意見を頂いた。今回は明るい部屋で実験をしたので、それでは発生するエネルギー量が正確に測れないのでは、AgとCuしかクラリネットには含まれていないのか、クラリネットに限らず他の楽器を分析してみては、など色々な意見があった。今回の発表で学んだことは2つある。1つは、何も知らない相手にでも、わかりやすく伝えること。2つ目は、多くの意見を頂いたように、ひとつのものでもたくさんの見方、捉え方があり、立体的に見ることが大切だということ。立体的に見るための多くの側面を見つけることが出来たのが今回の機会だったのだと思う。今回学んだことを、これからの研究に繋げていきたい。

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4班 勇惣ゼミ「クレーターから探る月の歴史」

<感 想> 私たち4班は“クレーターから探る月の歴史”というテーマでポスターセッションしました。まず、はじめは緊張していたものの、リハーサルもあったおかげか、みんな落ち着いて話せていたことが良かったと思います。私自身、ちゃんと自分の言いたいことを話せるかな、途中で頭が真っ白になって止まってしまったらどうしよう、という心配をしていたのですが、話し出すとなんとか自分のパートを喋り切ることができました。また、他の人の発表を聞く時間も充実していたと感じています。私は1回目の自分の発表のあと反省をしていたので話はあまり聞けていないのですが、それでもひと通りポスターを見ることはできました。やはり1番印象に残っているのは最後まで聞けた“ゴキブリ”です。私が院生さんのプレゼンを聞いたあとはじめにやりたいと思っていた研究がこの数理生物学だったのですが、私だったらこんなにおもしろいテーマは設定できなかったんじゃないかな〜と感じました。私が最近やっと使い方を理解できてきたExcelを用いて発表をしている仲間の姿はかっこよく見え、結果をはやく知りたいと思わせてくれるような内容でした。他の高校生も様々な研究を行っていることがわかり、また、英語で発表している人もいて本当に感心させられる時間でした。今日学んだことはこれだけではありません。自分がやってきた研究について、見直していかなければならない点がたくさんありました。一つ目に発表のしかたです。1度目の発表で、大学生のときに月について研究をしていたという方・太陽について研究したあとJAXAに入り、今は関学の研究員をしているという方に質問をうけたのですが、イントロダクションと最後のまとめの関係性が分からない、とのことでした。私たちが思っていた研究目的とは違うように受け取られてしまっていたのです。自分達で作ったポスターであり、自分達は目的を理解していたために全く疑問に思わなかった所を突かれ、どう答えればいいか分からなくなりました。2度目の発表では説明を補ったものの、やはりこんな発表では相手にちゃんと伝えることができないのではないか、と思い悔しかったです。二つ目には、月についての知識不足です。予想していた質問の斜め上を行く質問を投げかけられ、全員が数秒の間黙ってしまう、ということがありました。これではダメだと感じています。もっともっと調べて院生さんに質問もして、これからの発表は自信を持って挑めるようにしていきたいです。詳しくお話を聞くことができた二人の方とは名刺を交換できたので、この出会いは大切にしたいと思っています。これからも頑張ります!

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5班 冨田ゼミ「環境DNAによるアジの分布調査」

<感 想> 11月25日関西学院大学三田キャンパスで開催された、リサーチフォーラムに参加しました。社会科学の最終発表会が終わり、自然科学での最初の発表会の場であり、多くの大学生、先生方、高校生がいる中で発表をするのは少し緊張しました。しかし、今回のこのリサーチフォーラムで、今後の展望や、指針を決められるようなアドバイスをいただくことが出来ました。例えば、5班の環境DNAの研究については、調査期が限られていては、海流と環境DNAとの関係を結びつけるのは難しいのではないかということや、実験方法についてもネガティブコントロールと呼ばれる実験の正確性を確かめるために、水ではなく対象の魚に似たDNA配列を持つ魚の環境DNAを使った方がより良いのではないかなどです。今回ご指摘や、ご教授頂いたことは今後の実験活動や考察、展望を考える際頭に置いておくべきだなと感じました。色々な方に学ばせてもらった半日となりました。

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7班 勝原ゼミ「ゴキブリの出没」

<感 想> 今回のポスター発表は、私たちの研究の一番最初の発表で、正直不安が大きかったです。前日までポスターも出来上がらなくて、不完全な部分もあったかもしれませんが、発表の時には首を伸ばしてまで聞きに来てくださる方もいて、とても嬉しかったです。その分、発表も頑張ろうと思えました。緊張もしましたがこんな機会はなかなかないのでとても良い経験になったし、この発表をしたことで自分自身、少し自信が持てるようになりました。発表を終えて見つかった課題もあり、兵庫高校の先生方を含めた多くの人から指摘を受けました。これらの指摘は私たちにとって、大切な第三者からの意見であるので、参考にしながらこれから研究を進めていこうと思います。

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8班 中野ゼミ「X線で観測する宇宙」

<感 想> 私達の班は、赤色矮星が元となる超新星「ティコの超新星」の主成分をデータより推測するという内容の発表を行いました。神戸大学院生にサポートをして頂いたこともあり、何とか発表を行えるデータも揃えられたのですが、まだまだ知識が浅かったところもあり、今後の課題も見つかりました。現場では、活気のある質疑や指摘を頂き、より自分達の研究内容を深めることができました。今後、この場で見つかった課題を修正し、研究の精度を高めていきたいと思います。。

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