令和元年6月11日 創造基礎A 講義「兵庫2030年の展望」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年)40名を対象に、「兵庫2030年の展望」をテーマに兵庫県ビジョン課の井上果奈にお話をして頂いた。生徒は兵庫県が抱える課題、めざすビジョン、未来につながる動きと具体的な取組について学ぶことができた。

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〈生徒感想〉

今よりさらに外国人観光客が増え、より濃い文化交流が起こるような兵庫になってほしいと思った。そのために、外国人に対する偏見をなくしていく必要があると思う。外国人労働者の受け入れ拡大に伴って日本に来る外国人も必然的に増えるだろう。それに伴い、日本人と外国人が触れ合う機会を増やすことで、食や景観といった表面的なとこりだけではなく、心の底から住みやすいと思える未来の兵庫を作っていけるのではないかと思う。基礎Bで自分たちの班は多文化共生をテーマにしているが、文化交流は結局実際に外国人と会って話してみるところから始まると考えている。

僕は創造基礎Bで、空き家・空き地の増加を食い止めること、また、日本人と外国人の交流を増やすことを目的に活動しています。今回配られたパンフレットの26ページに、空き家数2.4倍、空き家率2倍に増加して、27.1%、4つに1つの家が空き家になると書いてあって驚きました。空き家空き地が多くなるのは、それだけ有効活用できる場所があるのに、活用しきれていない、とてももったいない状況だと思うので、少しでも減らせたらいいなと思います。僕たちのグループは、空き地で畑をつくろうとしているプロジェクトに協力して、そこに人を集めるためのイベントを開催しようとしています。人口が減り、空き地空き家が増えるのは少しどうしようもできないのかもしれないと思ってしまうところもありますが、人が住む以外の方法でも有効活用して将来の長田区がそして兵庫県が豊かで快適な暮らしができるところになっているように僕も基礎Bの活動に精一杯取り組もうと思います。

テクノロジーが進歩し、新たなものが増えていくのはもちろんですが、ある程度昔の方が良かった点という大切にしてほしいと思います。具体的には高齢者と子供等の世代を超えた交流による地域間コミュニティの活性化です。昭和の時代には当たり前のように行われていた近所の交流が今では希薄になっていると思うのです。私たちの班ではそれはテーマとし、老人や子どもの交流が増えるようにイベントを考えたり、その他の方法を提案したりしています。

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令和元年6月10日 創造基礎B 2班 FW 「志里池ふれあいのまちづくり協議会」

「高齢者と子どもの交流」をテーマに研究をしている創造科学科4期生(1年)2班の5名が、長田区東尻池町にある志里池地域福祉センターで活動されている志里池ふれあいのまちづくり協議会(志里池ふれまち)を訪問した。平日にもかかわらずこの日のために集まっていただいた委員長の岩木さんをはじめとする志里池ふれまちの方々にこれまでの活動内容や様子を聞かせていただいた。今後も設定した課題解決に向けて志里池ふれまちの方々のご協力も受けて考えていく。

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〈生徒感想〉

今回、私達2班は志里池ふれあいのまちづくり協議会(志里池ふれまち)を訪問した。過去にも創造科学科の先輩方と関わってくださっていた方もいらっしゃり非常に温かく迎えて下さった。元々、志里池ふれまちでは「久しく話し合える場所作り」を目指し、小学生から大学生まで様々な方法で交流しているらしく、私達の活動の手がかりになる様な事も色々と教えていただいた。今後は、何度も交流を重ね、私達が目指すふれあいの方法を突き詰めて考えて行きたいと思う。

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令和元年6月10日 RRE「生徒間発表」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)40名が生徒間でプレゼンテーションの練習を行った。6月19日(水)に行われる外国人留学生との交流に向けて、作成したスピーチ原稿とポスターを用いて2つのグループがペアとなり、お互いの発表を評価しあった。

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次週は、教員と他グループに向けてプレゼン発表をする予定である。

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令和元年6月6日 イギリス研修事前学習③「イギリスの政治・経済について」

本校同窓会館ゆ~かり館において、イギリス研修に参加する生徒(2年)10名を対象に、イギリスに滞在している英国国際教育研究所の坂出義子さんとテレビ会議を行った。今回は、「イギリスの政治・経済」についてお話しして頂いた。EU離脱問題、移民・難民問題や男女間格差について詳しく現地の受け止め方にふれながら講義をしていただいた。

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令和元年6月7日 伝統工芸に関する京都へのフィールドワーク

普通科2年生の4人が京都の企業に伝統工芸についてフィールドワークに行きました。「和える」では日本の伝統文化の継承者に対して子ども向けの商品を提案し、作成することによって伝統文化を守るという取り組みを聞きました。研究テーマに合致する内容でしたので、会社と職人さんとの関係やコンセプトについて多くの質問を行いました。

次に身体障碍者の方による組み紐文化を守る活動をされている西陣工房を訪問しました。従業員の方と一緒に組み紐を作成し、お話を聞きました。

最後に、安達組ひも館を訪れ、組み紐の技術継承者がいないことや中国製の製品に押され、仕事としてなかなか成り立たない現状をお聞きしました。組み紐による新たな製品を思いついたら提案をしてほしいと言っていただきました。

このフィールドワークでは「伝統産業をどのように守り、継承していくのか?」というかなり難しい問いへの挑戦だとわかりました。その分、やりがいがあるのではないでしょうか。

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令和元年6月5日 創造応用ⅠS 都市工学 講義「まちづくりに関する研究について・ベトナムの都市について」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(2年)理系選択者21名を対象に、大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 澤木昌典氏をお招きし、講義を行っていただいた。講義の前半は、澤木先生の研究室における研究についてお話しをしていただき、都市環境デザイン学領域という分野がどのようなものなのか、そしてその分野においてどのようなことが課題とされているのかを知ることができた。講義の後半では、ベトナムの都市についてお話していただき、ベトナムの主要都市、文化、環境について知ることができた。創造応用ISの都市工学で行う予定の研究についても説明していただいた。また、7月下旬のベトナム研修旅行に参加する生徒もおり、現地へ行った際にどのような部分に着目するべきかを考えることができた。

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令和元年6月4日 創造基礎B8班「ナカムラマッチ」

マッチ産業をテーマに研修している創造科学科4期生(1年)8班の5名が、苅藻にある株式会社ナカムラ代表取締役社長の中村和弘氏にお話を伺った。長田の地場産業であるマッチ工業は、戦前に全盛を迎え、戦後に生活様式の変化とともに衰退してきた。長田区のマッチ製造はナカムラマッチ1社のみとなっている。中村市からマッチ産業の現状と課題、新たな挑戦についてお話を伺い、工場も見学させていただいた。今後生徒は、マッチの安全性向上や活用の可能性、デザインの活用などについて研究を深めていく予定である。

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〈生徒感想〉

今日のフィールドワークでは、マッチを製造する株式会社ナカムラさんを訪問しました。そこで中村さんからマッチの課題やそれに向けての取り組みについてお話を聞きました。課題は、ライターなどがあるので売れない、飛行機に持ち込めないので海外からのお客さんに買ってもらえない、職人が減っていることなどがありました。それに対して、デザインの工夫、マッチのデザインの雑貨や防災用のマッチの販売などいろんな取り組みをしていました。私たちも課題を解決する鍵をこれから考えていきたいと思います。

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令和元年6月4日 創造応用ⅠL「報道されない世界」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(2年)文系選択者を対象に、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)准教授のVirgil Hawkins氏をお招きし、「報道されない世界」をテーマに講義をしていただいた。

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講義の中で「国際報道はなぜこうなる?」という議題について生徒間でディスカッションを行い、メディアのあり方や必要性について深く考えるきっかけとなった。また、今後、研究活動を行っていく上で物事を素直に受け止めるだけではなく、批判的とらえることの大切さも学んだ。

〈生徒感想〉

今日講義を受けて、2時間の講義の間だけでも私が知らないことが数多くあって今回の講義では国際報道の割合や格差のグラフから日本で報道されていない問題があるということが題としてありましたが、それでも私の知ろうとする意識が足りていなかったのではないかと思いました。しかし、知ろうとしてもその手段がなければ私たちができることも限られているということもわかりました。それでも、「良いことをする前に悪いことを取り除こうと思った。」という思いは、先生が考えて今実行されていることで示されていて、考えるだけではなく他者を納得させられるような証拠を揃えて行動していくことが本当に大切だと感じました。そして、これは今までの講義でも感じたことですが、何にでも疑問を持つことが研究を進めていく中での一歩につながるのではないかと改めて思いました。一つの課題に対してその課題だけに対応できる策を考えるのではなく、根本的に解決していくために私は何ができるのかをこれからの研究で考えて進めていく必要があるなと思いました。

国際報道が非常に少ないというのは感じていて、取り上げられるものも政治関係のものだけだなと昨年の新聞ノートを通して特に感じていた。今日は、その原因や理由について学べたのがよかった。具体例として、貧困やタックスヘイブンなどの最近の問題が取り上げられた記事が少ないこと、また、紛争の現状がほとんど報道されていないことに衝撃を受けた。日本のメディアは政府に操作されるようにも感じたし、都合の悪い事が報道されていない事実については客観的視点からみるとおかしいことだけど、日本人としての観点だと少々の贔屓が生まれてしまっても仕方ないのかなとも思った。ただ、公平な立場から情報を伝える役割を持つメディアが日本の政府を贔屓するのはおかしいことだし、あくまで自分たちが利益を得るという観点のみで情報を取捨選択しているのは間違っていると断言はできないが、本来の役割からはずれているとは感じる。そもそも国際問題に関心をもたない国民が多いことから需要が減っているので、国民の意識を少しずつ改める必要があるのかもしれない。

 

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令和元年6月3日 創造基礎B7班FW「カトリックたかとり教会」

「空き地・空き家の有効活用、外国人との交流」をテーマに研究している創造科学科4期生(1年)7班の5名が、長田の海運町にあるカトリックたかとり教会を訪問した。この教会の中では、FMわぃわぃという神戸長田の多文化・多言語コミュニティ放送局の方々が働いており、代表理事の金千秋さんにFMわぃわぃの歴史や活動内容などのお話を伺った。

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研究テーマへの解決策としてガーデンを使った外国人との交流会やSNSを使った広報などいくつか案を紹介させていただき、その1つ1つにアドバイスをいただきながら今後の活動の展望が見えてきた。

〈生徒感想〉

私達創造基礎B7班は、6月3日FMYY(わぃわぃ)の放送局を訪ね、金千秋さんにお話をうかがいました。金さんが現在企画していらっしゃる多文化共生ガーデンの構想、どのような経緯でFMYYがつくられたのかといった事を伺い、私達が現在計画している案について金さんにお話し、アドバイスや意見を頂きました。私達があまり意識できていなかった所をアドバイスして頂き、私達の活動にも賛同して頂く運びとなりました。まだ詳細は決定していませんが、たくさんの方にお世話になると思うのでご迷惑をかけることのないよう事前準備を徹底し、高校生目線での切り口を今後の計画等に盛り込んでいきたいと思います。

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令和元年6月3日 RRE「ポスター作成」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)40名がポスター作成を行った。6月19日(水)に行われる外国人留学生との交流に向けて作成したスピーチ原稿をもとに、視覚資料として活用するためのポスターを作製した。わかりやすく興味を持ってもらえるようにカラフルにしたり、絵や写真を入れるなどの工夫を行った。

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