令和元年6月6日 イギリス研修事前学習③「イギリスの政治・経済について」

本校同窓会館ゆ~かり館において、イギリス研修に参加する生徒(2年)10名を対象に、イギリスに滞在している英国国際教育研究所の坂出義子さんとテレビ会議を行った。今回は、「イギリスの政治・経済」についてお話しして頂いた。EU離脱問題、移民・難民問題や男女間格差について詳しく現地の受け止め方にふれながら講義をしていただいた。

カテゴリー: SGH(学科3期生), グローバルリサーチ, 創造科学科3期生 | 令和元年6月6日 イギリス研修事前学習③「イギリスの政治・経済について」 はコメントを受け付けていません

令和元年6月7日 伝統工芸に関する京都へのフィールドワーク

普通科2年生の4人が京都の企業に伝統工芸についてフィールドワークに行きました。「和える」では日本の伝統文化の継承者に対して子ども向けの商品を提案し、作成することによって伝統文化を守るという取り組みを聞きました。研究テーマに合致する内容でしたので、会社と職人さんとの関係やコンセプトについて多くの質問を行いました。

次に身体障碍者の方による組み紐文化を守る活動をされている西陣工房を訪問しました。従業員の方と一緒に組み紐を作成し、お話を聞きました。

最後に、安達組ひも館を訪れ、組み紐の技術継承者がいないことや中国製の製品に押され、仕事としてなかなか成り立たない現状をお聞きしました。組み紐による新たな製品を思いついたら提案をしてほしいと言っていただきました。

このフィールドワークでは「伝統産業をどのように守り、継承していくのか?」というかなり難しい問いへの挑戦だとわかりました。その分、やりがいがあるのではないでしょうか。

カテゴリー: グローバルリサーチ | 令和元年6月7日 伝統工芸に関する京都へのフィールドワーク はコメントを受け付けていません

令和元年6月5日 創造応用ⅠS 都市工学 講義「まちづくりに関する研究について・ベトナムの都市について」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(2年)理系選択者21名を対象に、大阪大学大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 澤木昌典氏をお招きし、講義を行っていただいた。講義の前半は、澤木先生の研究室における研究についてお話しをしていただき、都市環境デザイン学領域という分野がどのようなものなのか、そしてその分野においてどのようなことが課題とされているのかを知ることができた。講義の後半では、ベトナムの都市についてお話していただき、ベトナムの主要都市、文化、環境について知ることができた。創造応用ISの都市工学で行う予定の研究についても説明していただいた。また、7月下旬のベトナム研修旅行に参加する生徒もおり、現地へ行った際にどのような部分に着目するべきかを考えることができた。

IMG_2677 IMG_2682 IMG_2683

 

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 令和元年6月5日 創造応用ⅠS 都市工学 講義「まちづくりに関する研究について・ベトナムの都市について」 はコメントを受け付けていません

令和元年6月4日 創造基礎B8班「ナカムラマッチ」

マッチ産業をテーマに研修している創造科学科4期生(1年)8班の5名が、苅藻にある株式会社ナカムラ代表取締役社長の中村和弘氏にお話を伺った。長田の地場産業であるマッチ工業は、戦前に全盛を迎え、戦後に生活様式の変化とともに衰退してきた。長田区のマッチ製造はナカムラマッチ1社のみとなっている。中村市からマッチ産業の現状と課題、新たな挑戦についてお話を伺い、工場も見学させていただいた。今後生徒は、マッチの安全性向上や活用の可能性、デザインの活用などについて研究を深めていく予定である。

IMG_3182 IMG_3186 IMG_3187 IMG_3192

〈生徒感想〉

今日のフィールドワークでは、マッチを製造する株式会社ナカムラさんを訪問しました。そこで中村さんからマッチの課題やそれに向けての取り組みについてお話を聞きました。課題は、ライターなどがあるので売れない、飛行機に持ち込めないので海外からのお客さんに買ってもらえない、職人が減っていることなどがありました。それに対して、デザインの工夫、マッチのデザインの雑貨や防災用のマッチの販売などいろんな取り組みをしていました。私たちも課題を解決する鍵をこれから考えていきたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科4期生), 創造科学科4期生 | 令和元年6月4日 創造基礎B8班「ナカムラマッチ」 はコメントを受け付けていません

令和元年6月4日 創造応用ⅠL「報道されない世界」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科3期生(2年)文系選択者を対象に、大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP)准教授のVirgil Hawkins氏をお招きし、「報道されない世界」をテーマに講義をしていただいた。

IMG_5533 IMG_5538 IMG_5542 IMG_5546

講義の中で「国際報道はなぜこうなる?」という議題について生徒間でディスカッションを行い、メディアのあり方や必要性について深く考えるきっかけとなった。また、今後、研究活動を行っていく上で物事を素直に受け止めるだけではなく、批判的とらえることの大切さも学んだ。

〈生徒感想〉

今日講義を受けて、2時間の講義の間だけでも私が知らないことが数多くあって今回の講義では国際報道の割合や格差のグラフから日本で報道されていない問題があるということが題としてありましたが、それでも私の知ろうとする意識が足りていなかったのではないかと思いました。しかし、知ろうとしてもその手段がなければ私たちができることも限られているということもわかりました。それでも、「良いことをする前に悪いことを取り除こうと思った。」という思いは、先生が考えて今実行されていることで示されていて、考えるだけではなく他者を納得させられるような証拠を揃えて行動していくことが本当に大切だと感じました。そして、これは今までの講義でも感じたことですが、何にでも疑問を持つことが研究を進めていく中での一歩につながるのではないかと改めて思いました。一つの課題に対してその課題だけに対応できる策を考えるのではなく、根本的に解決していくために私は何ができるのかをこれからの研究で考えて進めていく必要があるなと思いました。

国際報道が非常に少ないというのは感じていて、取り上げられるものも政治関係のものだけだなと昨年の新聞ノートを通して特に感じていた。今日は、その原因や理由について学べたのがよかった。具体例として、貧困やタックスヘイブンなどの最近の問題が取り上げられた記事が少ないこと、また、紛争の現状がほとんど報道されていないことに衝撃を受けた。日本のメディアは政府に操作されるようにも感じたし、都合の悪い事が報道されていない事実については客観的視点からみるとおかしいことだけど、日本人としての観点だと少々の贔屓が生まれてしまっても仕方ないのかなとも思った。ただ、公平な立場から情報を伝える役割を持つメディアが日本の政府を贔屓するのはおかしいことだし、あくまで自分たちが利益を得るという観点のみで情報を取捨選択しているのは間違っていると断言はできないが、本来の役割からはずれているとは感じる。そもそも国際問題に関心をもたない国民が多いことから需要が減っているので、国民の意識を少しずつ改める必要があるのかもしれない。

 

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 令和元年6月4日 創造応用ⅠL「報道されない世界」 はコメントを受け付けていません

令和元年6月3日 創造基礎B7班FW「カトリックたかとり教会」

「空き地・空き家の有効活用、外国人との交流」をテーマに研究している創造科学科4期生(1年)7班の5名が、長田の海運町にあるカトリックたかとり教会を訪問した。この教会の中では、FMわぃわぃという神戸長田の多文化・多言語コミュニティ放送局の方々が働いており、代表理事の金千秋さんにFMわぃわぃの歴史や活動内容などのお話を伺った。

IMG_5506 IMG_5516 IMG_5520 IMG_5522

研究テーマへの解決策としてガーデンを使った外国人との交流会やSNSを使った広報などいくつか案を紹介させていただき、その1つ1つにアドバイスをいただきながら今後の活動の展望が見えてきた。

〈生徒感想〉

私達創造基礎B7班は、6月3日FMYY(わぃわぃ)の放送局を訪ね、金千秋さんにお話をうかがいました。金さんが現在企画していらっしゃる多文化共生ガーデンの構想、どのような経緯でFMYYがつくられたのかといった事を伺い、私達が現在計画している案について金さんにお話し、アドバイスや意見を頂きました。私達があまり意識できていなかった所をアドバイスして頂き、私達の活動にも賛同して頂く運びとなりました。まだ詳細は決定していませんが、たくさんの方にお世話になると思うのでご迷惑をかけることのないよう事前準備を徹底し、高校生目線での切り口を今後の計画等に盛り込んでいきたいと思います。

カテゴリー: SGH(学科4期生), 創造科学科4期生 | 令和元年6月3日 創造基礎B7班FW「カトリックたかとり教会」 はコメントを受け付けていません

令和元年6月3日 RRE「ポスター作成」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)40名がポスター作成を行った。6月19日(水)に行われる外国人留学生との交流に向けて作成したスピーチ原稿をもとに、視覚資料として活用するためのポスターを作製した。わかりやすく興味を持ってもらえるようにカラフルにしたり、絵や写真を入れるなどの工夫を行った。

IMG_0498 IMG_0500 IMG_0502

カテゴリー: SGH(学科4期生), 創造科学科4期生 | 令和元年6月3日 RRE「ポスター作成」 はコメントを受け付けていません

令和元年5月30日 イギリス研修事前学習②「英国の歴史」

本校同窓会館ゆ~かり館において、イギリス研修に参加する生徒(2年)10名を対象に、イギリスに滞在している英国国際教育研究所の坂出義子さんとテレビ会議を行った。今回は、「英国の歴史」お話しして頂いた。チューダー朝とヨークの関係やロンドンの金融街、シティの歴史などイギリス研修旅行で訪れる場所に関する歴史を中心に話していただいて、生徒の研修旅行に対する意欲も高まった。

IMG_2674 IMG_2675

カテゴリー: SGH(学科3期生), グローバルリサーチ | 令和元年5月30日 イギリス研修事前学習②「英国の歴史」 はコメントを受け付けていません

令和元年5月22日 創造応用ⅠS「生物①」

本校生物実験室において、創造科学科3期生(2年)理系選択者21名を対象に、生物の探究活動を行った。今回はオオカナダモの光合成による二酸化炭素の消費を観察した。まず各班オオカナダモとpHを7.0に調節したBTB溶液を入れた試験管を2本用意して、一方には光を照射し、もう一方にはアルミホイルを巻いて光を遮断した。そして、試験管内のpHが二酸化炭素の消費によって7.5に変化するまでの時間をBTB溶液の色の変化を利用して計測した。次に、光度計を用いて各班で光の強さを調整し、全8班のデータを集約して光合成に最適な光の強さを考察した。

IMG_2668 IMG_2660 IMG_2666 IMG_2665

〈生徒感想〉

植物の光合成の仕組みを応用してエネルギー開発を行っていることに興味を持った。昨年の課題研究でルビスコの研究を行う際に、そもそも光合成の研究を行うのは光合成の効率を高めることで、植物の生産性を高め食糧問題を解決するためだと学習した。今回の授業では室内での栽培だけでなく、葉緑体の代替として光触媒を利用してエネルギーを生み出すという、植物を使わない方法という新たな視点での光合成の利用を学べたのはよかった。植物によって食料問題もエネルギー問題も同時に解決できるのは、とても重要なことだと思った。

生物において、物事の断片を見て、その順番や流れを読み取ることの重要性と難しさを知ることができた。実際に私たちが生物や動物の観察をするとなれば、私たちはその成長の断片しか観察することができません。そこからどれだけ観察し、ヒントとなるものを見つけ出し、その順序・流れを見い出すことができるかがポイントとなってくるということを学べた。

カテゴリー: SGH(学科3期生), 創造科学科3期生 | 令和元年5月22日 創造応用ⅠS「生物①」 はコメントを受け付けていません

令和元年5月16日イギリス研修事前学習①「イギリスの国と生活・文化」

本校同窓会館ゆ~かり館において、グローバルリサーチⅡ受講者(2年)と創造科学科3期生(2年)から選考されたイギリス研修旅行参加者10名の生徒を対象に、イギリスに滞在している英国国際教育研究所の坂出義子さんとテレビ会議を行った。今回は「イギリスの国と生活・文化」についての事前学習を行った。今年度のイギリス研修はヨークとロンドンにおいて、7月21日(日)~27日(土)の期間で実施する。坂出さんには、現地のプログラムをサポートしていただく予定である。

IMG_5429 IMG_5433

カテゴリー: SGH(学科3期生), グローバルリサーチ, 創造科学科3期生 | 令和元年5月16日イギリス研修事前学習①「イギリスの国と生活・文化」 はコメントを受け付けていません