ギターアンサンブル部 2019年度活動の記録 3学期

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2020/2/2作成
・インターナショナルデイの記事を掲載しました

インターナショナルデイ

2020/1/30 本校講堂

新型肺炎の影響で松江二中の訪問が中止となり、本校生だけでの実施となりました。オープニングで演奏を披露しました。

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令和2年1月28日創造基礎B FW「がまっち」打ち合わせ

マッチをテーマに活動している創造科学科4期生(1年)8班の生徒4名が、㈱ナカムラと㈱喜市に分かれて打ち合わせを行った。マッチを収納するがま口の財布「がまっち」の試作品を喜市さんに作成していただき、生徒はそれをベースに試行錯誤をしている。ナカムラさんでは代表取締役社長の中村和弘氏にマッチの入れ物としての機能面について、喜市さんでは代表取締役の片山喜市郎氏に試作品の微調整についてアドバイスをいただいた。

〈生徒感想〉

今回のフィールドワークでは、中村さんに多くのアイデアやアドバイスを頂いた。ギミックではなく板状の段ボールの穴の部分に刺すことやマッチラベルのデザインを印刷してシールとして貼ることなどだ。また、最終ゴールをどうするかの話をした際に、展示も販売も意外と簡単にできることを知り、今後の展望が見えてきた。Kiichiさんにフィールドワークに行っている班員とも話し合って、考えを固めていきたいと思う。

今日はkiichiさんにFWにいき、話し合いを行った。片山さんからいろいろとアドバイスをいただくことができ、まだまだ私たちが未熟であると確信したので、自分たちで出来ることを考え、工夫して「がまっち」の実験や試作を行っていきたいと思った。またスケジュールに関しても、もっとつめていかなければいけないと思った。がまっち完成に向けて、目的を明確にして班員で役割分担をして各々責任を持って、取りかかっていこうと思う。

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令和2年1月27日 創造基礎A 薮中三十二氏講義「米中対立における日韓関係の位置づけ」

本校同窓会館において、創造科学科4期生(1年生)40名を対象に、立命館大学客員教授・外務省顧問の薮中三十二氏をお招きし、「米中対立における日韓関係の位置づけ」というテーマで講義を行った。前半は、グローバルリーダーの資質やトランプ大統領と米国の世界に与える影響について生徒と議論しながら話を進めていただいた。後半は、今後の日米関係のあり方について「日米同盟の強化」「自衛力の強化」「多角外交の推進」という3つ観点からディベートを行った。そのうえで、日韓の現状とこれからについて講義をしていただいた。講義時間は3時間半に及び、生徒からは質問が途絶えることなく熱気に満ちた講義となった。

〈生徒感想〉

今回は大きく分けて2つのことを学んだ。グローバルリーダーの力についてと、薮中氏の考える外交と世界情勢だ。まず、グローバルリーダーにとって必要な力は簡潔にまとめると自分の考えを持ち、それを発する力だ。その力を持っていることでグローバル社会では十分な交渉ができて、強く生きれるということだ。次に、外交と世界情勢についてだ。様々な点において日本は外交のターニングポイントに立っていると思う。中国が日本に近寄っている点、ASEANに信頼されている点、アメリカと仲の良い点、日本の経済力や文化がまだ素晴らしい点においてだ。その今をより良い方向へもっていくのが、私たちの世代であることも改めて感じた。

この講演を聞いて、活発に議論したことで、クラスのみんなは(僕も含めて)多くが薮中さんの意見に賛同したと思います。しかし、それだけでいいのでしょうか?このままでは他の凄い人の意見を信じてばかりだと薮中さんからの隠されたメッセージが見えるような気がします。韓国との交渉においても、自分の言うべきことはしっかりと言う必要があるのと同じように、私たちも自分の意見を持つべきだということだと思います。今回3パターンの日本の防衛方法について議論をしたときに、思い切って自分の意見を言うことができ、そのような力が身についたと思います。今後は、その意見を正確・簡潔にまとめて話す力をつけていきたいと思います。

グローバル人材について、実は世界にもグローバル人材が多くいるわけではなく、日本でもすべての人がなる必要はない。また、世界ではいきすぎたグローバル化により、バックラッシュが起きている。そんな中、日本は少子高齢化等の課題を背負っているため、海外進出をせざるをえない。そんなグローバル人材に求められるのは「自分の考えを伝える力」である。コミュニケーションは双方向であり、特に対外の交渉では自分の意見を述べないと、すぐに相手のペースに飲み込まれてしまう。攻めて、むしろKYになることが大事だ。人間力も必要かもしれないが、定義が難しい。色々なことに関心、疑問をもつことや、自国と相手の国の歴史を知ったりすることが、自分を深めることにつながり、それらが高じて人間力に繋がるのではないか。お互いで意見を出し合い、本質的な問いかけを続けることも重要である。

国際社会での交渉の場において「どうせ日本は言いなり」という偏見が強く結びついており、それが外交力の欠如に繋がっていると聞いた。その偏見をなくすために日本が何度も主張をして、それまでのイメージを払拭することが重要になるのではないかという意見を持った。また、トランプ氏は元ビジネスマンということもあり、自分の考えで即決する傾向にある、つまり自分中心で物事を進める癖があると聞いた。そのことが仲間(同盟)を大切にするというアメリカの伝統を打ち破るという事態に繋がり、古来から大切にされてきた中東との関係も簡単に切ろうとするような安易な行動に走っているのだなと意見を持った。”アメリカファースト”は一見アメリカ国民のための政策のように見えるが実際はアメリカ国民の首を絞めているのではないかという意見を持った。

今世界で最も深刻な問題になっているのは「アメリカの力が強すぎること」である。現アメリカ大統領のトランプ氏は、瞬発的に物事を考え行動する人で、先のことをあまり見通せていない人物。アメリカファーストの精神を掲げており、同盟や機構等、今までの制度が崩れ落ちている。大統領の力が大きくなり、また、SNSが広く普及したことにより、直接的に止める者がおらず、世界システムが瓦解し始めている。また、中国が着々と力をつけてきており、将来は、アメリカと対等に並ぶかもしれない。世界(特にアメリカ)が中国をどのように見ているかが、今最も注目すべき点である。そして日本も、ハードパワー、ソフトパワーともに大きく、世界からの評価も高く信頼も厚い。今の日本は「外交力」が試されている。韓国との問題も下手に出ず堂々とし、前向きな交渉を進めることが最も重要である。いかに日本の外交力を世界にみせられるかで、今後の立場が大きく変わる。

後半の講義で、日本は「1,これからもアメリカに頼り続ける」「2,軍隊を持ち、自分自身が強くなる」「3,中国などの諸外国と協力する」のどの道に進んでいくべきかという議論を3班に分かれて行った。その中で私は主に2つの力が身についた。1つ目は批判する力だ。あら探しというと聞こえが悪いが、相手の意見を聞いて筋の通らないところを見つけるためには、相手の意見を深く理解していなければならない。しっかりと聞き、穴を探し、指摘していく、それを繰り返していくことで、全体として良い結論が生まれると思う。2つ目は、メタ的に物事を捉える力だ。議論が盛り上がってくると、ついつい自分の意見だけを通そうと思いがちだが、一歩引いて俯瞰することで、物事の本筋を捉え直すことができ、冷静な判断ができると思った。

薮中先生は「みんながグローバル人材である必要はなく、世界を相手にする者のみがグローバル人材であればよい」とおっしゃっていましたが、私はそうは思いません。流通革命が起きた今、海外からの輸入品が日本の市場に広まり、国産の商品の売れ行きは減少傾向にあります。これは日本にグローバル人材が少なかったためではないでしょうか。私は「みんながグローバル人材である必要はない」のではなく、「グローバル人材しか生き残りが困難な市場」になっていくのだと思います。また、私は日本の国力を上げるのが最優先だと思いました。なぜならアメリカやアジア諸国と強いつながりを作るのには、日本に協力するメリットが相手にないからです。

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令和2年1月26日創造応用ⅠS「第12回サイエンスフェア」

甲南大学ポートアイランドキャンパス、ニチイ学館ポートアイランドセンター、において、第12回サイエンスフェア in 兵庫が開催され、本校創造科学科3期生(2年)の理系選択者21名が発表者として、創造科学科4期生の理系選択者26名が来年を見据えた見学者として参加した。サイエンスフェア in 兵庫とは、兵庫県内において自然科学の研究活動を実践している学校が一同に集い、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)校を中心に企画された大型イベントである。9月から実践してきた探究活動の内容を主体的にプレゼンテーションし、多くの高校生をはじめ、高校や大学の先生、さらには専門家からいろいろな指摘やアドバイスをいただき、改めて自分たちで進めてきた研究について振り返ることができた。他校の研究から学ぶべき点も多く、同じ県内の高校生が内容の深い研究を知り、互いに議論する姿も見られた。1年生は来年発表者として参加するイメージをつかめ、先輩の発表にも刺激を受けた。また、多くの企業や大学のプレゼンテーションもあり、いろいろな世代で交流を深めながら、自然科学の研究を楽しく味わうことができ、非常に有意義な1日になった。

<本校生の発表テーマ>

(物理班)太陽光パネルでより多くの電力をえるために

(化学班)泥を用いたゼロ円燃料電池の開発

(生物班)グリーンヒドラの細胞内共生

(数学班)「You tubeでバズれ!」    「寝てしまいやすい電車はどこか」

      「どうして会話は弾むのか」

(都市工学班)外国人にとっての日本らしさとは ~店の外観から考える~

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令和2年1月26日神戸ベトナム人協会主催 テトの集い

メリケンパークで開催されたテトの集いに外国人労働者に関する問題を研究している普通科グローバルリサーチⅡ受講生(2年)2名がテトの集いに参加し、その参加者にインタビューしました。多くの参加者に驚くとともに、様々な背景を持った多くの職種の方にお話を聞くことができ、研究を進めるのに有意義なフィールドワークとなりました。

(生徒の感想)

ベトナムの方達に初めて実際に会って話を聞くことができて、すごく刺激を受けた。海外の方にインタビューを初めてして最初は緊張したけれど快く答えてくれる方達が多く、とても助かった。インタビューをした人の中には日本にきてまだ3ヶ月の人がいて、それでも頑張って応えようとしてくれたのが嬉しかったし、まだ少ししか日本にいないのに私達と会話が出来ることは凄いと思った。この集まりに来ていた人達で日本語で会話をしている人達がいた事に驚いた。また、インタビューする中で、ベトナムの方達は年齢を聞くとすんなりは答えてくれなかったり、質問をしても具体的なことを自分からは話してくれなかったり少し日本人と違うところも感じることが出来た。日本に来たきっかけを聞くと、アニメや漫画と答える人も少なくはなくて、日本のこの文化が世界に広まっていることを改めて実感した。今回とても貴重な経験をすることが出来たのでしっかり研究に活かせるように頑張りたい。 

  ベトナム人の方々と話すのは、ベトナム研修以来で、ちゃんとやさしい日本語を話すことができるか、アンケートに答えてもらえるのか、とても不安な気持ちで向かったフィールドワークでした。でも、実際に会場で話しかけてみると、全く嫌がる素振りもせず、質問に、答えてくださってとても驚きました。初めはやはり、やさしい日本語が上手く使えず、「え、どういうこと?」と言われてしまうことが多く、難しいなぁとおもいながらアンケートをしていたけど、この言葉が難しいんだなと、いろいろコツを掴んできて最後にはしっかりとやさしい日本語が使えたと思います。 私は日本についてたくさんの不満があると思っていたけど、アンケートを行った結果、どのベトナム人からも不満はないという結果になり、予想と大きく違いました。この違いは、日本で報道されているニュースなどによって外国人労働者にはトラブルがあるという固定概念がしっかりつけられてしまっているからこそ感じた違いだと私は思います。 だから、このような外国人労働者についての考え方を少しでも変えることが出来るように課題と考察を論文をまとめながら考えて行けたらなと思います。 新しい発見がたくさんできたこのフィールドワークが出来てとても良かったです。

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令和2年1月25日 課題研究「兵庫・神戸・明石北高校交流発表会」

甲南大学ポートアイランドキャンパスにおいて、創造科学科4期生(1年生)40名が神戸高校総合理学科1年生、明石北高校自然科学科1年生とともに、自然科学に関する探究活動の成果をお互いに発表して交流する合同交流研究発表会を行った。生徒たちは、9月から研究してきた内容をポスターセッション形式で積極的に発表し、他校の発表にも主体的に質問するなど、活発な交流も行われた。当日は、これまで指導していただいた神戸大学の大学院生6名に参加していただき、プレゼンテーションの成果を評価していただいた。また保護者も多数来られており、質問やアドバイスをする光景も見られた。なお、優秀賞として2班が表彰された。

<発表テーマ>

1班 イオン液体で一攫千金!? ~NMR測定を用いた天然有機化合物の抽出~

2班 空からヤツらが降ってきた!! ~TNT換算を用いた隕石の爆風圧測定~

3班 No RuBisCO No 光合成 ~植物の未来に光を~

4班 おさかなたちの忘れ物 ~環境DNAを用いて~

5班 名探偵環境DNAたちの捜索 ~絶滅種の追跡者~

6班 水中の 食べ物ホンマに 安全なん? ~放射線測定から考える食品の安全性~

7班 プラごみ問題レスキュー隊! ~食虫植物による粘液溶解~

8班 ひかれあう原子の物語 ~液体による表面張力の違い~

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令和2年1月24日創造応用ⅠⅬ「ビジネスグランプリ表彰式」

長田区役所大会議室にて、創造科学科3期生(2年)の生徒が、日本政策公庫主催「第7回 創造力、無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」にて、セミファイナリスト(ベスト20)として表彰された。このグランプリは、 応募総数3,808件、応募高校数409校 の中からすぐれた提案に対して表彰を行うものである。兵庫県 (応募総数 138件(18校))からは本校のほかに、ベスト100に 蒼開高等学校(洲本市)、兵庫県立相生産業高等学校(相生市)、兵庫県立香住高等学校(香美町)、兵庫県立松陽高等学校(高砂市)が選出された。本校生徒は長田区の靴産業を活性化するために、鎌倉末期の武将楠木正成の甲冑をモチーフとした靴をデザインし商品化した。歴史や武将好きの若い女性に、インターネットと工場直販で販売するプランを考えた。

1 主催者あいさつ:日本政策金融公庫 神戸支店 国民生活事業統轄 竹村隆氏

2 来賓あいさつ:長田区長 増田匡氏

3 表彰状授与:「セミファイナリスト賞」

4 ビジネスプランの発表:「地場産業を活かした甲冑モチーフケミカルシュズの販売 」

5 受賞校あいさつ:本校校長 升川清則

6 協力企業あいさつ:三浦化学工業 代表 三浦泰一氏

神戸新聞「 兵庫高生考案のスニーカー 高校生ビジネスプランでベスト20に 」〈外部リンク〉

〈生徒感想〉

今回このような授賞式や発表の機会を与えていただき、うれしく思います。ここに来るまでにたくさんの方にご協力いただきました。実際この靴を制作するにあたっては三浦化学工業所さんのご協力は必要不可欠でした。完成した実物を最初に見たときは感動と達成感がありましたが、同時に三浦さんに感謝の念を感じました。そして長田区役所の方々が三浦さんを紹介してくださり表彰式の場所も用意していただきました。プランを作成することにおいて日本政策金融公庫の古川さんに御指南いただきました。またこの靴を作ることができたのは一年生の時の仲間や先生の力もあります。たくさんの人に支えられていたからこそ自分はこの活動によって多くを学ぶことができたと思います。今回東京で高校生ビジネスプラングランプリの最終選考会に参加して、優れたビジネスプランに必要なのは突出したアイデア力ではなく、身近な課題を見つめ直し、それを工夫によって解決に導くことだとわかりました。今後この靴を実際に販売するなど、プランを発展させていきたいと考えています。これによって長田の靴産業及び長田のまちの発展に貢献できたらと思います。

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令和2年1月22日創造基礎A「韓国から見た日本」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科4期生(1年生)を対象に、「韓国から見た日本」というテーマで講義を行いました。講師として、朝日新聞大阪本社社会部記者の武田肇氏に来ていたいた。武田氏は、今年の1月上旬までソウル支局の特派員として現地で取材されており、韓国に関する政治状況と現地の様子から、昨今の日韓における懸案事項について韓国側の目線から講義をしていただいた。

〈生徒感想〉

今回の講義を聞いて、事前学習の時は、なぜ韓国は日本に対して徴用工問題を掘り返すのかと韓国側が悪いという印象を持っていましたが、日韓の関係の悪化は互いに否があるのではと思いました。日韓関係が大きく崩れた原因の一つの徴用工問題は、日韓ともに歴史に忠実なところとそうでないところがあり、どちらも食い違っているように感じます。また、韓国は現金化、日本は経済的な報復措置を取るつもりで両国ともに被害が及ぶのは明確だが、どちらの国民も支持している人が多いのは、普段の情報メディアからの先入観があるのだと思いました。これ以上日韓関係が悪化するのを防ぐためには、まず、対応措置を支持する人の先入観を取り除くべきだと思います。国民からの支持が少なければ、国もすぐに行動には移すことはできないと思います。そして、国としては互いに要求に穴があり、そこで食い違いが生じているように感じるので、日本だけが妥協する必要は一切ないが、自分と相手の意見を省みて、2つの国が痛手を負う措置を取らないよう、リードしていくべきだと思いました。

今回の講義を通し、以前より韓国側の主張を理解できたように思う。正直なところ、韓国は日韓請求権協定という正式な合意すら無視するのかとも感じていたが、当時の韓国はクーデターによって誕生した独裁政権が支配していたと聞き、元徴用工側の主張も一理あるとも感じた。現時点では日韓ともにマスメディアによる一部の報道だけで加熱しすぎなのではないかと思う。今回の講義で自分たちが学ぶことが多かったのと同じように、冷静に考えれば相手国の歴史的背景について日韓両方とも知らないことが多いのではないだろうか。ただ一方的に自国の意見を通そうとするのではなく、相手国の歴史観を知るきっかけになればと思う。また、両国の歴史観のねじれから、両方ともが納得する、いわゆる抜本的な解決は難しいと思う。しかし、これ以上の対立はお互いにとって不利益であると考え、以前の協力関係に戻るべきだと感じた。

私は日韓関係の悪化について、日本側にも非はあるけれど韓国の方が悪いと思っていました。一体いつの話だ、もう解決したことを掘り返すなよ、と、うっとうしいという感情から始まり、最近でいう放射能五輪をあおるかのようなポスター制作などの陰湿な嫌がらせのような反日活動を韓国が繰り返す度にしょうもないと見下していたような感じでした。今日のお話を聞いたうえでも韓国人は理論的じゃないし、ちゃんと考えた上での行動なの?と思ってしまうような無鉄砲なデモも多いですから相手にしても無駄、と考えてしまいますが、それが日本側のダメなところだと思います。お互いが早期解決のために話し合っていればここまでひどくならなかっただろうに、この点に関しては日本政府のとった態度はよくなかったと思います。今日のお話で意外だったのは、韓国人の日本人のイメージが良いということです。でも日本人の若者が韓国に好印象を抱いているのは周りを見れば一目瞭然ですし、それはとてもいいことです(時折ニュース見ろよと心配にもなるほど知らない人がいますが)。武田さんもおっしゃっていたように、元徴用工について「もうやめよう」と声を上げられるのは私たち世代だと思うのです。戦争を知らないからこそ、大人たちが飛び越えられない壁も飛び越えられる気がします。

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上田能楽堂 能体験

本校73・74回生、計10名が 上田能楽堂にて中国の松江二中からの留学生受入れにあたり事前学習として能体験を行った。能の歴史を知り、お謡い、歩き方等を体験しながら、「謙虚」という能の心に触れることが出来ました。

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令和2年1月19日創造基礎B FW「トイズキッチン2」打ち合わせ

東志里池郷土館において、おもちゃ作りを通した世代間交流をテーマに活動している創造科学科4期生(1年)2班の生徒5名が、前回の実践活動「トイズキッチン」の第2段の企画説明をおこなった。志里池ふれあいまちづくり協議会の方々に、前回の反省を踏まえ万華鏡と駒という簡易なおもちゃの作製を提案し、今回は交流を中心に実施することを考えた。試作品を提示し、段取り等を相談して実施の了解を得てた。3月7日(土)に東志里池郷土館にて「トイズキッチン2」を行う予定となった。

〈生徒感想〉

今回は、東尻池郷土館にて、志里池ふれあいのまちづくり協議会の方々と話し合いを行った。12/7にイベントを終え、制作に時間がかかりすぎて遊ぶ時間が少ないこと、生徒が運営に必死で子供と関われなかったこと、準備段階を生徒だけでしょうとしすぎたことなど、沢山の反省点が見つかった。また、一度の開催ではその場限りで世代間交流が終わってしまい、私達の目指す社会にはならないのではないかと感じた。以上のような理由から、3/7、約一ヶ月半後にトイズキッチン2を開催することを決定した。次のフィールドワークまでに、試作品の材料を揃えたり、大体のタイムテーブルを作成したり、ポスターを作ったりなど、できることをしっかりと準備していきたい。

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