平成27年6月10日創造応用ⅠS(物理・生物)

今週は自分で選択した物理あるいは生物の2回目の講座で、前回と同じように課題が与えられ、課題解決に向けてグループでコミュニケーションを取りながら議論し、主体的な実習を行いました。

物理では「日常生活で使われている乾電池の起電力を調べよ」という課題に挑戦しました。乾電池の電圧は中学でも習ったように知識として1.5[v]と知っていても、実際に乾電池を使用して回路を作成し、すべり抵抗器を使って内部抵抗の値を変化させながら、電流と電圧の値を測定し、グラフを作成して実験から乾電池の起電力を推定しました。理論値との誤差も考慮しながら、最後は各グループによるプレゼンテーションも行い、1.5[v]に近い値を求めることができたグループもいくつか見られました。

また生物は、「タンポポの種子を用いて落下速度を求めよ」という課題が出され、まずは顕微鏡を用いて種子の観察を行いながら種子の大きさを測定し、仮説を設定しました。その後、実際に外へ出て実習を行い仮説の検証を行いながら、より正確に落下速度を求めようと工夫を重ねました。

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<生徒の感想>

抵抗器を用いて抵抗の値を変化させながら電流と電圧を測定した結果をグラフにし、電池の起電力を推測したが、電池に記載されている値よりも大きくなり、その誤差が熱などの電気以外のエネルギーによるものだとわかり、とても興味を持ちました。中学生の時に用いた電流計や電圧計を用いてデータを測定することで、電池の起電力を推測できることがとても有意義でした。

今までの創造応用の探究活動では、知識がある人にそれ以外の人がついていくという感じで、一部の人に頼ってしまう感じがありましたが、今回はグループ全員でコミュニケーションを図りながら意見を出し合い、それぞれの役割を決めて活動でき、チームワークの大切さを学ぶことができました。

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平成27年6月10日創造基礎B FW「空き地・空き家」

長田区役所において、「空き地・空き家の活用」をテーマに研究している8班が訪問し、長田区まちづくり課課長 田中丈之氏にお話しを伺いました。空き地と空き家は別の部署の所管であるため、今回は田中氏に空き地・空き家の法律上の位置づけや、その活用の難しさと事例についてお話をしていただきました。以下は生徒の感想です。

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先日のフィールドワークをふまえて、今日は長田区役所へ行きました。そこで私たちは課長の田中さんにお話を伺いました。今日わかったことは、「空き地と空き家は全くの別物である」ということです。資金が市民の税金である以上、行政が直接それらを整備することは無理で、憲法や法律にのっとって勧告やアドバイスをすることしかできないそうです。また、先日のフィールドワーク先であったスタヂオ・カタリストの方の活動が成功しているのは奇跡に近いということも知り驚きました。今回は空き地について詳しくお話を伺ったので空き家についてや駒ヶ林について、お話を伺えたらいいなと思いました。その過程で詳しい課題設定をしていきたいです。

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平成27年6月9日創造基礎B FW「菊水温泉」

新長田にある老舗銭湯「菊水温泉」に、「銭湯で外国人と交流しよう」というテーマで研究している2班が訪問し、三代目店主の下向井博氏にお話しを伺いました。また、銭湯にも入湯し、前回入った「ゆえ~ぶなぐら」と比較しながら銭湯にも入湯しました。

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今回は菊水温泉さんにお邪魔させていただきました。これまで2つの銭湯にお邪魔させていただいて共通して出てきた課題は、利用客の減少、世代のかたより、値段の大小、運営の難しさ、スーパー銭湯など大手との競争です。そして私達個人で設定した外国人利用客の問題です。それらの課題解決のため、2パターンの解決策を考えました。1パターン目はすぐに効果が出そうな解決策です。1、SNSで銭湯について紹介、広く知ってもらう。2、組合の企画しているスタンプラリーに参加、高校生の活気をプラスし、共同で考えさせてもらう。の2つです。2パターン目は長い目で見て利用客が増えそうな解決策です。1、子供の銭湯に触れあう機会を増やす。です。1パターン目は、SNSや現在ある企画を利用するため、結果が出やすいことが利点です。2パターン目は、若い人の公衆浴場への抵抗を考え、長い目で見て利用客が増える確率が高そうな事が利点です。また、外国人利用客の課題については、身近な外国人に紹介し、そこから輪を広げていく。です。この課題についての課題解決策については現在答えが一番分かり辛く、手探りの状態です。今回のフィールドワークを生かし、課題解決により深く取り組んでいきたいと思います。

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平成27年6月9日RRE「What attracts you in Kobe?」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、RREの授業を「What attracts you in Kobe?」というテーマで実施実施しました。前回、神戸のまちの魅力について調べ、今回はその調査結果をもとに英語で発表する原稿を作成しました。また、説明を補助するスライドも作成しました。

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平成27年6月8日創造基礎B FW「長田神社」

長田神社において、「長田で有名なものを使ったお菓子を開発」をテーマに研究している6班が訪問し、長田神社禰宜 佐々木知行氏からお話を伺いました。長田神社の宝物庫にある御神輿や古式追儺式で使われていた鬼の面を見せていただき、楠宮稲荷社のアカエイの絵馬についても説明をしていただきました。他にも「夜泣き石」のエピソードや長田神社と他の神社での鬼の扱われ方の違いについてもお話をいただきました。以下は生徒のレポートです。

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私達は長田神社の禰宜さんである佐々木さんにお話を伺いに行きました。宝物庫のお神輿や鬼のお面など貴重なものを見せたいただき、長田神社の歴史や伝統を知ることができました。佐々木さんの話の中に鬼や赤エイ、お神輿に乗っている燕や鳳凰、ふくろうのグージーというキャラ、猿の人形などが出てきました。現時点でお菓子やパンという案が出ていますが商品開発は難しそうなので、それらをモチーフとしたパッケージなどを提案できるのではないかと思っています。

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平成27年6月5日創造基礎B FW「銭湯と外国人」

「銭湯で外国人と交流しよう」というテーマで研究している2班が、前回フィールドワークで訪れた「ゆえ~ぶなぐら」に実際に入湯してきました。以下は生徒のレポートです。

2班はこの前フィールドワークで話をお伺いした、ゆえ~ぶなぐらさんのお風呂に実際に入りに行きました。資料で、16時頃は定期的に同じ時間帯に通っている人が集中してい   る時間帯とあったのでその時間に行きました。お客さんにも話を聞きましたが、資料の通り、その時間帯に来ている人の多くは毎日来ている人や、1日おきに来ている人がほとんどでした。家で入るよりゆっくり入れるし、湯船で友人と会話をして楽しめるから来ているそうです。また、お客さんの年齢層は高齢者が多く、若い人はほとんどいませんでした。   いろんな世代の人や、外国人なども銭湯に足を運び、たくさんの人のコミュニティーの場となれば、長田の地域の結びつきが良くなると思います。そのためにどうすればいいかもこれから考えていきたいです。

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ここでは69回生の活動を紹介していきます。

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2015/10/9:京都遠足

 

resize0006天気にも恵まれ、69回生2年生が京都を満喫しました。
清水寺、北野天満宮、金閣寺などをまわり、歴史を感じられた一日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

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2015/9/16:体育祭

今年の定期戦は雨のため、残念ながらいくつかの種目は結構できませんでした。
しかし、雨に濡れながらも全力を尽くしました。
以下、その様子をご覧ください。

仮装リレー&騎馬戦

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おろせません勝つまでは

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学級旗

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2015/5/7:春季定期戦

神戸高校で行われる春の定期戦!兵庫高校生として誇りをもって戦いました。
以下、その様子をご覧ください。

柔道 3-1
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サッカー 3-0
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女子バレーボール 2-1

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男子バレーボール 2-0
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女子ソフトテニス 3-2
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男子ソフトテニス2―3
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野球 8-10
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5-2で総合優勝!前回の雪辱を果たしました。

2015/4/28,29:文化祭

28日は校内祭,29日は一般祭の日程で文化祭が行われました。
その様子を一部ご覧ください。

開会式での書道部パフォーマンス
開会式

 

 

 

 

 

2年生は校内で、たこせんやクレープの販売やお化け屋敷を行いました。
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武陽祭でのステージ
武陽祭り

 

 

 

 

 

 

2015/4/14:歓迎遠足

毎年恒例の1年生を迎える歓迎遠足!今年は天気こそ雨でしたが、生徒会を中心に様々な企画が行われました。

ユーカリの葉

ブヨウバヤシ

 

 

 

 

 

タテワリ

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平成27年6月3日創造応用ⅠS(数学)

今回は数学の2回目の講座で、前回に引き続き統計学の講義を最初に聞き、データの相関関係について理解した後、実際の2つのデータを基に相関関係についてグループで探究活動を行いました。データの相関関係については、まず散布図を作成し、実際のデータをプロットすることで正の相関があるのか、負の相関関係にあるのかを考察し、相関係数との関係について実習しました。後半はグループに分かれ、2つの項目の相関の強弱についてまずは仮説を設定し、データを基に計算し相関係数を求めることで、仮説の検証を行い相関関係について考察を行い、前回の数学における探究活動よりもチームとしてコミュニケーションを深めながら、効率的に課題に取り組みました。

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平成27年6月3日創造応用ⅠL 「わたしたちの難民問題」

本校HR教室において、創造応用ⅠLの授業で「わたしたちの難民問題」というテーマで、難民事業本部関西支部 支部長代行 中尾秀一氏にワークショップをしていただきました。難民の定義や難民の置かれている多様な状況など、世界各地で発生している難民問題について、生徒と対話しながら深めていきました。以下は生徒の感想です。

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難民、日本に住む我々にとってはあまり縁のない言葉のようで実は深く関わっている。しかし、現実では日本はあまり難民保護の視点からするとあまり積極的な態度ではない。ということを中尾さんの話を聞いてわかった。しかし、今回のワークショップという形での授業は少しでも難民の考え方がわかるようなものでもあった。自分たちで何をどうするか決めて逃げる、そして回りと比べる。そして、難民と呼ばれるものの現実を知ることによって我々の生活との差がわかる。少しでも、その事がわかったことによって国際社会の考え方のわからなかった一部となった。しかし、まだ能力の低さというものも実感できた。グローバル社会を支える世代として、これからも頑張っていきたいです。

「難民」という言葉は今まで何度も耳にしてきた。しかし授業の冒頭でいきなり、○✕形式で「こういう状況にある人は難民と言えるか?言えないか?」を判断しろと言われて、私は全く分からなかった。講師の方に「なぜ✕にした?」と聞かれても、まともな理由を言うことができなかった。少しショックを受け、その後、難民についていろいろ教えていただいた。まず、「難民」には、明確な定義はないが条件がいくつかある。その条件に照らし合わせてその人が難民かそうでないかの線引きをすることがとても難しいと感じた。そして、今も世界中に難民の方がたくさんおられ、そしてそのうちの多くが幼い子供である。日本にも現在難民の方が多く住んでおられるが、私は特にその幼い子供たちの将来のために、現在行っている日本語教育や社会に適応するためのサポートをより一層充実させるべきだと考えた。

今日の講義で、難民という、自分の中でとても曖昧だったものが、現実的に見えた。内容はどれも初めて聞くものではなかったが、ちょっとしたワークショップで考えながら話を聞くことで、さらに理解を深められたと思う。今回の講義で難民の基礎知識を得たことで、研究してみたいという興味が湧いた。研究テーマを決めていく貴重な材料になった。

今回のお話を聞いて私は難民について少し興味を持つことができました。今までは難民の基準さえ知らず、漠然と生活が苦しい人のことなのかな、という感じでした。しかし、今回のお話を聞いて、しっかりと理解することができました。また、自分が思っていたよりも過酷な世界なんだなと感じました。お話のされ方も、すごく分かりやすく、ただ聞くだけでなく参加型だったので楽しかったです。難民についてもっと知ってみたいなと感じました。

難民についての知識をほとんど持っていなかったので、今日の講義はとても勉強になりました。一番衝撃だったのは難民が国外に逃げるときの船や飛行機などの映像です。すぐに壊れそうな船にたくさんの人が乗っていたり、今まさに飛び立とうとする飛行機にしがみついていたり、本当に命がけだなと思いました。難民を乗せた船が沿岸300mのところで終点だという話はひどいと思いました。人権なんかまるで無いんだなと思いました。命がけで日本に来た人たちには、日本に来て良かったと思ってもらいたいです。日本語を4ヶ月で習得するのは大変すぎるのでもう少し期間を伸ばしたり出来ないのかなと思いました。また、外国人お断りのアパートやマンションも少なくなっていけばいいのにと思いました。

今日の難民についてのお話を聞いてすごく難民に興味を持ちました。自分が思っていた定義とは違うところも多く、一言で難民といっても色々な背景を持つ方々がいることも初めて知りました。日本にいる難民の方はどのような思いで暮らしているのだろう、自国に平和が訪れた時難民の方は自国に帰るのだろうか、と終わってから色々な疑問が出てきたので是非三宮である勉強会に参加しようと思います!

今回の講習で難民という存在を今までより近くに感じられた。まず、迫害の恐れがある、保護を求めない、国外にいるという項目を満たしている人が難民と言われるそうだ。実際に国外へ逃げようとするときに、何を持っていくかということを考えるワークショップも行った。二つのグループに別れて話し合いを行ったが、そのどちらのグループにもスマートフォンを持っていくという意見がでた。しかし、これは私たちが高校生でも当たり前のようにスマートフォンを持っているからこその結果だと思い、実際の難民は地図もなにも無い状態で避難していることも多いと聞き、納得した。また、避難するときの季節や年齢によって持ちものも変わってくると知り、詳しく知りたいと感じた。今年の夏休みに私はベトナムへ行くが、日本が受け入れている難民の中ではベトナム人が多いそうだ。そのような面での日本とベトナムとの関わりも考えながらベトナムへ訪れたいと思う。

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