令和5年2月10日「介護技能実習生との交流会」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(2年)文系選択者14名を対象に、県内在住介護技能実習生との交流会を実施した。本校では、英語の教材を用いて日本の技能実習生の現状と課題について学んだ。外国人技能実習生は交流会に先立ち、「多文化共生の環境づくり(主に防災面)」についての講義を(公財)兵庫県国際交流協会職員が実施し、本交流会に臨んだ。ひょうご外国人介護実習支援センター実習支援部長の梶本出氏の司会のもと、「社会環境・価値観等の違いからくる高齢者介護観について」をテーマに技能実習生と本校の意見交流を行った。高齢化率、扶養意識、居住環境等の違いからくる各国と日本の介護観について学び、「地域社会の一員」としての外国人介護技能実習生の受け入れや今後のあり方について考えを深めた。

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令和5年2月11日創造基礎B 「高取山スタンプハイク」

令和5年2月11日創造基礎B 「高取山スタンプハイク」

「高取山ウォークラリー」をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)3B班4名とボランティア参加の1名が、高取神社にて長田区役所主催「高取山スタンプハイク」のオープニングイベント「天空の鳥居『奉納太鼓』」に参加した。生徒2人が和太鼓奏者の橋元恵風氏とともに、バイオンリンとキーボードの奏者として「紅蓮華」を演奏した。100名ほどの参加者を前に、生徒は堂々と演奏し、イベントの開催を盛り上げることができた。次回、2月18日(土)には、輪投げやガラポン抽選会、ふるまいカフェでも活動する予定である。

【KOBE ROKKO WEST】高取山スタンプハイク2023 -(YouTube)

〈生徒感想〉

我々、創造基礎B3B班は、長田区の高取山の活性化を目指し、長田区役所をはじめ、民間のイベント業者やユースセンター、山中の茶屋や商店街の店、さらには音楽家や画家に至るまで多くの協力を得てイベント「高取山 スタンプハイク」を主催 している。昨年のイベントの参加者が減少しており、失敗は許されないイベントである。そんな中、2月11日に、和太鼓奏者の橋元恵風氏と私、他班のメンバーとで計3人のセッションを行った。結果として周囲からは非常に高く評価され、高取神社に100人ほどの人が集まる大盛況となった 「山開き」であった。このイベントの成功に至るまでに必要だったのは、①他者との協力関係と ②積極性であった。①今回のイベントでは今年度の創造基礎Bの中でも最多と言える多様 な協力者の方々を要した。高取山でのイベントは毎年2 月に伝統的に行われていたスケールの大きなイベントだったからだ。大規模なイベントを完遂させるには、一人一人の負担 をバランスよく分担しながら信頼関係を保ち続ける必要があると思う。今回の場合、たくさんの人々の暖かい協力のもとイベントを作ることができたからこそ11 日は成功できたのだと思う。②業者だけでなく、兵庫高校生も多くのことに関われるようにするには、演奏会 などの高校生が関わりやすいイベント内容を提案したり、元からのイベントで役割を買って出たりすることが大切であった。創造的、複眼的思考、地域との交流などは、実際に自分 が積極的に参画しない限り、いくら機会があっても得ることが出来ない。今回の演奏会も コストの関係で一時頓挫しかけたこともあった。しかし私は粘り強く交渉を続け、演奏会の 準備を整えることができた。このように活動の成功のために積極的かつ貪欲に動き続けることが、自らの能力はもちろん、活動そのものを成功させる大きな鍵になるのではないか。以上の2点を踏まえ、18日のイベントも成功に向けて努力していきたい 。

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令和5年2月9日GRⅠ「三ッ星ベルト」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)15名を対象に、三ッ星ベルト株式会社人事部長倉本信二氏に来校していただき、「地元企業の海外進出の現状とSDGsの取組」をテーマに講義をしていただいた。三ッ星ベルトは、本校所在地の神戸市長田区を代表するゴム産業のメーカーです。今回は、長田のゴム産業の歴史から始まり、企業紹介、海外展開とサプライチェーン、SDGsに関する取組みについて講義をしていただいた。生徒はアジア・ヨーロッパ・北米に工場や販売拠点をもつ三ッ星ベルトの強みを理解するとともに、メーカーのSDGsの取組みについて知ることができた。ESG(環境、社会、企業統治)の観点から三ツ星ベルトのあり方を学んだあと、「ダイバーシティ」をテーマに三ツ星ベルトの取組みについて意見や提案を行うワークショップを行った。

〈生徒感想〉

まず一番驚いたのは今では様々なところに使用されているゴムの産業発祥地の一つが長田であるということです。発達していった理由として挙げられていたのがマッチ産業の衰退や、神戸港との関わりでしたが、様々な状況や環境が整ってこそ産業が発達していくのだなと思いました。また、不況で売り上げが落ちてもV字回復しており、回復しにくい状況で業務形態などにおいて工夫を重ねる、柔軟かつ斬新な考えが必要とされるのだなと思いました。

倉本さんがお話の最後に、メーカーに勤めている中でのいちばんの喜びは自分たちで作ったものや売ったものを目にすることができることだとおっしゃっていたことが印象に残っています。また、三ツ星ベルトの福利厚生がとても充実していたことも印象的でした。「お星さま休暇」や「メモリアル休暇」など魅力的な休暇制度もたくさんあっていいなと思いました。他には会社の業績のところで、業績が落ちてもすぐにV字回復するというのをみて素直にすごいなと思いました。

CSR、SDGs、ESGなどにどれだけ積極的に取り組んでいるかが企業にとって重要視される部分であると学んだ。そのため、将来就職する企業を考える際に、その企業がどのような取り組みを行っているかという部分にもしっかり目を向けたいと思った。また、自分のイメージだけで選択肢を狭めてしまうのではなく、しっかりいろんな企業のことについて調べて、自分に合った職業を選択していくことができたらいいなと思った。

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令和5年2月8日 「創造応用I発表会」

創造科学科6期生(2年生)の40名が本校において創造応用I校内発表会を実施した。

文系生徒による社会科学分野の探究活動の英語によるプレゼンテーション、理系生徒による自然科学分野の研究発表を合同で行った。普段の創造応用の授業は文系と理系は分かれて実施しているが、創造科学科として双方の研究発表を聞くことで広い視野、多角的に物事をとらえる力を養うことを目的として発表会は合同で実施した。研究内容を分かりやすく他者に伝える力を養うことはもちろん、他者の研究内容を素早く理解して的確な質問するなど、これまでの教科「創造」で実践的に身に付けてきた力を存分に発揮する場となった。

講師として参加いただいた大学の先生からは、「興味深いテーマ設定がされており興味をもって発表を聞けた」「今回の発表で終わりにせず継続してデータを集め検証を続けて欲しい」という講評をいただいた。

【社会科学分野研究タイトル】

・小麦の価格伝達について

・日本における難民の自立プロセスの課題と解決法

・マイクロライブラリーで地域コミュニティ形成を図る

・日本の国際的な影響力は核軍縮への協力によって高まるか

・コミュニケーションロボットの活用による高齢者の行動変容

・『進撃の巨人』翻訳本から見える文化的背景

・カンボジア小学校におけるオンライン英語授業の開発と評価

・高等教育におけるICTを利用したデジタル教育を推進するには

・地方球場にどのようにして観客を集めるか

・教員のバーンアウトとチームワークの関連について

・小学校における外国人への偏見解消に向けた取り組み

・食料安全保障問題について

 

【自然科学分野研究タイトル】

・ディズニーランド全アトラクション攻略法

・テレビの視聴率の変化を統計学で探る

・プロ野球とパワプロをより楽しむために

・廃棄食品を原料とした機能性バイオプラスチックの開発

・地盤と液状化の関係

・液体を効率よく冷ます方法

・長田区内“ドバト”の分布調査

・バス路線の違いによるCO2排出量の変化と最適配置について

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令和5年2月7日 理数探究「校内発表会」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校ゆ~かり館において9月より取り組んできた理数探究の班別研究の校内発表会を行った。発表会には指導をいただいている神戸大学の大学院生や保護者の方にも参加いただいた。

研究期間が限られているなか、神戸大学の大学院生の方のサポートのもとテーマの設定から研究計画を立て、実験、観察、フィールドワークを行い、得られた結果をまとめて分析し考察を深める活動を行ってきた。授業時間だけでなく昼休み、放課後や少しの空き時間を利用して熱意をもって研究活動を行ってきた。また神戸大学での実験実習を通して研究を深め、他校との合同発表会を通して他者に研究を伝える際のポイントを実践的に学んできた。発表会は研究の結果はもちろん、熱意や思いが詰まったものになっていた。

講評をいただいた神戸大学の大学院生からは、「難しい研究内容でも理解を深め、粘り強く取り組もうとする姿勢が感じられた。」「興味深い研究が多く楽しんで発表を聞くことができた。」「考察に関連する論文を示すなど科学的根拠に基づいた考察ができていた。」と評価していただいた。

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令和5年2月6日グローバルリサーチⅡ「中間発表会」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)17名が、各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して発表(6分)、質疑応答(2分)を行った。今回は、龍谷大学経済学部講師の川元康一氏にオンラインで、大阪大学大学スチューデント・ライフデザインサポートセンター特任助教の金泓槿氏と同大学院基礎工学研究科博士後期課程の嶋田仁氏に対面で参加していただいた。講師には生徒の発表に対して、質問や指導助言をしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり

1班「トランスジェンダーが性別を気にせず使えるトイレの提案」

2班「REUSEに最適なペットボトルキャップの提案」

3班「高校生のマスク着用時の外観に関する自己評価-兵庫高校76回生対象の調査より-」

4班「水素発電の可能性を探る」

5班「ベトナムの小学生の栄養に対する改善 -掲示用ポスターを通じた食育の推進-」

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令和5年2月5日 高校生SDGs探究発表会

本校講堂にて、兵庫県教育委員会主催「高校生SDGs探究発表会」が開催された。本校は幹事校として、他校との調整や当日の会場準備等を担った。兵庫県下18校から約180の生徒・教員が参加した。プログラムは次のとおりである。

(1)開会行事

(2)基調講演

 講師 東京都市大学大学院環境情報学研究科教授 佐藤真久 先生

 演題「探究×SDGs-“複雑性”に向き合い、生涯を通して運用する探究能力の獲得へ-」

(3)パネルディスカッション

〔テーマ〕「探究の自覚化-何のための探究か-」

〔座 長〕佐藤真久 先生

〔パネリスト〕県立柏原高校、県立佐用高校、本校生徒3名

(4)ポスターセッション

(5)ポスター発表講評

〔講師〕神戸大学大学教育推進機構教授 石川慎一郎 先生

(6)全体講評・閉会挨拶

本校からは、パネルディスカッションのパネラーとして創造科学科生徒が参加した他、ポスターセッションに普通科グローバルリサーチ受講生(1年)の「在日外国人向け観光ポスター」と創造科学科6期生(2年)が創造応用Ⅰ(社会科学)の取組み内容を発表した。

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令和5年2月4日 理数探究「神戸高校/兵庫高校/明石北高校 3校合同研究発表会」

創造科学科7期生(1年生)の39名が神戸高校講堂において実施された神戸高校/兵庫高校/明石北高校3校合同研究発表会に参加した。3年ぶりに3校が集まり対面で実施することができたこの発表会は、1年生から科学技術分野に関する探究活動を推進する3校が合同で発表会を行うことで生徒の交流する力、発表する力、質問する力、議論する力などを向上させるとともに、科学技術への興味・関心を高め、学習意欲の高揚を図ることを目的としている。高校生ならではの身近な科学に関する内容を題材にした内容の発表が多く、他校の生徒がどのように研究を進め、どのように考察を深めているのかを知る機会となった。また質疑応答を行うことで研究内容をより深く理解し、実験方法や考察内容を再考するきっかけにもなった。発表後は発表を聞いた生徒からのアドバイスシートの内容をもとに班ごとに振り返りを行った。今回の発表をもとに2/7(火)実施の校内発表会の内容をブラッシュアップしていく。

また当日、各校の教員が審査員となり、各校1つの班が優秀賞として選ばれた。兵庫高校からは5班の「新湊川におけるなじみ深い生物の生息の有無とその周辺環境との関係性」が優秀賞に選ばれた。

生徒振り返りより【一部抜粋】

本日の合同研究発表会で、主に二つを得ることができた。まず1つ目が、相手に質問をすることの大切さだ。今回の発表会でも、質疑応答の時間があり、いろいろと質問をしたりされたりしたが、質問をされたときは、相手がしっかり理解できるようにいろいろ考えて、逆に質問をするときは相手の話を聞きながら内容もしっかり理解して、質問を考えなければいけない。とても大変だが、答えてもらっても理解を深められるし、逆に自分が答えても、そもそも自分が内容をしっかり理解できていないと答えることができないので、調べたことをより自分のものにできる。これらを今回の合同発表会で身にしみて感じたので、これらを今後の発表会でしっかり質問ができるようにいかしていきたいと思った。2つ目は、新しい関係だ。今回、明石北高校と神戸高校の方々と交流をして、意見を深めあうことができ、実際に仲良くなることもできた。この新しくできた関係を今後の活動でいかしていきたいと思った。

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令和5年2月2日 第13回高校生鉄人化まつり実行委員会(4)

第13回高校生鉄人化まつり開催に向けた第4回実行委員会議が神戸野田高校で行われた。4回目となる今回の会議には本校からは創造科学科7期生3名、育英高校からは生徒会5名、神戸野田高校からは生徒会2名が実行委員として参加した。

今回はステージで行う実行委員企画と、各校がブーズで行う展示の内容について検討を行った。実行委員企画では各校の実行委員で考えてきたアイディアを組み合わせてどのような形で実施するのか、またその詳細な内容についても話し合った。各校がブーズで行う展示については、昨年度の反省点をもとに現時点での展示物の内容を共有してどのような配置にすべきかを話し合った。次回の実行委員までに実際の展示物を作成に取り組む。

第13回高校生鉄人化まつりは令和5年3月19日(日)新長田若松公園鉄人スクエアで実施予定。

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令和5年2月1日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動⑫」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(25名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での12回目の探究活動を行った。

1週間後の2月8日に迫った創造応用Ⅰ校内発表会に向けて各研究班で最終準備に取り組んだ。

1月29日に実施された「サイエンスフェアin兵庫」で発表を行った物理1班と生物班はそこで他校の生徒から受け取ったアドバイスシートをもとに振り返りを行い、追加で必要な実験を行ったり、発表スライドの再検討を行った。化学班は神戸大学の秋本先生の助言をいただきながら発表練習を行った。数学班、都市工学班は発表のためのスライドの作成と発表の練習を行った。物理2班は得られた実験データの信頼性を高めるため再現性を確かめるための実験を行った。

創造応用Ⅰの発表会は次週2月8日(水)に社会科学分野の研究を行っている生徒と合同で実施する。

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